
1: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/21(木) 09:02:43.36 ID:???
スレ立て初なんで生暖かい目で見てくれ
まったり書いてくよ
まったり書いてくよ
2: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/21(木) 09:12:15.32 ID:???
シンジ「あ、おはよう、アスカ」
アスカ「おはよ…」
シンジ「なんかまだ眠そうだねw それに寝癖もすごいよ。顔洗ってきたら?」
アスカ「うん、そうする…」トコトコ
アスカ「おはよ…」
シンジ「なんかまだ眠そうだねw それに寝癖もすごいよ。顔洗ってきたら?」
アスカ「うん、そうする…」トコトコ
3: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/21(木) 09:22:18.26 ID:???
シンジ「もうすぐ朝ご飯出来るから、先にアスカの分もテーブルに並べちゃうよ」
アスカ「うん、そうしといて…。すぐ戻ってくるから」トコト、ピタッ。…クルッ。
アスカ「いつも美味しいご飯作ってくれてありがとね、シンジ」
シンジ「えっ? あっ、うん…」
アスカ「じゃ、顔洗ってくるから」トコトコ
シンジ「??」
ペンペン「クエ?」
アスカ「うん、そうしといて…。すぐ戻ってくるから」トコト、ピタッ。…クルッ。
アスカ「いつも美味しいご飯作ってくれてありがとね、シンジ」
シンジ「えっ? あっ、うん…」
アスカ「じゃ、顔洗ってくるから」トコトコ
シンジ「??」
ペンペン「クエ?」
4: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/21(木) 09:35:30.76 ID:???
ー朝食ー
ミサト「」グビッ、ゴク、ゴク、ゴク、プハー!!
ミサト「くぅー! きくー!! やっぱ、二日酔いの朝にはシンちゃんの作った味噌汁よねー♪ シンちゃん、お代わり!!」
シンジ「ミサトさん、塩分の摂りすぎは体に良くないですよ」
ミサト「いいの、いいの。気にしない、気にしない。はいッ、シンちゃんお願い♪」スッ
シンジ「あと一杯で終わりにして下さいよ、これで三杯目なんですから」
スクッ、トコトコ
ミサト「」グビッ、ゴク、ゴク、ゴク、プハー!!
ミサト「くぅー! きくー!! やっぱ、二日酔いの朝にはシンちゃんの作った味噌汁よねー♪ シンちゃん、お代わり!!」
シンジ「ミサトさん、塩分の摂りすぎは体に良くないですよ」
ミサト「いいの、いいの。気にしない、気にしない。はいッ、シンちゃんお願い♪」スッ
シンジ「あと一杯で終わりにして下さいよ、これで三杯目なんですから」
スクッ、トコトコ
5: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/21(木) 09:45:44.56 ID:???
ミサト「」グビッ、ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、プハー!!
ミサト「くぅぅー、きくぅー! やっぱ日本人の朝と言ったらご飯に味噌汁よね~♪ よくぞ日本人に生まれけりって感じだわ~♪」
シンジ「ミサトさん、人の話し、全く聞いてないですよね?」
ミサト「あ、ゴメン、つい…。それにしてもシンちゃんはホントに料理上手よね-。アスカもそう思わない?」
アスカ「そうね。ホント、美味しい」モグモグ
ミサト「くぅぅー、きくぅー! やっぱ日本人の朝と言ったらご飯に味噌汁よね~♪ よくぞ日本人に生まれけりって感じだわ~♪」
シンジ「ミサトさん、人の話し、全く聞いてないですよね?」
ミサト「あ、ゴメン、つい…。それにしてもシンちゃんはホントに料理上手よね-。アスカもそう思わない?」
アスカ「そうね。ホント、美味しい」モグモグ
7: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/21(木) 10:07:19.74 ID:???
シンジ「あ、アスカもお味噌汁お代わりする? 良かったらついでによそうけど?」
アスカ「ううん、いい。自分でするから。ミサトも、シンジはお手伝いさんでも何でもないんだから、味噌汁ぐらい自分でよそったら?」スクッ
ミサト「えっ? …あ、うん、そうよね。…シンちゃん、ゴメンね」
シンジ「あ、いえ、別にそんな。大したことじゃないし…」
アスカ「大した事じゃなくても、しなくていい事ってのはあるの。それぐらいわかりなさいよ」
シンジ「えと…。その…。ゴメン…」
アスカ「別に怒ってないから謝らなくていいわよ。私も少し言い過ぎたし」クルッ、トコトコ
シンジ「…?」
ミサト「…?」
ペンペン「クエッ?」
アスカ「ううん、いい。自分でするから。ミサトも、シンジはお手伝いさんでも何でもないんだから、味噌汁ぐらい自分でよそったら?」スクッ
ミサト「えっ? …あ、うん、そうよね。…シンちゃん、ゴメンね」
シンジ「あ、いえ、別にそんな。大したことじゃないし…」
アスカ「大した事じゃなくても、しなくていい事ってのはあるの。それぐらいわかりなさいよ」
シンジ「えと…。その…。ゴメン…」
アスカ「別に怒ってないから謝らなくていいわよ。私も少し言い過ぎたし」クルッ、トコトコ
シンジ「…?」
ミサト「…?」
ペンペン「クエッ?」
8: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/21(木) 10:09:21.16 ID:???
エヴァ板でやるならトリつけた方がよくね?
11: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 10:31:53.38 ID:???
>>8
ゴメン、トリってのがよくわからないぐらいの初心者なんだ
とりあえず名前は入れるようにしたから少しは見やすくなったと思うけど
ゴメン、トリってのがよくわからないぐらいの初心者なんだ
とりあえず名前は入れるようにしたから少しは見やすくなったと思うけど
9: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/21(木) 10:10:09.03 ID:???
良かった。誰か見てくれる人がいて安心した。
書くの遅いけどそこだけは我慢してね
書くの遅いけどそこだけは我慢してね
10: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 10:28:15.12 ID:???
シンジ「あ…。アスカ、味噌汁は一番右の鍋に入ってるから、そこからよそってね」
アスカ「知ってる。ミサト用のは一番左端でしょ? アンタ、いつもそうしてるから覚えちゃったわよ」
ミサト「? 私用って何の事?」
アスカ「ミサト、知らなかったの? シンジはいつも私とミサト用でお味噌汁を分けて作ってるのよ。私のは白味噌の旬の山菜入り、ミサトのは合わせ味噌のワカメ豆腐入り。私とミサトの好みに合わせてるのよ」
ミサト「えっ!? それ、ホントなの、シンちゃん?」
シンジ「ええ、まあ…そんな手間のかかる事じゃないですし、そっちの方が喜んでもらえるかなって思って」
アスカ「知ってる。ミサト用のは一番左端でしょ? アンタ、いつもそうしてるから覚えちゃったわよ」
ミサト「? 私用って何の事?」
アスカ「ミサト、知らなかったの? シンジはいつも私とミサト用でお味噌汁を分けて作ってるのよ。私のは白味噌の旬の山菜入り、ミサトのは合わせ味噌のワカメ豆腐入り。私とミサトの好みに合わせてるのよ」
ミサト「えっ!? それ、ホントなの、シンちゃん?」
シンジ「ええ、まあ…そんな手間のかかる事じゃないですし、そっちの方が喜んでもらえるかなって思って」
12: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 10:43:38.27 ID:???
ミサト「はー、シンちゃんそんな事してたんだ。ゴメン、今まで全ッ然気づかなかったw そこまで気を使わせて悪いわねー、シンちゃん」ナデナデ
シンジ「ちょっと、やめて下さいよ、ミサトさん// 恥ずかしいじゃないですか」
アスカ「ミサト、シンジが嫌がってるからやめてあげたら。シンジはそういうノリ、あんまり好きじゃないみたいだし」ストッ、モグモグ
ミサト「あ、うん、ゴメン…別に悪気はなかったんだけど…」
シンジ「ちょっと、やめて下さいよ、ミサトさん// 恥ずかしいじゃないですか」
アスカ「ミサト、シンジが嫌がってるからやめてあげたら。シンジはそういうノリ、あんまり好きじゃないみたいだし」ストッ、モグモグ
ミサト「あ、うん、ゴメン…別に悪気はなかったんだけど…」
13: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 10:56:00.50 ID:???
ミサト「それにしても、シンちゃん、結構細かいところにまで気がきくタイプなのね。見直したわ」
シンジ「別に本当にそんな事ないですよ、味噌汁なんてそんな手間がかかるものでもないですし…」
アスカ「味噌汁だけならそうかもしれないけど、アンタ、他にも色々気を配ってるじゃない。謙遜するのはアンタの悪い癖よ、直したら」
ミサト「他にもって…。どんな?」
シンジ「別に本当にそんな事ないですよ、味噌汁なんてそんな手間がかかるものでもないですし…」
アスカ「味噌汁だけならそうかもしれないけど、アンタ、他にも色々気を配ってるじゃない。謙遜するのはアンタの悪い癖よ、直したら」
ミサト「他にもって…。どんな?」
14: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 11:16:46.30 ID:???
アスカ「例えば、私が初めてここに来た時からずっと洋食ばかりだった事。シンジがご飯に味噌汁なんて作り始めたのなんてつい最近の事じゃない。それまでずっとトーストだった事みミサト覚えてないの?」
ミサト「そう言われてみるとそうだったかも…チョッチ覚えてないけど」
アスカ「私は和食あんまり好きじゃなかったから、よく覚えてるわ。少しずつ増えてったのよ、和食の頻度。それまではずっと洋食で、私が少し落ちこんでたりした時にはドイツの郷土料理まで出てきたわよ。あの時は顔に出さなかったけど、思わず泣きそうになったわよ」
ミサト「そう言われてみるとそうだったかも…チョッチ覚えてないけど」
アスカ「私は和食あんまり好きじゃなかったから、よく覚えてるわ。少しずつ増えてったのよ、和食の頻度。それまではずっと洋食で、私が少し落ちこんでたりした時にはドイツの郷土料理まで出てきたわよ。あの時は顔に出さなかったけど、思わず泣きそうになったわよ」
15: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/21(木) 11:18:37.74 ID:???
アスカ好きとして支援せざるを得ない
16: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/21(木) 11:24:51.48 ID:???
「台所に立つ男はモテるぞ~」どころの騒ぎじゃないな
17: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 11:35:17.21 ID:???
アスカ「あれ、美味しかったからもう一回作ってくれる? シンジ」
シンジ「え、うん…。そんなに手間がかかる訳じゃないから、あれぐらいならいつでも作るけど…」
アスカ「良かった// もう作ってくれないんじゃないかと思って心配だったのよね。ありがとう、シンジ」
シンジ「う、うん…」
ミサト「????」
ペンペン「クエー」モグモグ
シンジ「え、うん…。そんなに手間がかかる訳じゃないから、あれぐらいならいつでも作るけど…」
アスカ「良かった// もう作ってくれないんじゃないかと思って心配だったのよね。ありがとう、シンジ」
シンジ「う、うん…」
ミサト「????」
ペンペン「クエー」モグモグ
18: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/21(木) 11:43:33.12 ID:???
ペンペンさんの「クエー」の存在感
19: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 11:50:12.80 ID:???
アスカ「それじゃ、ごちそう様。いつも美味しいご飯をありがとね、シンジ。悪いけど今日は片付けをお願いしてもいい? 明日からは私も一緒に手伝う事にするから」
シンジ「あ、別に大丈夫だよ。僕一人でやれるし、これまでもずっと僕一人でやってたし。だから--」
アスカ「アンタ、バカァ? これまでずっとそれを悪いと思ってたから、明日から手伝うって言ってるんじゃない。それぐらい気づきなさいよ」
シンジ「あ、えと、その、ゴメ--
アスカ「謝らないでよ、どう考えても私が悪いんだから。バカ」
シンジ「…」
ミサト「」グビッ、ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、プハー!!
ペンペン「クエー…」ゴロゴロ
シンジ「あ、別に大丈夫だよ。僕一人でやれるし、これまでもずっと僕一人でやってたし。だから--」
アスカ「アンタ、バカァ? これまでずっとそれを悪いと思ってたから、明日から手伝うって言ってるんじゃない。それぐらい気づきなさいよ」
シンジ「あ、えと、その、ゴメ--
アスカ「謝らないでよ、どう考えても私が悪いんだから。バカ」
シンジ「…」
ミサト「」グビッ、ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、プハー!!
ペンペン「クエー…」ゴロゴロ
20: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 11:54:59.98 ID:???
アスカ「じゃ、私、部屋で支度してくるから。学校行く時間になったら呼んでね」トテトテ、パタン
ミサト「」
シンジ「」
ペンペン「」
ミサト「」
シンジ「」
ペンペン「」
21: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 12:03:16.31 ID:???
ミサト「シンちゃん…」
シンジ「はい、ミサトさん…」
ミサト「今日のアスカ、絶対おかしいんだけど、昨日私がいない間に何かあったの? 正直に答えた方が身の為よ」
シンジ「ミサトさん、口にワカメがつきっぱなしなんですけど」
…」
ミサト「いひから答えなしゃい」モグモグ
シンジ「はい、ミサトさん…」
ミサト「今日のアスカ、絶対おかしいんだけど、昨日私がいない間に何かあったの? 正直に答えた方が身の為よ」
シンジ「ミサトさん、口にワカメがつきっぱなしなんですけど」
…」
ミサト「いひから答えなしゃい」モグモグ
22: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/21(木) 12:06:28.14 ID:???
「アンタ、バカァ?」のセリフは素直になっても出てくるのなw
23: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 12:11:12.03 ID:???
シンジ「そう言われても…。本当に何もなかったんですよね…。二人でテレビ見てたぐらいで特には…」
ミサト「そうなの? でも、昨日までは間違いなく普通のアスカだったのよ。今日になっていきなりアレはおかしいでしょ。何かあったとしか思えないんだけど」
シンジ「でも本当に何もなくって。僕も訳がわからないんです」
ミサト「そうなの? でも、昨日までは間違いなく普通のアスカだったのよ。今日になっていきなりアレはおかしいでしょ。何かあったとしか思えないんだけど」
シンジ「でも本当に何もなくって。僕も訳がわからないんです」
24: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 12:27:43.87 ID:???
ミサト「うーん、まあ、シンちゃんがそこまで言うなら嘘じゃないんだろうけど…」
ミサト「でも、なんだかよくわからないから、とりあえずシンちゃん。今日1日はチョッチアスカの様子に気をつけながら、アスカの好きなようにさせてみて。私は今日も仕事で遅くなるけど、何かあったら、すぐに私の携帯に電話入れてね」
シンジ「はい、そうします。僕もなんだか心配ですし…」
ミサト「でも、なんだかよくわからないから、とりあえずシンちゃん。今日1日はチョッチアスカの様子に気をつけながら、アスカの好きなようにさせてみて。私は今日も仕事で遅くなるけど、何かあったら、すぐに私の携帯に電話入れてね」
シンジ「はい、そうします。僕もなんだか心配ですし…」
25: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 12:32:48.77 ID:???
ミサト「じゃ、宜しくね。とりあえず今日は私が洗い物をやっとくから、チョッチ早いけど、学校に行ってらっしゃい。ひょっとしたら家だけあんな感じかもしれないし」
シンジ「ミサトさんが…洗い物ですか…?」
ミサト「何よー、その顔は。お皿とかもう割らないわよー」
シンジ「ミサトさんが…洗い物ですか…?」
ミサト「何よー、その顔は。お皿とかもう割らないわよー」
26: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 12:44:42.93 ID:???
シンジ「えっと…。アスカー、そろそろ学校行くよ」コンコン
アスカ「うん、わかったー」カラッ
シンジ「あれ…? アスカ、それ…」
アスカ「どう? 似合う? 気分転換にリボン変えてみたの。シンジの好みに合うようだったら嬉しいんだけど//」
シンジ「そ、その、急にそんな事言われても、わかんないよ!」////
アスカ「うん、わかったー」カラッ
シンジ「あれ…? アスカ、それ…」
アスカ「どう? 似合う? 気分転換にリボン変えてみたの。シンジの好みに合うようだったら嬉しいんだけど//」
シンジ「そ、その、急にそんな事言われても、わかんないよ!」////
27: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 12:53:02.52 ID:???
アスカ「そっかー、何か残念だなー。結構ドキドキしながら見せてみたのに」ショボン
アスカ「でも、そんなに悪いって訳じゃなさそうだし、また次もうちょっと頑張ってみるね。とりあえず今日は元のリボンに戻すとして…」シュルリ
アスカ「じゃ、行こっか、シンジ。あっ、でもその前にちょっと待って」
シンジ「え、えと、何?」ドギマギ、ドギマギ
アスカ「でも、そんなに悪いって訳じゃなさそうだし、また次もうちょっと頑張ってみるね。とりあえず今日は元のリボンに戻すとして…」シュルリ
アスカ「じゃ、行こっか、シンジ。あっ、でもその前にちょっと待って」
シンジ「え、えと、何?」ドギマギ、ドギマギ
28: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 13:06:01.84 ID:???
アスカ「アンタの鞄に入ってる私のお弁当、私が持つからこっちにちょうだい」
シンジ「お弁当? 出すの面倒だし、このまま僕が持つけど…。どうしても出さなきゃダメなの?」
アスカ「ダメ。私が自分で持つから出して」
シンジ「うん…。わかったけど…」ゴソゴソ
シンジ「はい、これ、アスカのお弁当。でも、どうして急に自分で持つとか言い出したの? 昨日までは何にも言わなかったのに」
シンジ「お弁当? 出すの面倒だし、このまま僕が持つけど…。どうしても出さなきゃダメなの?」
アスカ「ダメ。私が自分で持つから出して」
シンジ「うん…。わかったけど…」ゴソゴソ
シンジ「はい、これ、アスカのお弁当。でも、どうして急に自分で持つとか言い出したの? 昨日までは何にも言わなかったのに」
29: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/21(木) 13:11:53.74 ID:???
このアスカは間違いなくかわいい
いや、普段からかわいいんだけど
いや、普段からかわいいんだけど
30: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 13:28:14.26 ID:???
アスカ「今日は特別。だってアンタ今日エコヒイキの分も作ってたから」
シンジ「ああ、うん。この前綾波にお弁当持ってたら、何か喜んでくれてたみたいだからさ。だから今日も持ってこうかと思って。でも大して重くないから、それを気にしてるんだったらやっぱり僕が持つよ」
アスカ「そんなんじゃなくて。…重たいだろうからっていつも私のお弁当を持ってってくれるアンタのその優しさが、私一人だけに向けられてたら、私は多分自分で持つなんて言わなかったって事。そんぐらい気づきなさいよ、鈍感」
アスカ「」
シンジ「ああ、うん。この前綾波にお弁当持ってたら、何か喜んでくれてたみたいだからさ。だから今日も持ってこうかと思って。でも大して重くないから、それを気にしてるんだったらやっぱり僕が持つよ」
アスカ「そんなんじゃなくて。…重たいだろうからっていつも私のお弁当を持ってってくれるアンタのその優しさが、私一人だけに向けられてたら、私は多分自分で持つなんて言わなかったって事。そんぐらい気づきなさいよ、鈍感」
アスカ「」
32: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 13:47:00.37 ID:???
アスカ「ま、いいわ。アンタが鈍感なのは今に始まった事じゃないしね。それじゃ、学校行きましょ、シンジ」グイッ
シンジ「え、ちょっ、アスカ/// 腕組むとか//// 恥ずかしいんだけど////」
アスカ「うん/// 私もかなり恥ずかしい//// でも今日はシンジと腕組んで学校行きたい気分だから…/// ダメ?」
シンジ「ダ、ダメって訳じゃないけど、でも///」
ミサト「……」ジー
ペンペン「……」ジー
シンジ「ああもう!! わかったよ!! いいよ、今日はこのまま学校行こう、アスカ!」
アスカ「う、うん…。その…。ありがとね、シンジ/// 嬉しい…///」
シンジ「え、ちょっ、アスカ/// 腕組むとか//// 恥ずかしいんだけど////」
アスカ「うん/// 私もかなり恥ずかしい//// でも今日はシンジと腕組んで学校行きたい気分だから…/// ダメ?」
シンジ「ダ、ダメって訳じゃないけど、でも///」
ミサト「……」ジー
ペンペン「……」ジー
シンジ「ああもう!! わかったよ!! いいよ、今日はこのまま学校行こう、アスカ!」
アスカ「う、うん…。その…。ありがとね、シンジ/// 嬉しい…///」
33: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 14:09:18.29 ID:???
ー通学途中ー
トウジ「はあーあ、今日もまた体育のない曜日やないかい。席に座ってPCの画面眺めとるだけとかサルでも出来るっちゅーねん。ホンマ、おもんないわ。憂鬱でしゃーないわ。なぁ、ケンスケ」
ケンスケ「諦めなよ、義務教育中は仕方ないさ。早く大人になりたいよな。自分無いものを求めるってのは無いものねだりをしている子供と一緒だってのはわかりきってるんだけどさ」
トウジ「ケンスケ、お前大人やなー…。下らん事言って騒いでるワイとかホンマ子供やんけ…」
ケンスケ「さっきから言ってるじゃん。僕は子供だよ。だから大人になりたいのさ」
トウジ「お前、なんかかっこええわ…。それに比べてワイは…」ショボン
トウジ「はあーあ、今日もまた体育のない曜日やないかい。席に座ってPCの画面眺めとるだけとかサルでも出来るっちゅーねん。ホンマ、おもんないわ。憂鬱でしゃーないわ。なぁ、ケンスケ」
ケンスケ「諦めなよ、義務教育中は仕方ないさ。早く大人になりたいよな。自分無いものを求めるってのは無いものねだりをしている子供と一緒だってのはわかりきってるんだけどさ」
トウジ「ケンスケ、お前大人やなー…。下らん事言って騒いでるワイとかホンマ子供やんけ…」
ケンスケ「さっきから言ってるじゃん。僕は子供だよ。だから大人になりたいのさ」
トウジ「お前、なんかかっこええわ…。それに比べてワイは…」ショボン
34: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 14:26:38.18 ID:???
ケンスケ「考え過ぎだよ、トウジ。落ち込むなって」ポンポン
トウジ「せやな、そうかもしれへんけど、とはいえ、朝イチからこのダメージはごっつきっついわー。こんな時はセンセと暴力女でもからこうて一発景気付けでもせなやっとれ…」
ケンスケ「どうしたんだ、トウジ? 急に固まって?」
トウジ「ケ、ケンスケ…!! アレ!! アレ見てみい!! センセと暴力女が腕組んで歩いてるで!! 何があったんや!?」
ケンスケ「…。トウジ、男と女ってのは、一晩あればいくらでも関係が変わるもんなんだぜ」クイッ…。キラーン!
トウジ「ケンスケ…。お前、なんか知らんが今日ごっつかっこええわ…」
トウジ「せやな、そうかもしれへんけど、とはいえ、朝イチからこのダメージはごっつきっついわー。こんな時はセンセと暴力女でもからこうて一発景気付けでもせなやっとれ…」
ケンスケ「どうしたんだ、トウジ? 急に固まって?」
トウジ「ケ、ケンスケ…!! アレ!! アレ見てみい!! センセと暴力女が腕組んで歩いてるで!! 何があったんや!?」
ケンスケ「…。トウジ、男と女ってのは、一晩あればいくらでも関係が変わるもんなんだぜ」クイッ…。キラーン!
トウジ「ケンスケ…。お前、なんか知らんが今日ごっつかっこええわ…」
35: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 14:37:18.73 ID:???
ー学校ー
クラスメイト「」ヒソヒソ
クラスメイト「」ヒソヒソ
クラスメイト「ね、今日アスカさん、碇君にべったりなんだけど…」ヒソヒソ
クラスメイト「しかも文字通りべったりだもんね。さっきからずっとくっつきぱなしなんだけど…」ヒソヒソ
クラスメイト「でも、碇君が顔真っ赤にしてるところってちょっとういういしくて可愛いわよね。こんな事言ったらアスカさんに蹴飛ばされそうだけどさ」ヒソヒソ、キャッキャッ
クラスメイト「それにしても何があったんだろうね? アスカさんが碇君に気があるのは前からわかってたけどさ」ヒソヒソ
クラスメイト「」ヒソヒソ
クラスメイト「」ヒソヒソ
クラスメイト「ね、今日アスカさん、碇君にべったりなんだけど…」ヒソヒソ
クラスメイト「しかも文字通りべったりだもんね。さっきからずっとくっつきぱなしなんだけど…」ヒソヒソ
クラスメイト「でも、碇君が顔真っ赤にしてるところってちょっとういういしくて可愛いわよね。こんな事言ったらアスカさんに蹴飛ばされそうだけどさ」ヒソヒソ、キャッキャッ
クラスメイト「それにしても何があったんだろうね? アスカさんが碇君に気があるのは前からわかってたけどさ」ヒソヒソ
36: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/21(木) 14:38:16.45 ID:???
見てるよ
37: 名無しのアスカ好き 2013/03/21(木) 14:50:21.86 ID:???
ゴメン、見てくれている人が何人いるかわからないけど、こっちの都合でそろそろ活動限界を迎えそうなんだ。まさか、こんなに時間がかかるとは思わなかったんだよ( ノД`)…
もしも続きがどうしても気になるって人がいたら、明日にでもまた書き込むから、そういう人はアスカのお気に入りのセリフでも書き込んでてくれ。俺も最後まで書ききりたいし。
一度でもレスしてくれた人、凄い嬉しかったのに、ホント、ゴメンよー(T-T)
もしも続きがどうしても気になるって人がいたら、明日にでもまた書き込むから、そういう人はアスカのお気に入りのセリフでも書き込んでてくれ。俺も最後まで書ききりたいし。
一度でもレスしてくれた人、凄い嬉しかったのに、ホント、ゴメンよー(T-T)
38: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/21(木) 18:07:24.31 ID:???
完走さえしてくれれば時間かかっても構わんよ
39: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/21(木) 19:49:39.95 ID:???
素直なアスカは可愛い
46: 名無しのアスカ好き 2013/03/22(金) 08:55:09.69 ID:???
ただいま! レスしてくれた人、ホントありがとう!!
めちゃくちゃ励みになったよ!!
多分、今日も亀進行になると思うけど、完走まできっちり頑張ってくよ!!
めちゃくちゃ励みになったよ!!
多分、今日も亀進行になると思うけど、完走まできっちり頑張ってくよ!!
47: 名無しのアスカ好き 2013/03/22(金) 09:17:06.47 ID:???
アスカ「ねー、シンジー。アンタさっきから私の話し聞いてるの? ずっと、うんうん言ってるだけじゃん」ジトー
シンジ「聞いてる! 聞いてるよ!! だからアスカ、せめて席をもっと離してよ! 完全に真横だよ、これ。なんか落ち着かないっていうか…その…恥ずかしいよ!!」ドキドキ
アスカ「そう? 私はもう慣れちゃったから、あんまり気にならなくなっちゃったんだけど…。でも、まあ、シンジがそういうなら少しだけ離れるね」
アスカ「んっと」ガタ
アスカ「これぐらいでいい?」
シンジ「まだ近いよ!! 至近距離っていうんだよ、これ!!」//
シンジ「聞いてる! 聞いてるよ!! だからアスカ、せめて席をもっと離してよ! 完全に真横だよ、これ。なんか落ち着かないっていうか…その…恥ずかしいよ!!」ドキドキ
アスカ「そう? 私はもう慣れちゃったから、あんまり気にならなくなっちゃったんだけど…。でも、まあ、シンジがそういうなら少しだけ離れるね」
アスカ「んっと」ガタ
アスカ「これぐらいでいい?」
シンジ「まだ近いよ!! 至近距離っていうんだよ、これ!!」//
48: 名無しのアスカ好き 2013/03/22(金) 09:29:54.74 ID:???
アスカ「んー。じゃあこれぐらい」ガタガタ
シンジ「もうちょっとお願いしていい?」
アスカ「これ以上? それはヤダ。だって出来るだけシンジの近くにいたいんだもん。アンタが我慢しなさいよ。どうせすぐに慣れるんだからさ」
シンジ「そんなぁ…」
トウジ「どんなツンデレやねん。馬鹿らしくてやっとれーへんわ」ボソッ
シンジ「もうちょっとお願いしていい?」
アスカ「これ以上? それはヤダ。だって出来るだけシンジの近くにいたいんだもん。アンタが我慢しなさいよ。どうせすぐに慣れるんだからさ」
シンジ「そんなぁ…」
トウジ「どんなツンデレやねん。馬鹿らしくてやっとれーへんわ」ボソッ
49: 名無しのアスカ好き 2013/03/22(金) 09:44:45.55 ID:???
トウジ「なあ、ケンスケ。ワイは別にあんな暴力女、好きでも何でもあらへんが、どうにもさっきからイライラするんわ、ワイの心の狭さのせいか? お前はどうやねん? 腹立ったりとかせーへんのか?」
ケンスケ「別にそんな事はないけどな。まあ、僕らの年齢を考えるなら、多少行き過ぎな感はあるけどあれぐらいのいちゃつき方は許容出来る範囲じゃないのかな。遅かれ早かれその内トウジも通る道なんだからさ、あんまり焦るなって」
トウジ「お前、ホンマ精神的に大人やな。ワイもそんぐらいの器量が欲しいわ」
ケンスケ「前も言ったろ? 僕は子供だよ。だから早く大人になりたいんだ」
トウジ「ケンスケェ…」
ケンスケ「別にそんな事はないけどな。まあ、僕らの年齢を考えるなら、多少行き過ぎな感はあるけどあれぐらいのいちゃつき方は許容出来る範囲じゃないのかな。遅かれ早かれその内トウジも通る道なんだからさ、あんまり焦るなって」
トウジ「お前、ホンマ精神的に大人やな。ワイもそんぐらいの器量が欲しいわ」
ケンスケ「前も言ったろ? 僕は子供だよ。だから早く大人になりたいんだ」
トウジ「ケンスケェ…」
50: 名無しのアスカ好き 2013/03/22(金) 09:57:35.89 ID:???
ケンスケ「それよりもさ、トウジ。見てみなよ、あっち」ボソボソ
トウジ「あっち? あっちって綾波かいな? 別にいつもと変わらへんがな、窓の外を眺めとるだけやで」ボソボソ
ケンスケ「相変わらず鈍感だなあ、トウジは。とりあえず、シンジとアスカの会話を聞きながら、綾波の肩だけに集中して見てみなよ」ボソボソ
トウジ「あっち? あっちって綾波かいな? 別にいつもと変わらへんがな、窓の外を眺めとるだけやで」ボソボソ
ケンスケ「相変わらず鈍感だなあ、トウジは。とりあえず、シンジとアスカの会話を聞きながら、綾波の肩だけに集中して見てみなよ」ボソボソ
51: 名無しのアスカ好き 2013/03/22(金) 10:19:42.50 ID:???
アスカ「ところでさ、シンジ。今度、一緒に映画でも見に行かない? 私、前からずっと行きたかったんだけど」
レイ「…」
シンジ「映画に? でもそれならついこの間洞木さんと一緒に見に行ったって言ってなかったけ?」
レイ「…」
アスカ「別に映画が見たい訳じゃなくて、アンタと一緒にどっか行きたいなって事。考えてみたら、アンタとはほぼ1日中一緒に過ごしてるのに、二人でどっか行くってのが一回もなかったのよね。…だから、その、思い出が欲しいかなって//」
レイ「…」ピクッ
レイ「…」
シンジ「映画に? でもそれならついこの間洞木さんと一緒に見に行ったって言ってなかったけ?」
レイ「…」
アスカ「別に映画が見たい訳じゃなくて、アンタと一緒にどっか行きたいなって事。考えてみたら、アンタとはほぼ1日中一緒に過ごしてるのに、二人でどっか行くってのが一回もなかったのよね。…だから、その、思い出が欲しいかなって//」
レイ「…」ピクッ
52: 名無しのアスカ好き 2013/03/22(金) 10:39:08.06 ID:???
シンジ「あ、うん…その…////」
レイ「…」
シンジ「そうだよね、そういえばアスカと二人でどっか行った事ってなかったよね///」
レイ「…」
シンジ「あっ、でも僕映画とかあんまり詳しくないから…」
レイ「…」コクコク
シンジ「行く時までに調べとくね/// それでいいかな?」
レイ「…」ピクッ
アスカ「ホントに! やった!! すごい嬉しい!! ありがとう、シンジ!! 大好き!!! 」
レイ「…」
レイ「…」ショボン
レイ「…」
シンジ「そうだよね、そういえばアスカと二人でどっか行った事ってなかったよね///」
レイ「…」
シンジ「あっ、でも僕映画とかあんまり詳しくないから…」
レイ「…」コクコク
シンジ「行く時までに調べとくね/// それでいいかな?」
レイ「…」ピクッ
アスカ「ホントに! やった!! すごい嬉しい!! ありがとう、シンジ!! 大好き!!! 」
レイ「…」
レイ「…」ショボン
53: 名無しのアスカ好き 2013/03/22(金) 10:47:24.89 ID:???
レイ「…」
レイ「…」
レイ「…」
レイ「…」
レイ「…」
レイ(なんでだろう…。あの二人の今日の会話を聞いてると心がモヤモヤする…。こんな気持ち、今まで一回もなかったのに…)
レイ(わからない。わからない。わからない。不思議…)
レイ「…」
レイ「…」
レイ「…」
レイ「…」
レイ(なんでだろう…。あの二人の今日の会話を聞いてると心がモヤモヤする…。こんな気持ち、今まで一回もなかったのに…)
レイ(わからない。わからない。わからない。不思議…)
54: 名無しのアスカ好き 2013/03/22(金) 11:19:49.27 ID:???
ケンスケ「って事。綾波も結構辛い立場だよな。出来る事なら力になってやりたいところだけど、こればっかりはどうしようもないからなあ」
トウジ「お前、ホンマ男前やなあ…。ワイにはそんな発想すら出てこーへんわ。なるようにしかなれへんとしか思えへん。それにしても、何でシンジばかりこうもモテるんや…」
ケンスケ「シンジはモテて当然だろ。家事炊事は全部出来るし、周りに気を配れるタイプだし、普段はともかくいざとなったら決断力と行動力があるし。その上、優しいしな」
ケンスケ「…ただ、あいつにとっての不幸は、その性格がエヴァのパイロットとしては完全に不向きだったって事だよな。見てていっつも心が痛むよ。…だからさ、トウジ。今は友達として、素直にシンジのささやかな幸福を喜んでやろうぜ」
トウジ「ケンスケェ…」
トウジ「お前、ホンマ男前やなあ…。ワイにはそんな発想すら出てこーへんわ。なるようにしかなれへんとしか思えへん。それにしても、何でシンジばかりこうもモテるんや…」
ケンスケ「シンジはモテて当然だろ。家事炊事は全部出来るし、周りに気を配れるタイプだし、普段はともかくいざとなったら決断力と行動力があるし。その上、優しいしな」
ケンスケ「…ただ、あいつにとっての不幸は、その性格がエヴァのパイロットとしては完全に不向きだったって事だよな。見てていっつも心が痛むよ。…だからさ、トウジ。今は友達として、素直にシンジのささやかな幸福を喜んでやろうぜ」
トウジ「ケンスケェ…」
55: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/22(金) 11:45:19.57 ID:???
お、再開してたか
56: 名無しのアスカ好き 2013/03/22(金) 13:24:37.21 ID:???
>>55
ちょっと用事があったんでそれ済ませてきたw
また不定期で居なくなるけど、みんなの好意に甘えてゆっくり書かせてもらうつもりなんで、しばらくしたらまた覗いて
ちょっと用事があったんでそれ済ませてきたw
また不定期で居なくなるけど、みんなの好意に甘えてゆっくり書かせてもらうつもりなんで、しばらくしたらまた覗いて
57: 名無しのアスカ好き 2013/03/22(金) 14:46:38.14 ID:???
アスカ「ねえ、シンジ♪」
アスカ「でさ、聞いてよ、シンジ♪」
アスカ「だから、違うってば。ホント、アンタってバカシンジよね♪ 可愛い♪」
シンジ(はぁぁ、可愛いなぁ、今日のアスカ/// )
シンジ(もうなんかアスカが変わった理由とかどうでもいいような気がしてきた///)
シンジ(どこか具合が悪いって訳でもなさそうだし、ずっとこのままのアスカで全然いいよ///)
アスカ「でさ、聞いてよ、シンジ♪」
アスカ「だから、違うってば。ホント、アンタってバカシンジよね♪ 可愛い♪」
シンジ(はぁぁ、可愛いなぁ、今日のアスカ/// )
シンジ(もうなんかアスカが変わった理由とかどうでもいいような気がしてきた///)
シンジ(どこか具合が悪いって訳でもなさそうだし、ずっとこのままのアスカで全然いいよ///)
58: 名無しのアスカ好き 2013/03/22(金) 15:08:28.54 ID:???
ー昼休みー
アスカ「シンジ♪ 今日は私もお弁当一緒に食べていい? さっきヒカリに聞いたら、ヒカリもそれでいいっていうから」
ヒカリ「碇君、いい? その…鈴原も相田君も…。いいかな?」
シンジ「僕はいいけど…」チラッ
トウジ「ワイはかめへんで。他ならぬシンジの幸せの為や、喜んで協力したるさかい。ケンスケかてかまへんやろ?」
ケンスケ「もちろんいいよ。ご飯は大人数で食べた方が楽しいしね、っと」
アスカ「ありがとう、鈴原、相田。アンタたちって根はホントにいいやつよね。今まで色々とひどい事言ってゴメンね。反省してる」ペコリ
トウジ「あ、いや、そない深々と謝らんでも…。ワイは全然気にしとらへんさかい…。こっちこそ暴力女とか言うてすまんかったわ。ホンマ堪忍な」
アスカ「シンジ♪ 今日は私もお弁当一緒に食べていい? さっきヒカリに聞いたら、ヒカリもそれでいいっていうから」
ヒカリ「碇君、いい? その…鈴原も相田君も…。いいかな?」
シンジ「僕はいいけど…」チラッ
トウジ「ワイはかめへんで。他ならぬシンジの幸せの為や、喜んで協力したるさかい。ケンスケかてかまへんやろ?」
ケンスケ「もちろんいいよ。ご飯は大人数で食べた方が楽しいしね、っと」
アスカ「ありがとう、鈴原、相田。アンタたちって根はホントにいいやつよね。今まで色々とひどい事言ってゴメンね。反省してる」ペコリ
トウジ「あ、いや、そない深々と謝らんでも…。ワイは全然気にしとらへんさかい…。こっちこそ暴力女とか言うてすまんかったわ。ホンマ堪忍な」
59: 名無しのアスカ好き 2013/03/22(金) 15:19:13.69 ID:???
ケンスケ「まあまあ、お互い様って事でそれはいいじゃないか。それより、早く屋上に行こうぜ。俺もうお腹ペコペコでさ」
シンジ「うん。それじゃ--あっ」
ヒカリ「どうしたの、碇君?」
シンジ「ううん、その…何でもないんだ。ゴメン、みんな、ちょっと先に行っててくれる。ちょっと用を思い出しちゃって…」チラッ
レイ「…」
シンジ「うん。それじゃ--あっ」
ヒカリ「どうしたの、碇君?」
シンジ「ううん、その…何でもないんだ。ゴメン、みんな、ちょっと先に行っててくれる。ちょっと用を思い出しちゃって…」チラッ
レイ「…」
60: 名無しのアスカ好き 2013/03/22(金) 15:34:49.62 ID:???
アスカ「シンジ、アンタってホント嘘が下手よね。エコヒイキにお弁当渡したいんじゃないの?」
シンジ「あ、いや、その…」
アスカ「で、私が今朝あんな事言ったもんだから、気つ使って、みんながいなくなってから渡そうとか思ってたんでしょ。アンタの考える事なんて大概お見通しよ」
シンジ「ち、違うよ。僕は本当に、その…用を。用を今思い出して」
アスカ「シンジ。誰に嘘ついてもいいけど、私にだけは嘘つかないで。たとえそれが優しい嘘でも嫌だから」
シンジ「…。ゴメン」
シンジ「あ、いや、その…」
アスカ「で、私が今朝あんな事言ったもんだから、気つ使って、みんながいなくなってから渡そうとか思ってたんでしょ。アンタの考える事なんて大概お見通しよ」
シンジ「ち、違うよ。僕は本当に、その…用を。用を今思い出して」
アスカ「シンジ。誰に嘘ついてもいいけど、私にだけは嘘つかないで。たとえそれが優しい嘘でも嫌だから」
シンジ「…。ゴメン」
61: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/22(金) 19:07:38.23 ID:???
完結まで見続ける
頑張ってちょ
頑張ってちょ
62: 名無しのアスカ好き 2013/03/22(金) 22:57:20.38 ID:???
ありがとう! 遅くなったけど再開するよ
64: 名無しのアスカ好き 2013/03/22(金) 23:22:36.56 ID:???
アスカ「全く、アンタってホントにバカね。いいから早く渡してきなさいよ。エコヒイキがお腹空いてるかどうか知らないけど、この前は喜んでくれたんでしょ?」
シンジ「えっ?」
アスカ「私はアンタのそういうとこが好きなんだもん。それにエコヒイキの事だってそこまで嫌いじゃないわよ。ただ、出来る事なら私だけに優しくして欲しいっていうだけ」
アスカ「そりゃ自分でもわがままだってわかってるけど、そう思っちゃうんだから仕方ないじゃない。…それぐらい、別にいいでしょ?」プクー
ヒカリ(可愛い…)
ケンスケ(可愛い…)
シンジ(可愛い…)
トウジ(ごっつ可愛ええわあ、ホンマ!!)
シンジ「えっ?」
アスカ「私はアンタのそういうとこが好きなんだもん。それにエコヒイキの事だってそこまで嫌いじゃないわよ。ただ、出来る事なら私だけに優しくして欲しいっていうだけ」
アスカ「そりゃ自分でもわがままだってわかってるけど、そう思っちゃうんだから仕方ないじゃない。…それぐらい、別にいいでしょ?」プクー
ヒカリ(可愛い…)
ケンスケ(可愛い…)
シンジ(可愛い…)
トウジ(ごっつ可愛ええわあ、ホンマ!!)
65: 名無しのアスカ好き 2013/03/22(金) 23:32:35.66 ID:???
アスカ「だから、シンジ。早く渡してきて。私はそれ見たくないから、先に屋上行ってるね」トタタタ
シンジ「あっ、アスカ」
ケンスケ「いいから。碇、さっさと渡してきなよ。俺たちも先に屋上行ってようぜ」
トウジ「せやな。ワイも購買でパン買うてこなかんし」トコトコ
ヒカリ「それじゃ碇君、また後でね。あんまりアスカを待たせちゃダメだからね」
シンジ「あっ、アスカ」
ケンスケ「いいから。碇、さっさと渡してきなよ。俺たちも先に屋上行ってようぜ」
トウジ「せやな。ワイも購買でパン買うてこなかんし」トコトコ
ヒカリ「それじゃ碇君、また後でね。あんまりアスカを待たせちゃダメだからね」
66: 名無しのアスカ好き 2013/03/22(金) 23:49:41.20 ID:???
シンジ(…みんな、先に行っちゃた。…何かお弁当渡すだけなのに緊張してきちゃったよ)
レイ(碇君が私にまたお弁当…。なんでだろう、わからないけど心がポカポカする)
レイ(でも、二号機パイロットの事を考えると心がズキズキする…。碇君のお弁当、最初にもらった時はこんな風にはならなかったのに)
レイ(どうしてだろう…。わからない。わからない。わからない)
レイ(こんな気持ちになったの初めて…。私も碇君と一緒にお弁当が食べたい…。どうしてだか、わからないけど)
レイ(碇君が私にまたお弁当…。なんでだろう、わからないけど心がポカポカする)
レイ(でも、二号機パイロットの事を考えると心がズキズキする…。碇君のお弁当、最初にもらった時はこんな風にはならなかったのに)
レイ(どうしてだろう…。わからない。わからない。わからない)
レイ(こんな気持ちになったの初めて…。私も碇君と一緒にお弁当が食べたい…。どうしてだか、わからないけど)
67: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/22(金) 23:57:19.26 ID:hlGy+KzB
良スレage
70: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 00:06:03.03 ID:???
>>67
支援ありがと!
いきなり上がっててびっくりしたよw
支援ありがと!
いきなり上がっててびっくりしたよw
68: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 00:01:31.34 ID:???
シンジ「あ、あのさ、綾波」
レイ「」ピクッ!
シンジ「その…。今日もお弁当持ってきたんだ。良かったら食べてくれるかな?」
レイ「…。 …。…。…ありがとう///」
シンジ「良かった。喜んでくれて。お弁当箱はまた今度、洗って返してくれればいいから」
レイ「」コクコク
シンジ「じゃ、他のみんな待たせちゃってるから、僕は行くね」トタタタ
レイ「あ…」
レイ「…」
レイ「…」
レイ「…」ショボン
レイ「」ピクッ!
シンジ「その…。今日もお弁当持ってきたんだ。良かったら食べてくれるかな?」
レイ「…。 …。…。…ありがとう///」
シンジ「良かった。喜んでくれて。お弁当箱はまた今度、洗って返してくれればいいから」
レイ「」コクコク
シンジ「じゃ、他のみんな待たせちゃってるから、僕は行くね」トタタタ
レイ「あ…」
レイ「…」
レイ「…」
レイ「…」ショボン
71: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 00:16:53.38 ID:???
レイ(碇君、誘えなかった…)
レイ(多分、今頃、二号機パイロットっと一緒にお弁当を食べてる…)
レイ(…私はこれから一人で食事)
レイ(…)
レイ(…淋しいなんて、思った事なかったのに)
レイ(…)
レイ(…)
レイ(…)ガサゴソ、パカ
レイ(…お箸、入ってない)
レイ(…)
レイ(…)
レイ(…これは…涙? 泣いているの、私?)
レイ(多分、今頃、二号機パイロットっと一緒にお弁当を食べてる…)
レイ(…私はこれから一人で食事)
レイ(…)
レイ(…淋しいなんて、思った事なかったのに)
レイ(…)
レイ(…)
レイ(…)ガサゴソ、パカ
レイ(…お箸、入ってない)
レイ(…)
レイ(…)
レイ(…これは…涙? 泣いているの、私?)
72: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 00:25:05.59 ID:???
ー屋上ー
シンジ「ゴメン、みんな遅くなってって、あれ?」
シンジ「アスカ一人だけ? みんなは?」キョロキョロ
アスカ「ううん、知らない。遅いなあ、ってずっと待ってて、今、ようやくアンタが来たとこ。一緒じゃなかったの?」
シンジ「いや、先にみんな行ってたはずなんだけど…。おかしいなあ。みんなどこ行ったんだろ?」
シンジ「ゴメン、みんな遅くなってって、あれ?」
シンジ「アスカ一人だけ? みんなは?」キョロキョロ
アスカ「ううん、知らない。遅いなあ、ってずっと待ってて、今、ようやくアンタが来たとこ。一緒じゃなかったの?」
シンジ「いや、先にみんな行ってたはずなんだけど…。おかしいなあ。みんなどこ行ったんだろ?」
73: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 00:49:00.62 ID:???
ープール横校庭ー
トウジ「今頃、センセ、アスカと二人で仲良うやっとる頃かのう? しかし、ケンスケも粋なはからいをよう考えるわ。なあ、委員長」
ヒカリ「そうね。なんだか今日の相田君カッコいいね」クスクス
トウジ「やれやれ、委員長までそう思うんかいな。結局、カッコ悪いんわ、ワシ一人か。切ないのう」ショボン
ヒカリ「あっ、違うよ。別にそんな事ないよ。鈴原だって十分カッコいいよ。色々と優しいし…」
トウジ「ん?」
ヒカリ「ああああの、鈴原、ほら、卵焼き食べる? か、唐揚げも! 私、今日そんなお腹空いてないし!」
トウジ「さよか? ほな、遠慮なく。にしても、委員長。何か顔赤いけど、大丈夫か? 熱でもあるんちゃうか?」
ヒカリ「だだだだ大丈夫!! あああの、それよりも鈴原、ケンスケ君、さっきちょっと用を思い出したって言って帰って来ないけど、どこ行ったんだろうね?」
トウジ「あいつの事だから、どうせ戦闘機とかそんな関係やろ。放っておいてもええんちゃうか? しかし委員長、ホンマ顔赤いけど大丈夫か?」
ヒカリ「ほ、ホント大丈夫だから/// 心配しなくていいってば///」
トウジ「今頃、センセ、アスカと二人で仲良うやっとる頃かのう? しかし、ケンスケも粋なはからいをよう考えるわ。なあ、委員長」
ヒカリ「そうね。なんだか今日の相田君カッコいいね」クスクス
トウジ「やれやれ、委員長までそう思うんかいな。結局、カッコ悪いんわ、ワシ一人か。切ないのう」ショボン
ヒカリ「あっ、違うよ。別にそんな事ないよ。鈴原だって十分カッコいいよ。色々と優しいし…」
トウジ「ん?」
ヒカリ「ああああの、鈴原、ほら、卵焼き食べる? か、唐揚げも! 私、今日そんなお腹空いてないし!」
トウジ「さよか? ほな、遠慮なく。にしても、委員長。何か顔赤いけど、大丈夫か? 熱でもあるんちゃうか?」
ヒカリ「だだだだ大丈夫!! あああの、それよりも鈴原、ケンスケ君、さっきちょっと用を思い出したって言って帰って来ないけど、どこ行ったんだろうね?」
トウジ「あいつの事だから、どうせ戦闘機とかそんな関係やろ。放っておいてもええんちゃうか? しかし委員長、ホンマ顔赤いけど大丈夫か?」
ヒカリ「ほ、ホント大丈夫だから/// 心配しなくていいってば///」
74: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 01:06:50.15 ID:???
ー屋上ー
アスカ「ねえ、シンジ♪ 初めて屋上でご飯食べたけど美味しいね♪ ずるいなあ、アンタたち、毎回こんなところで食べてたんだ。教えてくれたら良かったのに」スリスリ
シンジ「あああの、アスカ。あんまりそんな寄ってこられても///」
アスカ「だってシンジの近くが嬉しいんだもん♪ いいじゃない、今は二人しかいないんだからさ♪」ピトッ
シンジ「//////」
アスカ「それにしてもシンジ、アンタって男のくせに髪の毛サラサラなのね。今、初めて気づいた。うらやましいなあ」ナデナデ
シンジ「あああの///////////」
アスカ「手もスベスベで綺麗なんだ。こっちはなんか腹立つなあ」サワサワ
シンジ「ちょ////// アスカ////// お願いだから、もう触らないで//////」
アスカ「ねえ、シンジ♪ 初めて屋上でご飯食べたけど美味しいね♪ ずるいなあ、アンタたち、毎回こんなところで食べてたんだ。教えてくれたら良かったのに」スリスリ
シンジ「あああの、アスカ。あんまりそんな寄ってこられても///」
アスカ「だってシンジの近くが嬉しいんだもん♪ いいじゃない、今は二人しかいないんだからさ♪」ピトッ
シンジ「//////」
アスカ「それにしてもシンジ、アンタって男のくせに髪の毛サラサラなのね。今、初めて気づいた。うらやましいなあ」ナデナデ
シンジ「あああの///////////」
アスカ「手もスベスベで綺麗なんだ。こっちはなんか腹立つなあ」サワサワ
シンジ「ちょ////// アスカ////// お願いだから、もう触らないで//////」
75: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 01:28:52.15 ID:???
アスカ「それにしても、ホントいい天気よね、今日♪ こんな天気のいい日にさ、シンジと一緒にいれるってだけで私幸せ。ドイツにいた時はこんな事絶対思わなかったんだけどね。加持さんとかいたんだけどさ」
シンジ「…。そういえば、アスカがドイツにいた頃の話しって僕聞いた事ないな。…聞いてもいい?」
アスカ「うーん…。出来ればあんまり聞かないで欲しいかな、いい事なんてほとんどなかったし。毎日、無理して頑張ってたからさ、あんま、思い出したくないのよね。その内きっとアンタにだけは話すと思うからさ、それまで待っててくれない? ゴメンね」
シンジ「いいよ、別に。僕も親戚のおじさんの家にいた頃の話しはあんまりしたくないし…。しても面白い話しでもないしさ…」
アスカ「やっぱ、アンタといるとホッとするなあ」ニッコリ
アスカ「一番最初、ゴメンね。ナナヒカリとか言っちゃって…。ずっと謝ろうと思ってたんだ」
シンジ「あんまり気にしてないから大丈夫だよ。最近はもう言わなくなってるしね」ニコッ
アスカ「シンジ♪」スリスリ
シンジ「…。そういえば、アスカがドイツにいた頃の話しって僕聞いた事ないな。…聞いてもいい?」
アスカ「うーん…。出来ればあんまり聞かないで欲しいかな、いい事なんてほとんどなかったし。毎日、無理して頑張ってたからさ、あんま、思い出したくないのよね。その内きっとアンタにだけは話すと思うからさ、それまで待っててくれない? ゴメンね」
シンジ「いいよ、別に。僕も親戚のおじさんの家にいた頃の話しはあんまりしたくないし…。しても面白い話しでもないしさ…」
アスカ「やっぱ、アンタといるとホッとするなあ」ニッコリ
アスカ「一番最初、ゴメンね。ナナヒカリとか言っちゃって…。ずっと謝ろうと思ってたんだ」
シンジ「あんまり気にしてないから大丈夫だよ。最近はもう言わなくなってるしね」ニコッ
アスカ「シンジ♪」スリスリ
76: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 01:35:08.58 ID:???
アスカ「…」
シンジ「…」
アスカ「…」
シンジ「…」
アスカ「…」
シンジ「…」
アスカ「…」
シンジ「…」
アスカ「…ねえ、シンジ。キス、したい…/////」
シンジ「……。!!?」
シンジ「…」
アスカ「…」
シンジ「…」
アスカ「…」
シンジ「…」
アスカ「…」
シンジ「…」
アスカ「…ねえ、シンジ。キス、したい…/////」
シンジ「……。!!?」
77: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 04:36:46.64 ID:???
シンジ「アスカ、キスってその…。おでことかじゃなくて、って事だよね…?」
アスカ「アンタ、バカァ? 女の子からキスして欲しいって言ってるんだから、そうに決まってるじゃない!/// いちいちそんな事聞かないでよ!/////」
シンジ「あっ、その、ゴメ--」
アスカ「あー、もう、うるさい! いいから何も言わずに黙ってキスしなさいよ!/// 私、上向いて目を閉じてるから!//// ほらっ/////」クイッ
シンジ「////」ドキドキ、ドキドキ
アスカ「アンタ、バカァ? 女の子からキスして欲しいって言ってるんだから、そうに決まってるじゃない!/// いちいちそんな事聞かないでよ!/////」
シンジ「あっ、その、ゴメ--」
アスカ「あー、もう、うるさい! いいから何も言わずに黙ってキスしなさいよ!/// 私、上向いて目を閉じてるから!//// ほらっ/////」クイッ
シンジ「////」ドキドキ、ドキドキ
78: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 04:50:34.62 ID:???
シンジ「///」スッ
アスカ「///」ビクッ
シンジ「///」ソーッ
アスカ「///」ドキドキ、ドキドキ
シンジ「///」ソソソーッ
アスカ「/////」ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ
シンジ「/////」ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ
アスカ(早くしてよ、シンジ/// 心臓がバクバクいってるんだから///)
シンジ(アスカの唇がすぐそこに/// ゴメン、綾波。僕、アスカの方が好きだ///// )
アスカ「///」ビクッ
シンジ「///」ソーッ
アスカ「///」ドキドキ、ドキドキ
シンジ「///」ソソソーッ
アスカ「/////」ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ
シンジ「/////」ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ
アスカ(早くしてよ、シンジ/// 心臓がバクバクいってるんだから///)
シンジ(アスカの唇がすぐそこに/// ゴメン、綾波。僕、アスカの方が好きだ///// )
79: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 04:58:50.04 ID:???
ヒュルルルルルルー
マリ「どいて、どいて、どいてー!!」
シンジ、アスカ「」ビクッ!!!!
シンジ「あ、危ない、アスカ!!」ドン!
アスカ「シンジ!!」
シンジ、マリ「」ドーン!!!!
マリ「どいて、どいて、どいてー!!」
シンジ、アスカ「」ビクッ!!!!
シンジ「あ、危ない、アスカ!!」ドン!
アスカ「シンジ!!」
シンジ、マリ「」ドーン!!!!
80: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 05:23:47.68 ID:???
マリ「ぐぅ! いったー…!!」
マリ「えっ!?」
シンジ「」ポニョ、ポニョ
アスカ「!!!」
マリ「あれ? あれ?」パシッパシッ
マリ「メガネ、メガ--」
アスカ「ちょっと、アンタ!!」ゲシッ!!
マリ「きゃあ!!」ドテン!!
マリ「アイタタタタ…。いったいなー、いきなり後ろから蹴るなんてさ。何するのさ」
アスカ「うるさい、乳メガネ!! さっさとどっか行け!!」プンプン
マリ「えっ!?」
シンジ「」ポニョ、ポニョ
アスカ「!!!」
マリ「あれ? あれ?」パシッパシッ
マリ「メガネ、メガ--」
アスカ「ちょっと、アンタ!!」ゲシッ!!
マリ「きゃあ!!」ドテン!!
マリ「アイタタタタ…。いったいなー、いきなり後ろから蹴るなんてさ。何するのさ」
アスカ「うるさい、乳メガネ!! さっさとどっか行け!!」プンプン
81: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 05:38:36.67 ID:???
マリ「何だよ、もお…。災難だったなあ、女のひがみとかやってられないよ」スタスタ
アスカ「なんですってえ、アンタ!!」
マリ「おっとっと。まずいな、怒らせちゃったかにゃ? また蹴られない内に退散、退散っと」スタタタ
マリ「じゃね、ネルフのオシドリさんたち。私の事は秘密にしといてね。バイバイ♪」ガチャ、バタン
アスカ「なんですってえ、アンタ!!」
マリ「おっとっと。まずいな、怒らせちゃったかにゃ? また蹴られない内に退散、退散っと」スタタタ
マリ「じゃね、ネルフのオシドリさんたち。私の事は秘密にしといてね。バイバイ♪」ガチャ、バタン
82: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 05:46:41.30 ID:???
シンジ「…なんだったんだろう、あの女の子」
アスカ「単なる痴女よ! シンジにぶつかっといた上、顔に乳押しつけるとかサイテー!! 今度会ったら絶対もう一発蹴ってやる!」
シンジ「…」
アスカ「何よ、何か文句でもあるの?」
シンジ「いや、ないけど…」
アスカ「単なる痴女よ! シンジにぶつかっといた上、顔に乳押しつけるとかサイテー!! 今度会ったら絶対もう一発蹴ってやる!」
シンジ「…」
アスカ「何よ、何か文句でもあるの?」
シンジ「いや、ないけど…」
84: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 05:58:41.33 ID:???
ー下校時ー
アスカ「それじゃ、シンジ。一緒に帰ろ♪ 途中、スーパーに寄るんだったら付き合うわよ」グイッ、ギュッ
トウジ「あらら、ホンマお二人さん仲ええなぁ。そうやって腕組んどると、ホンマの夫婦みたいやでw」
シンジ「/////」
アスカ「ホントにそう見える? ありがとね、トウジ♪」
トウジ「お、おう」
アスカ「それじゃ、シンジ。一緒に帰ろ♪ 途中、スーパーに寄るんだったら付き合うわよ」グイッ、ギュッ
トウジ「あらら、ホンマお二人さん仲ええなぁ。そうやって腕組んどると、ホンマの夫婦みたいやでw」
シンジ「/////」
アスカ「ホントにそう見える? ありがとね、トウジ♪」
トウジ「お、おう」
85: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 06:18:45.67 ID:???
ースーパーからの帰りー
アスカ「重たーい! シンジっていっつもこんな大量に買ってるの? 特大レジ袋2つ分とか、多すぎよ!」
シンジ「日用品とかは安い時に結構まとめ買いするかな。ミサトさん、計画性ない上、金遣い荒い方だから。月の始めらへんで貯金残高が二万しかない時とか普通にあるしw その分僕が節約しないと」
アスカ「ミサトとかそれで今までどうやって生きてきたのよ?」
シンジ「最初の内は結構残してたんだけど、僕に通帳預けるようになってからはかなり適当になったみたい。出来るだけ節約して下さいね、とはよく言ってるんだけど、あまり聞いてくれなくてw」
アスカ「アンタってホント苦労してるのね…。それは知らなかったわ。ゴメン」
アスカ「重たーい! シンジっていっつもこんな大量に買ってるの? 特大レジ袋2つ分とか、多すぎよ!」
シンジ「日用品とかは安い時に結構まとめ買いするかな。ミサトさん、計画性ない上、金遣い荒い方だから。月の始めらへんで貯金残高が二万しかない時とか普通にあるしw その分僕が節約しないと」
アスカ「ミサトとかそれで今までどうやって生きてきたのよ?」
シンジ「最初の内は結構残してたんだけど、僕に通帳預けるようになってからはかなり適当になったみたい。出来るだけ節約して下さいね、とはよく言ってるんだけど、あまり聞いてくれなくてw」
アスカ「アンタってホント苦労してるのね…。それは知らなかったわ。ゴメン」
86: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 06:30:50.35 ID:???
アスカ「んー、それにしても重たいなぁ。シンジ、ちょっとだけ待ってくれる? 少し休憩」
シンジ「だからさっきから僕が持つって言ってるのに。ほら、貸して」スッ
アスカ「ダメ! 私が持つの! シンジはいっつもこれ2つ分持ってるんでしょ? だから今日は私が一個持つの! でないと、アンタが作ってくれるゴハン、美味しく食べられないでしょ、バカ。時間かかって逆に迷惑かもしれないけど、今日は私に持たせてよ」
シンジ「そっか…。わかった。じゃあアスカ、ちょっと休憩しようか。アスカってホントいい子だね」ナデナデ
アスカ「/////」
シンジ「だからさっきから僕が持つって言ってるのに。ほら、貸して」スッ
アスカ「ダメ! 私が持つの! シンジはいっつもこれ2つ分持ってるんでしょ? だから今日は私が一個持つの! でないと、アンタが作ってくれるゴハン、美味しく食べられないでしょ、バカ。時間かかって逆に迷惑かもしれないけど、今日は私に持たせてよ」
シンジ「そっか…。わかった。じゃあアスカ、ちょっと休憩しようか。アスカってホントいい子だね」ナデナデ
アスカ「/////」
87: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 06:42:53.22 ID:???
アスカ「ねぇ、シンジ…。今日のさ、屋上での事なんだけど…」
シンジ「?」
アスカ「アンタもさ、その…」
シンジ「その?」
アスカ「…とか…かった…たり…るの?////」
シンジ「??」
シンジ「ゴメン、アスカ。よく聞こえなかった。もう少し大きな声で言ってくれない?」
シンジ「?」
アスカ「アンタもさ、その…」
シンジ「その?」
アスカ「…とか…かった…たり…るの?////」
シンジ「??」
シンジ「ゴメン、アスカ。よく聞こえなかった。もう少し大きな声で言ってくれない?」
88: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 06:48:16.36 ID:???
アスカ「だから、その…。やっぱりアンタも、…とかが…かったり…のが…かな? って思って…/////」
シンジ「???」
シンジ「ゴメン、アスカ、ホントに悪いんだけど、もう少し大きな声でお願い。全然聞こえないから」
シンジ「???」
シンジ「ゴメン、アスカ、ホントに悪いんだけど、もう少し大きな声でお願い。全然聞こえないから」
89: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 06:55:54.01 ID:???
アスカ「あー、もう!! やっぱりアンタも胸とかが大きい方がいいのかなって聞いてるのよ、バカ!!///// 恥ずかしいんだから、何回も言わせないでよ!」
シンジ「ちょ、アスカ、声大きすぎ! みんな見てるから!///」
アスカ「あっ/////」カァーッ
シンジ「とりあえずここ離れよう、アスカ。恥ずかしいよ////」
シンジ「ちょ、アスカ、声大きすぎ! みんな見てるから!///」
アスカ「あっ/////」カァーッ
シンジ「とりあえずここ離れよう、アスカ。恥ずかしいよ////」
90: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 07:06:57.49 ID:???
アスカ「///」テクテク
シンジ「///」テクテク
アスカ「///」テクテク
シンジ「///」テクテク
アスカ「///」テクテク
シンジ「///」テクテク
アスカ「で、どうなのよ?/// あの乳メガネみたいね、大きい方がいいの?///」テクテク
シンジ「その…僕はどっちでも///」
アスカ「シンジ、ウソつかないでって前に言ったわよね?///」
シンジ「ごめんなさい、嘘です。服の上からでもすぐわかるぐらい大きい方が好きです」
アスカ「…」チラッ
アスカ「…」
アスカ「…」
アスカ「…」ショボン
シンジ「///」テクテク
アスカ「///」テクテク
シンジ「///」テクテク
アスカ「///」テクテク
シンジ「///」テクテク
アスカ「で、どうなのよ?/// あの乳メガネみたいね、大きい方がいいの?///」テクテク
シンジ「その…僕はどっちでも///」
アスカ「シンジ、ウソつかないでって前に言ったわよね?///」
シンジ「ごめんなさい、嘘です。服の上からでもすぐわかるぐらい大きい方が好きです」
アスカ「…」チラッ
アスカ「…」
アスカ「…」
アスカ「…」ショボン
91: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 07:12:28.20 ID:???
アスカ「これから毎日豆乳飲む」ブスー
シンジ「あの、アスカ。別に嫌いって訳じゃないよ。ただ大きい方が好きだってだけで…」
アスカ「でも、大きい方がいいんでしょ?」
シンジ「うん」
アスカ「…」ブスー
シンジ「あの、アスカ。別に嫌いって訳じゃないよ。ただ大きい方が好きだってだけで…」
アスカ「でも、大きい方がいいんでしょ?」
シンジ「うん」
アスカ「…」ブスー
92: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 07:35:33.56 ID:???
ー 家 夕食準備中 ー
アスカ「シンジー、これ、もう火を止めた方がいいのかな? だいぶグツグツいってるけど」
シンジ「どれどれ。ああ、うん、いいよ。火を止めたら、そのままふたをして、しばらくそのままにしておいて」トントントントンザクッ
アスカ「あとは私、何を手伝えばいいかな?」
シンジ「えっと、それじゃあ…」
Rrrrrrrr Rrrrrrrr Rrrrrrrr
シンジ「あっ、ゴメン、アスカ。電話でてもらえる? 僕、今、手がふさがってるんで」
アスカ「わかったー」トテトテ
アスカ「シンジー、これ、もう火を止めた方がいいのかな? だいぶグツグツいってるけど」
シンジ「どれどれ。ああ、うん、いいよ。火を止めたら、そのままふたをして、しばらくそのままにしておいて」トントントントンザクッ
アスカ「あとは私、何を手伝えばいいかな?」
シンジ「えっと、それじゃあ…」
Rrrrrrrr Rrrrrrrr Rrrrrrrr
シンジ「あっ、ゴメン、アスカ。電話でてもらえる? 僕、今、手がふさがってるんで」
アスカ「わかったー」トテトテ
93: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 07:47:03.67 ID:???
しばらく外すね。また後で来る。
今日中には多分完走するかな。
訪ねて来た人、感想残してもらえると嬉しい。なんも書くことなかったら、はよはよ、とかでもいいから書いといて。時々、誰も見てないんじゃないかと不安になるんだよね。スマソ
今日中には多分完走するかな。
訪ねて来た人、感想残してもらえると嬉しい。なんも書くことなかったら、はよはよ、とかでもいいから書いといて。時々、誰も見てないんじゃないかと不安になるんだよね。スマソ
94: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/23(土) 08:04:09.63 ID:???
いてら
最後まで頑張って
最後まで頑張って
98: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/23(土) 10:28:23.32 ID:???
育成計画アスカだ
102: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/23(土) 11:22:50.80 ID:???
アスカさんキャワワ><
103: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 12:23:08.04 ID:???
ただいま!
結構見てくれている人がいて安心したのと、みんなの優しさに感謝。
再開してくね
結構見てくれている人がいて安心したのと、みんなの優しさに感謝。
再開してくね
105: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 12:38:58.74 ID:???
アスカ「もしもし」ガチャ
ミサト「あっ、アスカ? 私よ、ミサト~」
アスカ「ああ、ミサト。どうしたの?」
ミサト「チョッチ仕事がたて込んじゃってね~。今日はひょっとしたらこっちに徹夜で泊まり込みになるかもしれなくってさ。だから、その連絡。ゴハンは明日にでも食べるからラップでもしてとっといてくれる?」
アスカ「OK、ミサト。シンジにもそう伝えとくわ。それと、あんまり無理しないようにね。ミサトの体調が心配だからさ。私で力になれる事があったらなんでも言ってよ。ミサトにもホントに感謝してるんだからさ」
ミサト「あ、うん…。あ、ありがとね、アスカ」
アスカ「ううん、当然の事よ」
ミサト「あっ、そう…。えっと…チョイ連絡する事があるからシンジ君にも代わってくれる」
ミサト「あっ、アスカ? 私よ、ミサト~」
アスカ「ああ、ミサト。どうしたの?」
ミサト「チョッチ仕事がたて込んじゃってね~。今日はひょっとしたらこっちに徹夜で泊まり込みになるかもしれなくってさ。だから、その連絡。ゴハンは明日にでも食べるからラップでもしてとっといてくれる?」
アスカ「OK、ミサト。シンジにもそう伝えとくわ。それと、あんまり無理しないようにね。ミサトの体調が心配だからさ。私で力になれる事があったらなんでも言ってよ。ミサトにもホントに感謝してるんだからさ」
ミサト「あ、うん…。あ、ありがとね、アスカ」
アスカ「ううん、当然の事よ」
ミサト「あっ、そう…。えっと…チョイ連絡する事があるからシンジ君にも代わってくれる」
106: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 12:50:25.25 ID:???
シンジ「もしもし」
ミサト「ああ、シンジ君。アスカの様子はどうって聞こうと思ったんだけど、あの感じだと今朝から代わってないみたいね」
シンジ「ええ、今日はずっとあんな感じです。だけど、正直、あのままでもいいかなって思ってるんですけど。前のアスカらしさも残ってるんで、多重人格とかそういうのじゃなさそうですし」
ミサト「ふーん。…単純に、少し性格を変えようとしてるとか、そんな感じ?」
シンジ「ええ、まあ、そんな感じじゃないかなって」
ミサト「そっかー。ふんふん。なるへそね」
シンジ「死語ですよ、ミサトさん、それ」
ミサト「ああ、シンジ君。アスカの様子はどうって聞こうと思ったんだけど、あの感じだと今朝から代わってないみたいね」
シンジ「ええ、今日はずっとあんな感じです。だけど、正直、あのままでもいいかなって思ってるんですけど。前のアスカらしさも残ってるんで、多重人格とかそういうのじゃなさそうですし」
ミサト「ふーん。…単純に、少し性格を変えようとしてるとか、そんな感じ?」
シンジ「ええ、まあ、そんな感じじゃないかなって」
ミサト「そっかー。ふんふん。なるへそね」
シンジ「死語ですよ、ミサトさん、それ」
107: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 12:57:32.94 ID:???
シンジ「それより、ミサトさん。さっきアスカからちょっと聞いたんですけど、今日帰れないかもしれないって…」
ミサト「ああ、うん。そうなのよね~。帰れたとしてもかなり遅くなるっていうか…。だから、まあ、シンちゃん、今日はアスカと二人で仲良くやってね。ケンカしちゃあダメよ」
シンジ「大丈夫ですよ、ミサトさん。今日のアスカなら絶対ケンカとかないですし」
ミサト「ああ、うん。そうなのよね~。帰れたとしてもかなり遅くなるっていうか…。だから、まあ、シンちゃん、今日はアスカと二人で仲良くやってね。ケンカしちゃあダメよ」
シンジ「大丈夫ですよ、ミサトさん。今日のアスカなら絶対ケンカとかないですし」
108: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 13:04:29.98 ID:???
シンジ「それじゃ、ミサトさん。仕事頑張って下さいね。あまり無理しないで下さいよ」
ミサト「わかってるってば、大丈夫よ~。シンちゃんにもアスカにもおんなじ事言われる日が来るとは思わなかったわ」
シンジ「それじゃ、また明日」
ミサト「あっ、チョッチ待って。大事な事言い忘れたから」
シンジ「?」
ミサト「わかってるってば、大丈夫よ~。シンちゃんにもアスカにもおんなじ事言われる日が来るとは思わなかったわ」
シンジ「それじゃ、また明日」
ミサト「あっ、チョッチ待って。大事な事言い忘れたから」
シンジ「?」
109: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 13:13:55.28 ID:???
ミサト「いざという時は、私の部屋のタンスの、下から二段目を開けるのよ。そこに何個か入ってるはずだから。多分、シンちゃんの年齢だとコンビニでも売ってもらえないだろうから、間違っても買いに行っちゃあダメよ」
シンジ「?」
シンジ「何の話しです、ミサトさん?」
ミサト「隠さなくてもいーから、いーから♪ とにかく早まっちゃあダメよ~♪」
シンジ「???」
シンジ「?」
シンジ「何の話しです、ミサトさん?」
ミサト「隠さなくてもいーから、いーから♪ とにかく早まっちゃあダメよ~♪」
シンジ「???」
110: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 13:24:57.71 ID:???
ーネルフ本部ー
ミサト「さて、これでよしっと」ピッ、ガチャ
リツコ「何だか楽しそうね、ミサト。何かいい事でもあったの?」
ミサト「ん~、チョッチね~♪ 健全な青少年の為に善行を施したっていうか~」
リツコ「で、それが今日仕事をしない理由? 言っとくけど、時はお金よりも大事なのよ。あなたが今日サボった為に、使徒への対策が遅れて、人類が滅亡なんて事も十分にあり得るのだから、もう少し責任者としての自覚を持って欲しいのだけど」
ミサト「あんま、脅さないでよ…リツコ」
ミサト「さて、これでよしっと」ピッ、ガチャ
リツコ「何だか楽しそうね、ミサト。何かいい事でもあったの?」
ミサト「ん~、チョッチね~♪ 健全な青少年の為に善行を施したっていうか~」
リツコ「で、それが今日仕事をしない理由? 言っとくけど、時はお金よりも大事なのよ。あなたが今日サボった為に、使徒への対策が遅れて、人類が滅亡なんて事も十分にあり得るのだから、もう少し責任者としての自覚を持って欲しいのだけど」
ミサト「あんま、脅さないでよ…リツコ」
111: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 13:32:38.50 ID:???
ミサト「あっ、そういえば彼に連絡しとかないとね。もう一本だけ電話するわ、リツコ」
リツコ「好きなようにすれば?」
ミサト「何よ~、いけず~」ブスー
リツコ「ミサト、それ死語だから」
リツコ「好きなようにすれば?」
ミサト「何よ~、いけず~」ブスー
リツコ「ミサト、それ死語だから」
112: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 13:48:20.23 ID:???
ミサト「」ピッ、ピッ、ピッ、トゥルルルル、トゥルルルル
ケンスケ「もしもし」
ミサト「ああ、ケンスケ君。言われた通りに今日はもう家に帰らないようにしといたわ。わざわざ教えてくれてありがとね~♪」
ケンスケ「いえ、当然の事です。理由は知らないですけど、アスカも吹っ切れたみたいですし、シンジもまんざらじゃないみたいですから。ここは一気に押し時かと思って。友達としてシンジには幸せになって欲しいですし」
ミサト「あらら、男前ねぇ、ケンスケ君。ま、私もあの二人はさっさとくっついちゃえばって思ってたからナイスタイミングだったわ。これで今夜にはあの二人、大人の仲間入り間違いなしよ。寂しくもあり、めでたくもあり、ってやつね」
ケンスケ「僕にとっては羨ましい話しですけどね、いいなあ、碇」ハァ
ミサト「落ち込まない、落ち込まない。それじゃ、私は仕事があるからまったねえー」ピッ
ケンスケ「もしもし」
ミサト「ああ、ケンスケ君。言われた通りに今日はもう家に帰らないようにしといたわ。わざわざ教えてくれてありがとね~♪」
ケンスケ「いえ、当然の事です。理由は知らないですけど、アスカも吹っ切れたみたいですし、シンジもまんざらじゃないみたいですから。ここは一気に押し時かと思って。友達としてシンジには幸せになって欲しいですし」
ミサト「あらら、男前ねぇ、ケンスケ君。ま、私もあの二人はさっさとくっついちゃえばって思ってたからナイスタイミングだったわ。これで今夜にはあの二人、大人の仲間入り間違いなしよ。寂しくもあり、めでたくもあり、ってやつね」
ケンスケ「僕にとっては羨ましい話しですけどね、いいなあ、碇」ハァ
ミサト「落ち込まない、落ち込まない。それじゃ、私は仕事があるからまったねえー」ピッ
113: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 14:11:25.14 ID:???
ー山中ー
ケンスケ「」ハァ
トウジ「なんやねん、そない落ち込んで。自分も言うとったやろ。シンジには幸せになって欲しいって。その通りになったんやからむしろ祝ってやるべきやろが」
ケンスケ「それはわかってるんだけどね…。とはいえ、最後の一押しを自分でするってのは辛いなあ、トウジ」ビリッ、ビリッ
トウジ「何を男らしゅうない事をって、ケンスケ、さっきから何を破ってるねん?」
ケンスケ「過去の思い出だよ。もう必要としちゃいけないものだからさ」
トウジ「? 一体、何を言うて--お前、コレ、アスカの写真…。ひょっとしてお前アスカの事好きやったんかいな!?」
ケンスケ「…」ビリッ、ビリッ
トウジ「…」
ケンスケ「…さ、カレーを作ろうぜ、トウジ。きっと今日はものすごい美味いカレーが出来そうな気が…」グイッ、ゴシゴシ
ケンスケ「出来そうな気がしゅるんら」グスッ、グスッ、ヒック
トウジ「…ずいぶんしょぱそうなカレーが出来そうやなあ。でもケンスケ、今日のお前ほホンマ輝いとるで…!」
ケンスケ「」ハァ
トウジ「なんやねん、そない落ち込んで。自分も言うとったやろ。シンジには幸せになって欲しいって。その通りになったんやからむしろ祝ってやるべきやろが」
ケンスケ「それはわかってるんだけどね…。とはいえ、最後の一押しを自分でするってのは辛いなあ、トウジ」ビリッ、ビリッ
トウジ「何を男らしゅうない事をって、ケンスケ、さっきから何を破ってるねん?」
ケンスケ「過去の思い出だよ。もう必要としちゃいけないものだからさ」
トウジ「? 一体、何を言うて--お前、コレ、アスカの写真…。ひょっとしてお前アスカの事好きやったんかいな!?」
ケンスケ「…」ビリッ、ビリッ
トウジ「…」
ケンスケ「…さ、カレーを作ろうぜ、トウジ。きっと今日はものすごい美味いカレーが出来そうな気が…」グイッ、ゴシゴシ
ケンスケ「出来そうな気がしゅるんら」グスッ、グスッ、ヒック
トウジ「…ずいぶんしょぱそうなカレーが出来そうやなあ。でもケンスケ、今日のお前ほホンマ輝いとるで…!」
114: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 14:31:36.00 ID:???
ー 家 夕食後 ー
シンジ「ふぅ~、さっぱりした。ミサトさんじゃないけど、風呂は命の洗濯だよね」
アスカ「おかえり、シンジ♪ ずっと待ってたんだから。ほら、こっちのソファーに来て一緒にテレビでも見ましょ♪」ポンポン
シンジ「ふぅ~、さっぱりした。ミサトさんじゃないけど、風呂は命の洗濯だよね」
アスカ「おかえり、シンジ♪ ずっと待ってたんだから。ほら、こっちのソファーに来て一緒にテレビでも見ましょ♪」ポンポン
115: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 14:50:07.72 ID:???
アスカ「」~♪
シンジ (なんかアスカ、ご機嫌だなあ) チラッ
アスカ「」~♪♪
シンジ (相変わらず横にぴったりくっついてくるし//)
アスカ「」~♪♪♪
シンジ (アスカも、お風呂さっきあがったばかりだから、いい匂いがして///)
アスカ「」
シンジ (CMに入った)
シンジ (なんかアスカ、ご機嫌だなあ) チラッ
アスカ「」~♪♪
シンジ (相変わらず横にぴったりくっついてくるし//)
アスカ「」~♪♪♪
シンジ (アスカも、お風呂さっきあがったばかりだから、いい匂いがして///)
アスカ「」
シンジ (CMに入った)
116: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 15:02:13.96 ID:???
アスカ「そういえばさ、シンジ。何か飲みたいものでもある? 今のうちにとってきちゃうけど」
シンジ「あっ、それなら僕が行くよ。アスカは座ってて 」
アスカ「いいから私に任せときなさいよ、私がとってきてあげたいんだから。今日一日、シンジに色々優しくしてもらったんだから今度は私がシンジに優しくするの」
シンジ「///」
シンジ「あっ、それなら僕が行くよ。アスカは座ってて 」
アスカ「いいから私に任せときなさいよ、私がとってきてあげたいんだから。今日一日、シンジに色々優しくしてもらったんだから今度は私がシンジに優しくするの」
シンジ「///」
117: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 15:16:02.15 ID:???
シンジ (ダメだよ、今日のアスカ、本当に可愛い過ぎるよ)
シンジ (しかも今日はミサトさんがいないから完全に二人きりだよ)
ペンペン「…」
シンジ (どうしよう。すごくキスしたい。昼間、未遂に終わったから尚更だよ。でも、どういうタイミングでどういう風に切り出せばいいかなんて全然わからないし…)
ペンペン「クエー…」ツンツン
シンジ (しかも今日はミサトさんがいないから完全に二人きりだよ)
ペンペン「…」
シンジ (どうしよう。すごくキスしたい。昼間、未遂に終わったから尚更だよ。でも、どういうタイミングでどういう風に切り出せばいいかなんて全然わからないし…)
ペンペン「クエー…」ツンツン
118: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 15:31:16.90 ID:???
アスカ「テレビ、終わっちゃったね」
シンジ「えっ、あ、うん。そうだね。いつの間にか終わっちゃったね」
アスカ「この後は見たい番組も特にないしなあ…。ね、シンジ、どうする?」
シンジ「あっ、えーと、あの、その」アタフタ
ピーーーー
シンジ「あっ、乾燥機が終わったみたいだから、僕、それ取りに--」
アスカ「」キュッ
シンジ (服を、掴まれた?)
アスカ「せっかくの機会なんだからさ、もうちょっとここにいてよ、シンジ/// 乾燥機、後で私が見とくから」
シンジ「えっ、あ、うん。そうだね。いつの間にか終わっちゃったね」
アスカ「この後は見たい番組も特にないしなあ…。ね、シンジ、どうする?」
シンジ「あっ、えーと、あの、その」アタフタ
ピーーーー
シンジ「あっ、乾燥機が終わったみたいだから、僕、それ取りに--」
アスカ「」キュッ
シンジ (服を、掴まれた?)
アスカ「せっかくの機会なんだからさ、もうちょっとここにいてよ、シンジ/// 乾燥機、後で私が見とくから」
120: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 15:39:30.64 ID:???
アスカ「///」ドキドキ
シンジ「///」ドキドキ
ペンペン「…」
アスカ「///」ドキドキ
シンジ「///」ドキドキ
ペンペン「…クエー」ツンツン
アスカ「///」ドキドキ
シンジ「///」ドキドキ
ペンペン「クエー…」スタスタ、ガチャ、バタン
アスカ「///」ドキドキ、ドキドキ
シンジ「///」ドキドキ、ドキドキ
シンジ「///」ドキドキ
ペンペン「…」
アスカ「///」ドキドキ
シンジ「///」ドキドキ
ペンペン「…クエー」ツンツン
アスカ「///」ドキドキ
シンジ「///」ドキドキ
ペンペン「クエー…」スタスタ、ガチャ、バタン
アスカ「///」ドキドキ、ドキドキ
シンジ「///」ドキドキ、ドキドキ
121: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 16:00:36.27 ID:???
アスカ「ねぇ…シンジ。ギュッって…して欲しい/////」
シンジ「うん…//// 僕も…したい/////」
アスカ「じゃあさ…/// …して///// 目、つぶってるから…////」
シンジ「うん…/////」
シンジ「うん…//// 僕も…したい/////」
アスカ「じゃあさ…/// …して///// 目、つぶってるから…////」
シンジ「うん…/////」
122: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 16:09:09.71 ID:???
アスカ「///」
シンジ (可愛いなあ、アスカ///)
シンジ (出来るだけ優しくしてあげないと///)
シンジ「」ギュッ…
アスカ「あっ…」ビクッ!
シンジ「ん…」ギュッ…
シンジ (可愛いなあ、アスカ///)
シンジ (出来るだけ優しくしてあげないと///)
シンジ「」ギュッ…
アスカ「あっ…」ビクッ!
シンジ「ん…」ギュッ…
123: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 16:14:17.92 ID:???
アスカ「…///」
シンジ「…///」
アスカ「…シンジの腕の中、気持ちいい…」
シンジ「…僕も」
シンジ「…///」
アスカ「…シンジの腕の中、気持ちいい…」
シンジ「…僕も」
124: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 16:17:05.04 ID:???
アスカ「…ねぇ、シンジ。…キス、して」
シンジ「…うん」
シンジ「…」ソーッ
アスカ「…」ドキドキ、ドキドキ
シンジ「…うん」
シンジ「…」ソーッ
アスカ「…」ドキドキ、ドキドキ
125: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 16:25:18.57 ID:???
ヒュルルルルルルー
ゲンドウ「どけ、どくんだ、シンジ!!」
シンジ、アスカ「!!!!?」
シンジ「あ、危ない、アスカ!」ドン!
アスカ「シンジ!!」
ガッシャーン!!
ゲンドウ、シンジ「」ドーン!!
ゲンドウ「どけ、どくんだ、シンジ!!」
シンジ、アスカ「!!!!?」
シンジ「あ、危ない、アスカ!」ドン!
アスカ「シンジ!!」
ガッシャーン!!
ゲンドウ、シンジ「」ドーン!!
126: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 16:34:47.04 ID:???
ゲンドウ「痛ぅ!! ぐぉぉぉぉぉ!!!」ゴロゴロ、ゴロゴロ
シンジ「」クラクラ…
アスカ「…」
ゲンドウ「くっ」スクッ、フラフラ
ゲンドウ「メガネ、メガ--」
アスカ「どっせーい!!!」ゲシッ!!
ゲンドウ「ぬお!!」ドンガラガッシャーン!!!
シンジ「」クラクラ…
アスカ「…」
ゲンドウ「くっ」スクッ、フラフラ
ゲンドウ「メガネ、メガ--」
アスカ「どっせーい!!!」ゲシッ!!
ゲンドウ「ぬお!!」ドンガラガッシャーン!!!
128: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 16:58:11.68 ID:???
ゲンドウ「くぅっ…」フラフラ、フラフラ
ゲンドウ「何をする、二号機パイロット。私を殺す気か」
アスカ「もうそんな事言ってる場合と状況じゃないでしょうが!!! 何で窓突き破って司令がパラシュートで飛び込んで来るのよ!!!」
シンジ「うっ…くっ…」フラフラ
アスカ「シンジ! 気がついたの!? アンタ大丈夫!?」
シンジ「頭がくらくらするけど…何とか…。パラシュートが丁度かぶさってくれたみたいで、ガラス片も刺さらなかったし」
ゲンドウ「私もそうだったが、床を転がり回ったせいで、ほとんど刺さってしまったがな。おかげでスーツを一枚完全に無駄にした。本部に戻ったら本来あるべき色に戻さねばなるまい」ダラダラ
アスカ「司令だと思って我慢してたけど、もう言わせてもらう。アンタ、バカァ!!!?」
ゲンドウ「何をする、二号機パイロット。私を殺す気か」
アスカ「もうそんな事言ってる場合と状況じゃないでしょうが!!! 何で窓突き破って司令がパラシュートで飛び込んで来るのよ!!!」
シンジ「うっ…くっ…」フラフラ
アスカ「シンジ! 気がついたの!? アンタ大丈夫!?」
シンジ「頭がくらくらするけど…何とか…。パラシュートが丁度かぶさってくれたみたいで、ガラス片も刺さらなかったし」
ゲンドウ「私もそうだったが、床を転がり回ったせいで、ほとんど刺さってしまったがな。おかげでスーツを一枚完全に無駄にした。本部に戻ったら本来あるべき色に戻さねばなるまい」ダラダラ
アスカ「司令だと思って我慢してたけど、もう言わせてもらう。アンタ、バカァ!!!?」
129: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 17:06:31.85 ID:???
アスカ「大体、何で司令がパラシュートでミサトの家に飛び込んで来るのよ! どう考えてもおかしいじゃない!!」
ゲンドウ「理由はこの際問題にならんよ。大事なのはその結果だ。全てはシナリオ通りに進んでいて、私のこの怪我も修正の範囲内だ。問題ない」ニヤリ
シンジ「父さん、さすがにそのセリフはこの状況じゃバカみたいだよ」
ゲンドウ「理由はこの際問題にならんよ。大事なのはその結果だ。全てはシナリオ通りに進んでいて、私のこの怪我も修正の範囲内だ。問題ない」ニヤリ
シンジ「父さん、さすがにそのセリフはこの状況じゃバカみたいだよ」
130: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 17:21:37.31 ID:???
ピーッ、ピーッ、ピーッ
ゲンドウ「むっ、時間か。先に帰るぞ」
アスカ「いや、アンタ一人で勝手に来たんじゃない」
ゲンドウ「…」クルッ、スタスタ
シンジ「父さん!」
ゲンドウ「…」クルッ…
シンジ「玄関、あっちだから」
ゲンドウ「…。そうか」
ゲンドウ「」スタスタ、ガチャ、バタン
アスカ「…」
シンジ「…」
アスカ「…しかもさっきの音、乾燥機の終了アラームよね」
ゲンドウ「むっ、時間か。先に帰るぞ」
アスカ「いや、アンタ一人で勝手に来たんじゃない」
ゲンドウ「…」クルッ、スタスタ
シンジ「父さん!」
ゲンドウ「…」クルッ…
シンジ「玄関、あっちだから」
ゲンドウ「…。そうか」
ゲンドウ「」スタスタ、ガチャ、バタン
アスカ「…」
シンジ「…」
アスカ「…しかもさっきの音、乾燥機の終了アラームよね」
131: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 17:26:41.57 ID:???
アスカ「…」
シンジ「…」
アスカ「…」
シンジ「…」
アスカ「で、このぐちゃぐちゃに荒らされた部屋の片付けも全て私達任せってえ訳?」
シンジ「ミサトさんになんて説明しようかな…」
シンジ「…」
アスカ「…」
シンジ「…」
アスカ「で、このぐちゃぐちゃに荒らされた部屋の片付けも全て私達任せってえ訳?」
シンジ「ミサトさんになんて説明しようかな…」
132: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 17:44:38.30 ID:???
アスカ「あー、もう、やめやめ! 今日1日過ぎてないけどもうやめた!! 昨日テレビでやってた占いを信じた私がバカだったのよ!! いい事もあったけど、結局、最後は潰されるんじゃない!! もうやめ!!!」
シンジ「占い?」
アスカ「あー、もう、うっさい、バカシンジ!! アンタはさっさとこの部屋の片付けをして、私が寝れるスペースを確保しなさいよ! ほら、さっさとやる!!!」
シンジ「えっ、ちょっと、アスカ!?」
アスカ「何よ、何か文句でもあるの!? それともアンタ、女の子にガラスが大量に散らばって危ない部屋を片付けさせようってーの? アンタ、それでも男? 信じらんない!」
シンジ「ア、アスカ…??」
アスカ「終わったらジュースの一杯ぐらい持ってってやるからとっとと始めて。私はその間、ホコリまみれになっちゃったから、もう一回お風呂に入ってくる。私が出るまでには全部片付けておくのよ、いいわね?」スタスタ
シンジ「そんなぁ、無茶苦茶だよ。間に合う訳ないよ、絶対、こんなの!」
シンジ「占い?」
アスカ「あー、もう、うっさい、バカシンジ!! アンタはさっさとこの部屋の片付けをして、私が寝れるスペースを確保しなさいよ! ほら、さっさとやる!!!」
シンジ「えっ、ちょっと、アスカ!?」
アスカ「何よ、何か文句でもあるの!? それともアンタ、女の子にガラスが大量に散らばって危ない部屋を片付けさせようってーの? アンタ、それでも男? 信じらんない!」
シンジ「ア、アスカ…??」
アスカ「終わったらジュースの一杯ぐらい持ってってやるからとっとと始めて。私はその間、ホコリまみれになっちゃったから、もう一回お風呂に入ってくる。私が出るまでには全部片付けておくのよ、いいわね?」スタスタ
シンジ「そんなぁ、無茶苦茶だよ。間に合う訳ないよ、絶対、こんなの!」
133: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 18:00:45.70 ID:???
ー風呂場ー
アスカ (なんか掃除機かけてる音がするなあ…。アイツ、本当に真面目にやってるんだ…)
アスカ (なんだかんだできっと、私がお風呂から上がる前までには絶対間に合わすんだろうな…)
アスカ (私に言われたからとかじゃなくて、さ…)
アスカ (私が何も言わずお風呂に入ったとしても、絶対おんなじ事をしてるって何であのバカはいつまで経っても気がつかないんだろう…)
アスカ (だからバカなんだけどさ…)
アスカ (私に手伝えとかほとんど言ってこないし…。私が嫌だって一回言ったらすぐに諦めるし…)
アスカ (シンジと一緒にいられるんだから、嫌な訳ないのに…)
アスカ (ずっとそんな態度だったら、必要とされてないって思っちゃうじゃないの、バカ…)
アスカ (ホントにバカね…)
アスカ (こんな性格の私が…)グスッ、ヒック、グスッ…
アスカ (なんか掃除機かけてる音がするなあ…。アイツ、本当に真面目にやってるんだ…)
アスカ (なんだかんだできっと、私がお風呂から上がる前までには絶対間に合わすんだろうな…)
アスカ (私に言われたからとかじゃなくて、さ…)
アスカ (私が何も言わずお風呂に入ったとしても、絶対おんなじ事をしてるって何であのバカはいつまで経っても気がつかないんだろう…)
アスカ (だからバカなんだけどさ…)
アスカ (私に手伝えとかほとんど言ってこないし…。私が嫌だって一回言ったらすぐに諦めるし…)
アスカ (シンジと一緒にいられるんだから、嫌な訳ないのに…)
アスカ (ずっとそんな態度だったら、必要とされてないって思っちゃうじゃないの、バカ…)
アスカ (ホントにバカね…)
アスカ (こんな性格の私が…)グスッ、ヒック、グスッ…
134: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/23(土) 18:19:51.44 ID:???
父ちゃん何しに来たんだ
135: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 18:25:43.51 ID:???
ー 第三新東京市 駅前 ー
ゲンドウ「…」ピッ、ピッ、ピッ、トゥルルルル、トゥルルルル、ガチャ
ゲンドウ「私だ。今、任務を遂行した。少なくとも、今日のところはあの二人は何も出来んよ。それだけの事をしておいた」
レイ「ご苦労様です、碇司令。その言葉を聞いたら、なんだか心がポカポカしてきました。今日はいつも通り眠れそうです」
ゲンドウ「それは良かった。私も体をはった甲斐が--」
通行人「ちょっとあなた、全身血だらけだけど大丈夫なの? 救急車呼ぼうか?」
ゲンドウ「構わん! 放っておけ!!」
通行人「…」
ゲンドウ「それでレイ、先程の続きの話しだが、約束は必ず守ってもらうぞ」
レイ「ええ、わかってます。今日はいつもより三回多くナデナデしてあげます」
ゲンドウ「四回にはならんか? 私が払った犠牲は正直大きい。それぐらいの価値が」ガチャ、ツー、ツー、ツー
ゲンドウ「レイッ…!!!」
ー終劇ー
ゲンドウ「…」ピッ、ピッ、ピッ、トゥルルルル、トゥルルルル、ガチャ
ゲンドウ「私だ。今、任務を遂行した。少なくとも、今日のところはあの二人は何も出来んよ。それだけの事をしておいた」
レイ「ご苦労様です、碇司令。その言葉を聞いたら、なんだか心がポカポカしてきました。今日はいつも通り眠れそうです」
ゲンドウ「それは良かった。私も体をはった甲斐が--」
通行人「ちょっとあなた、全身血だらけだけど大丈夫なの? 救急車呼ぼうか?」
ゲンドウ「構わん! 放っておけ!!」
通行人「…」
ゲンドウ「それでレイ、先程の続きの話しだが、約束は必ず守ってもらうぞ」
レイ「ええ、わかってます。今日はいつもより三回多くナデナデしてあげます」
ゲンドウ「四回にはならんか? 私が払った犠牲は正直大きい。それぐらいの価値が」ガチャ、ツー、ツー、ツー
ゲンドウ「レイッ…!!!」
ー終劇ー
136: 名無しのアスカ好き 2013/03/23(土) 18:27:46.21 ID:???
ぐぅ疲れたけど、とにかく完走
みんな、最後まで付き合ってくれてありがとう!!
みんな、最後まで付き合ってくれてありがとう!!
137: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/23(土) 18:48:42.64 ID:???
は?
139: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/23(土) 19:15:22.58 ID:???
待て
お前それでいいのか?お前の全力はそんなもんじゃないだろう?
お前それでいいのか?お前の全力はそんなもんじゃないだろう?
140: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/23(土) 19:32:45.31 ID:???
なんやこのラブコメ話の引き伸ばし感
145: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/24(日) 00:21:27.99 ID:???
つまりこれはバッドエンドなんですかねぇ
146: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/24(日) 01:58:19.05 ID:???
これはこれであり
147: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 03:44:42.50 ID:???
しばらく留守にしてたら、こんなに感想返ってきててびっくりだよ
賛否両論含めてみんな感想ありがとう!
元々は風呂場のシーンはなかったんだよ…。素直になりたいけど素直になれないアスカを書こうとしたら…ハァ 読み返してみると確かにバッドエンドになってるんだよね…( ノД`)…
続き書くと更にgdgdになりそうだけど、ちょっと考えてみる
賛否両論含めてみんな感想ありがとう!
元々は風呂場のシーンはなかったんだよ…。素直になりたいけど素直になれないアスカを書こうとしたら…ハァ 読み返してみると確かにバッドエンドになってるんだよね…( ノД`)…
続き書くと更にgdgdになりそうだけど、ちょっと考えてみる
148: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 06:05:47.92 ID:???
相変わらずの亀進行だけど、続き書いてくよ。
長くなるかも&前よりも書くスピード遅くなると思うんで、たまに見に来て
長くなるかも&前よりも書くスピード遅くなると思うんで、たまに見に来て
149: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 06:22:21.64 ID:WdRwMNDa
ー翌日ー
ミサト「たっだいま~♪ って、ちょっとちょっとちょっと何よコレー!!! 何で窓ガラスがなくなってるのよ!? 一体、何があったっていうのよ!!」
シンジ「…知りませんよ、そんな事」
アスカ「…知らない。自分で考えたら」
ミサト「えっ…? ってちょっとアンタたちー、何でそんな険悪なムードなのよ? 昨日ホントに何があったのよ?」
シンジ「だから知らないって言ってるじゃないですか。同じ事を何度も聞かないで下さい」フイ
アスカ「それよりミサト、さっさと寝たら。疲れてるんでしょ」フイ
ミサト「…なんなのよ、コレ…」
ミサト「たっだいま~♪ って、ちょっとちょっとちょっと何よコレー!!! 何で窓ガラスがなくなってるのよ!? 一体、何があったっていうのよ!!」
シンジ「…知りませんよ、そんな事」
アスカ「…知らない。自分で考えたら」
ミサト「えっ…? ってちょっとアンタたちー、何でそんな険悪なムードなのよ? 昨日ホントに何があったのよ?」
シンジ「だから知らないって言ってるじゃないですか。同じ事を何度も聞かないで下さい」フイ
アスカ「それよりミサト、さっさと寝たら。疲れてるんでしょ」フイ
ミサト「…なんなのよ、コレ…」
150: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 06:31:31.54 ID:WdRwMNDa
ー学校ー
クラスメイト「」ヒソヒソ
クラスメイト「」ヒソヒソ
クラスメイト「ねえ、今日のアスカさん一体どうしちゃったのかな? 昨日あんなに碇君にべったりだったのに、今日は近寄りもしないわよ」ヒソヒソ
クラスメイト「しかもめちゃくちゃ不機嫌だしね。怖くて私達も近寄れないわよ」ヒソヒソ
クラスメイト「昨日といい今日といい、一体何があったんだろうね」ヒソヒソ
クラスメイト「」ヒソヒソ
クラスメイト「」ヒソヒソ
クラスメイト「ねえ、今日のアスカさん一体どうしちゃったのかな? 昨日あんなに碇君にべったりだったのに、今日は近寄りもしないわよ」ヒソヒソ
クラスメイト「しかもめちゃくちゃ不機嫌だしね。怖くて私達も近寄れないわよ」ヒソヒソ
クラスメイト「昨日といい今日といい、一体何があったんだろうね」ヒソヒソ
151: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 06:40:02.33 ID:???
トウジ「…なぁ、ケンスケ。今日の状況をワイにもわかるように説明してくれへんか?」
ケンスケ「悪いけど、僕にもそれはわからないよ。強いてあげるなら、昨日暴走した碇がアスカを無理矢理押し倒そうとした、ぐらいだけど、そんな感じにも見えないしなあ」
ケンスケ「悪いけど、僕にもそれはわからないよ。強いてあげるなら、昨日暴走した碇がアスカを無理矢理押し倒そうとした、ぐらいだけど、そんな感じにも見えないしなあ」
152: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 06:49:09.45 ID:???
トウジ「まあ、お前にわからんもんがワイにわかる訳もないか。しばらく放っといた方がええんかいなあ?」
ケンスケ「そうだね…。昨日のも余計なお節介だったのかな…」
トウジ「落ち込むなや、ケンスケ。昨日のカレー美味かったやないか。涙流しながら美味い美味い言うてバクバク食っとたがな。あんときのお前はカッコ悪かったけど、無茶苦茶輝いとったで」
ケンスケ「トウジィ…」
ケンスケ「そうだね…。昨日のも余計なお節介だったのかな…」
トウジ「落ち込むなや、ケンスケ。昨日のカレー美味かったやないか。涙流しながら美味い美味い言うてバクバク食っとたがな。あんときのお前はカッコ悪かったけど、無茶苦茶輝いとったで」
ケンスケ「トウジィ…」
153: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 06:58:21.68 ID:???
シンジ「…」
アスカ「…」
シンジ「…」
アスカ「…」
シンジ「…」フイ
アスカ「…」フイ
レイ (今日はあの二人を見ててもモヤモヤしない…。でも時々ズキズキする…。なんでだろう…。不思議…)
アスカ「…」
シンジ「…」
アスカ「…」
シンジ「…」フイ
アスカ「…」フイ
レイ (今日はあの二人を見ててもモヤモヤしない…。でも時々ズキズキする…。なんでだろう…。不思議…)
154: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 07:06:16.95 ID:???
レイ (そういえば、お弁当箱、碇君に返さないと…)
レイ (美味しかったって言った方がいいのかな…)
レイ (お箸、入ってなかったって事は黙ってた方がいいのかな…)
レイ (私にはわからない事が多すぎるのかも知れない…)
レイ (でも、誰に聞いたらいいのかもわからない…)ショボン
レイ (美味しかったって言った方がいいのかな…)
レイ (お箸、入ってなかったって事は黙ってた方がいいのかな…)
レイ (私にはわからない事が多すぎるのかも知れない…)
レイ (でも、誰に聞いたらいいのかもわからない…)ショボン
155: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 07:18:43.79 ID:???
レイ「」トコトコ
レイ「碇君、これ…」スッ
シンジ「…ああ、昨日のお弁当箱。どうだった? 綾並の口にあったかな?」
レイ「…」コクコク
レイ「…」
レイ「…」
レイ「…美味しかった//」
アスカ「…」ピクッ
シンジ「そう、良かった。機会があればまた作って持ってくるよ」
レイ「…ありがとう///」
アスカ「…」イラッ
レイ「碇君、これ…」スッ
シンジ「…ああ、昨日のお弁当箱。どうだった? 綾並の口にあったかな?」
レイ「…」コクコク
レイ「…」
レイ「…」
レイ「…美味しかった//」
アスカ「…」ピクッ
シンジ「そう、良かった。機会があればまた作って持ってくるよ」
レイ「…ありがとう///」
アスカ「…」イラッ
156: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 07:35:08.28 ID:???
ー昼休みー
シンジ「…」テクテク
シンジ「アスカ、これ今日のお弁当」スッ
アスカ「いらない」
シンジ「えっ、だって」
アスカ「だってもヘチマもないわよ、いらないったらいらない。今日はお腹一杯だから食べたくないの!」スタッ、テクテク
シンジ「あっ、アスカ、どこに行くの?」
アスカ「どこでもいいでしょ。アンタには関係ないじゃない」フン
アスカ「それと、もう夕食も朝食もいらない。全部自分で作るからいい。後片付けも掃除も洗濯もお風呂沸かしも全部自分でやるから、アンタの手は借りない。いいわね」スタスタ
シンジ「…アスカ」
シンジ「…」テクテク
シンジ「アスカ、これ今日のお弁当」スッ
アスカ「いらない」
シンジ「えっ、だって」
アスカ「だってもヘチマもないわよ、いらないったらいらない。今日はお腹一杯だから食べたくないの!」スタッ、テクテク
シンジ「あっ、アスカ、どこに行くの?」
アスカ「どこでもいいでしょ。アンタには関係ないじゃない」フン
アスカ「それと、もう夕食も朝食もいらない。全部自分で作るからいい。後片付けも掃除も洗濯もお風呂沸かしも全部自分でやるから、アンタの手は借りない。いいわね」スタスタ
シンジ「…アスカ」
157: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 07:57:22.12 ID:???
ー 数日後 家 ー
ミサト「ねぇ、シンちゃん。最近アスカどうしちゃったのよ。ずいぶん不機嫌だし、家事とか全部自分でやってるじゃない。まあ、シンちゃんに任せっきりの私が言うのもアレだけどさ」
シンジ「…」
ミサト「シンちゃん、黙って立ってるだけじゃ、物事は一つも前に進まないのよ。あの夜、何があったかはもう聞かないけど、とりあえず一歩を自分から踏み出してみなさいよ。前に進むのは怖いかも知れないけど、一人だけ取り残されるよりは全然いいのよ」
シンジ「…」
ミサト「人は何かに失敗した時、こんな事をしなければ良かったと後悔するものだけど、何もしなかったら後悔しない代わりに成長すら出来ないの。傷ついて失敗して後悔して、そうやって人は大人になっていくのよ」
シンジ「…」
ミサト「ねぇ、シンちゃん。最近アスカどうしちゃったのよ。ずいぶん不機嫌だし、家事とか全部自分でやってるじゃない。まあ、シンちゃんに任せっきりの私が言うのもアレだけどさ」
シンジ「…」
ミサト「シンちゃん、黙って立ってるだけじゃ、物事は一つも前に進まないのよ。あの夜、何があったかはもう聞かないけど、とりあえず一歩を自分から踏み出してみなさいよ。前に進むのは怖いかも知れないけど、一人だけ取り残されるよりは全然いいのよ」
シンジ「…」
ミサト「人は何かに失敗した時、こんな事をしなければ良かったと後悔するものだけど、何もしなかったら後悔しない代わりに成長すら出来ないの。傷ついて失敗して後悔して、そうやって人は大人になっていくのよ」
シンジ「…」
158: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 08:18:29.30 ID:???
ミサト「私には、あの日アスカが急に素直になった理由なんかわかる訳ないし、その夜に何があって今の状況になったのかもわからないけど、でも理由がどうであれ、あの日アスカは何かに向けて一歩を踏み出したんじゃない?」
シンジ「…!」ハッ!
ミサト「そして失敗して、今、後悔してる。一度失敗して後悔したものに対してもう一度踏み出すのは勇気がいるわ。それはこれまでエバーに乗ってきたシンちゃんが一番よくわかってると思うけど?」
シンジ「……」
ミサト「当事者でない私には、今回の件については、ここでビールを飲んで酔っぱらうぐらいの事しか出来ないわ。でも、シンちゃん。あなたにはあなただけにやれる事があるんじゃないの? それをあなたがしたければの話しだけど」
シンジ「…ミサトさん」
ミサト「ま、全部加持からの受けうりなんだけどね」テヘペロ
シンジ「…ミサトさん」イラッ
シンジ「…!」ハッ!
ミサト「そして失敗して、今、後悔してる。一度失敗して後悔したものに対してもう一度踏み出すのは勇気がいるわ。それはこれまでエバーに乗ってきたシンちゃんが一番よくわかってると思うけど?」
シンジ「……」
ミサト「当事者でない私には、今回の件については、ここでビールを飲んで酔っぱらうぐらいの事しか出来ないわ。でも、シンちゃん。あなたにはあなただけにやれる事があるんじゃないの? それをあなたがしたければの話しだけど」
シンジ「…ミサトさん」
ミサト「ま、全部加持からの受けうりなんだけどね」テヘペロ
シンジ「…ミサトさん」イラッ
160: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 09:46:56.86 ID:???
シンジ (…そうだよね。アスカは何にも悪くないんだから…)
シンジ (…悪いとしたら、全部僕の方なんだろうな)
シンジ (…あの日の素直で可愛かったアスカはもう幻の存在なのかもしれないけど、でも、僕の方から進みよればまた出てきてくれるかも知れない)
シンジ (それに、このままずっとアスカと仲直り出来ないのはさみしいよ…!)
シンジ (だから、今度は僕の方から歩み寄ってみよう…)
シンジ (…悪いとしたら、全部僕の方なんだろうな)
シンジ (…あの日の素直で可愛かったアスカはもう幻の存在なのかもしれないけど、でも、僕の方から進みよればまた出てきてくれるかも知れない)
シンジ (それに、このままずっとアスカと仲直り出来ないのはさみしいよ…!)
シンジ (だから、今度は僕の方から歩み寄ってみよう…)
161: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 09:59:17.90 ID:???
シンジ「」コンコン
シンジ「…アスカ、ちょっといい?」
アスカ「…」
シンジ「…まだ寝てないよね? 少し話しがしたいんだ。だから開けてくれないかな」コンコン
アスカ「…」
シンジ「アスカ。ねえ、アスカってば。ここを開けてよ。少しでいいから僕の話しを聞いてよ。お願いだからさ、アスカ」コンコン、コンコン
アスカ「…」ガチャ
シンジ「アスカ!」パアッ
アスカ「うるさい。聞く気なんかない。話しかけないで」バタン!!
シンジ「…」
シンジ「…」
シンジ「…」
シンジ「もう知らないよ! あんなやつ!!!」
シンジ「…アスカ、ちょっといい?」
アスカ「…」
シンジ「…まだ寝てないよね? 少し話しがしたいんだ。だから開けてくれないかな」コンコン
アスカ「…」
シンジ「アスカ。ねえ、アスカってば。ここを開けてよ。少しでいいから僕の話しを聞いてよ。お願いだからさ、アスカ」コンコン、コンコン
アスカ「…」ガチャ
シンジ「アスカ!」パアッ
アスカ「うるさい。聞く気なんかない。話しかけないで」バタン!!
シンジ「…」
シンジ「…」
シンジ「…」
シンジ「もう知らないよ! あんなやつ!!!」
162: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 10:09:49.78 ID:???
ー数日後ー
ー 家 キッチン ー
アスカ「う~ん、もう少し塩味がきいてた方がいいのかなあ? レシピ通りに作ってもアイツの味とは程遠いのよね…」
アスカ「久しぶりに食べたいなぁ…。それに一人で食べても全然美味しくないし…」ショボン
アスカ「こんな風に思うんだったら、あの時、アイツのそばで御飯食べるんじゃなかったなあ…」ハァ…
ー 家 キッチン ー
アスカ「う~ん、もう少し塩味がきいてた方がいいのかなあ? レシピ通りに作ってもアイツの味とは程遠いのよね…」
アスカ「久しぶりに食べたいなぁ…。それに一人で食べても全然美味しくないし…」ショボン
アスカ「こんな風に思うんだったら、あの時、アイツのそばで御飯食べるんじゃなかったなあ…」ハァ…
163: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 10:24:05.85 ID:???
ミサト「あ~ら、アスカ、どうしたの? 溜め息なんかついちゃって」ニヤニヤ
アスカ「ミ、ミサト!」ビクッ!
ミサト「久しぶりにシンちゃんの美味しい美味しい手料理でも恋しくなっちゃったあ? それともシンちゃん本人の方かなぁ? 男を落としたかったらまず胃袋から落とせっていうのはどうやら本当みたいね」ニヤニヤ
アスカ「ち、違うわよ、そんなんじゃないってば!!」
ミサト「ふーん、どうだかねえ」ニヤニヤ
ミサト「いい加減、シンちゃんと仲直りしたら? あの日、何があったかは知らないけどさあ」
アスカ「別に何もなかったって言ってるでしょ! ただシンジが勝手に怒ってるだけよ!!」
ミサト「あっ、そ。やっぱ男女問題ってのは一度こじれると面倒よね」ハァ
アスカ「ミ、ミサト!」ビクッ!
ミサト「久しぶりにシンちゃんの美味しい美味しい手料理でも恋しくなっちゃったあ? それともシンちゃん本人の方かなぁ? 男を落としたかったらまず胃袋から落とせっていうのはどうやら本当みたいね」ニヤニヤ
アスカ「ち、違うわよ、そんなんじゃないってば!!」
ミサト「ふーん、どうだかねえ」ニヤニヤ
ミサト「いい加減、シンちゃんと仲直りしたら? あの日、何があったかは知らないけどさあ」
アスカ「別に何もなかったって言ってるでしょ! ただシンジが勝手に怒ってるだけよ!!」
ミサト「あっ、そ。やっぱ男女問題ってのは一度こじれると面倒よね」ハァ
164: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 10:34:07.63 ID:???
ミサト「ああ、そうそう。アスカにお手紙来てるわよっと」スッ
アスカ「何よ、コレ」
ミサト「レイからのお食事会の招待状。恋敵とはいえ、同じエバーのパイロット同士なんだし、義理でいいから出席ぐらいはしなさいよ。司令や私も出席するんだから、まあ、大人の付き合いってやつで--」
アスカ「絶対に嫌!!」
ミサト「アスカ?」
アスカ「何よ、コレ」
ミサト「レイからのお食事会の招待状。恋敵とはいえ、同じエバーのパイロット同士なんだし、義理でいいから出席ぐらいはしなさいよ。司令や私も出席するんだから、まあ、大人の付き合いってやつで--」
アスカ「絶対に嫌!!」
ミサト「アスカ?」
165: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 10:52:58.88 ID:???
アスカ「エコヒイキが主催の食事会なんて絶対行かない! 例えミサトの命令でも絶対行かない!そんなのに出るぐらいなら死んだ方がマシよ!!!」
ミサト「落ち着いて、アスカ。たかだか食事会じゃない。みんなでご飯食べて美味しかったねーで済む話よ。そんな嫌がる事じゃ--」
アスカ「嫌なのは嫌なの!! エコヒイキが作った食事を食べるだなんて、考えただけでも吐き気がするわ!! とにかく絶対に行かない!!」
ミサト「アスカ、そんなワガママ言っちゃあ--」
アスカ「ワガママだってのはわかってるわよ。でも、とにかく嫌なの! お願いよ、ミサト。その日、私は休むから、みんなには風邪だって言っといて。一生のお願い」
ミサト「…」
アスカ「…」
ミサト「」ハァ
ミサト「わかったわ。そうしとく。みんなには上手くごまかしておくわ」
アスカ「…ありがと、ミサト。感謝するわ」
ミサト「いいのよ、別に。人間なんだからそういう時もあるわ」
ミサト「落ち着いて、アスカ。たかだか食事会じゃない。みんなでご飯食べて美味しかったねーで済む話よ。そんな嫌がる事じゃ--」
アスカ「嫌なのは嫌なの!! エコヒイキが作った食事を食べるだなんて、考えただけでも吐き気がするわ!! とにかく絶対に行かない!!」
ミサト「アスカ、そんなワガママ言っちゃあ--」
アスカ「ワガママだってのはわかってるわよ。でも、とにかく嫌なの! お願いよ、ミサト。その日、私は休むから、みんなには風邪だって言っといて。一生のお願い」
ミサト「…」
アスカ「…」
ミサト「」ハァ
ミサト「わかったわ。そうしとく。みんなには上手くごまかしておくわ」
アスカ「…ありがと、ミサト。感謝するわ」
ミサト「いいのよ、別に。人間なんだからそういう時もあるわ」
166: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/24(日) 11:36:27.24 ID:???
再会きたー
>>1よ俺はニートで暇だからいつまでも待つぞ!まったり続けてくれ(*´∀`*)
>>1よ俺はニートで暇だからいつまでも待つぞ!まったり続けてくれ(*´∀`*)
168: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 17:57:27.00 ID:???
みんな、観てくれてありがとう。期待に添えれるかはわからないけど、書ききるよ
169: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 18:05:47.99 ID:???
ーEVA四号機、ネルフ第二支部消失ー
ーEVA弐号機、凍結ー
ーネルフ、エレベーター内ー
アスカ「…」
レイ「…」
アスカ「…」
レイ「…」
アスカ「…」
レイ「…」
ーEVA弐号機、凍結ー
ーネルフ、エレベーター内ー
アスカ「…」
レイ「…」
アスカ「…」
レイ「…」
アスカ「…」
レイ「…」
170: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 18:09:17.40 ID:???
アスカ「…」
レイ「…」
アスカ「…」
レイ「…」
アスカ「…」ハクチョン
レイ「…」
アスカ「…」
レイ「…」ハクチョン
レイ「…」
アスカ「…」
レイ「…」
アスカ「…」ハクチョン
レイ「…」
アスカ「…」
レイ「…」ハクチョン
171: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 18:13:24.77 ID:???
アスカ「…」
レイ「…」
アスカ「…」
レイ「…」
アスカ「…」
レイ「…」
アスカ「…」
レイ「…碇君の事、あなたはどう思ってるの?」
アスカ「は?」
レイ「…」
アスカ「…」
レイ「…」
アスカ「…」
レイ「…」
アスカ「…」
レイ「…碇君の事、あなたはどう思ってるの?」
アスカ「は?」
172: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 18:18:21.33 ID:???
アスカ「別にそんなのどうだっていいでしょ。何でアンタなんかにそんな事言わなきゃいけないのよ!」
レイ「…」
レイ「…」
レイ「…」
レイ「…気になるから」
アスカ「はあ?」
レイ「…」
レイ「…」
レイ「…」
レイ「…気になるから」
アスカ「はあ?」
173: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 18:45:19.34 ID:???
レイ「…前に、あなたと碇君が仲良くしてるところを見たら、なんだか心がモヤモヤしたの。…私にはそれが何なのかわからないから。…だから」
アスカ「だから何よ、それで私があのバカの事をどう思ってるか気になるってえの? アンタ、バカァ? それぐらい自分で考えなさいよ!」
レイ「…考えたけど、私にはわからなかったの。私は、あなたと違ってEVAに乗る事しか出来ないから。それ以外の事は、出来ないから…」
アスカ「じゃあ、アンタはEVAにだけ乗ってればいいのよ。食事会だとかくっだらない事、考えてないでさ。あのバカと、それよりも更にバカなオヤジとを仲良くさせる? そんなの余計なお節介でしかないわよ!」
レイ「…」
アスカ「だから何よ、それで私があのバカの事をどう思ってるか気になるってえの? アンタ、バカァ? それぐらい自分で考えなさいよ!」
レイ「…考えたけど、私にはわからなかったの。私は、あなたと違ってEVAに乗る事しか出来ないから。それ以外の事は、出来ないから…」
アスカ「じゃあ、アンタはEVAにだけ乗ってればいいのよ。食事会だとかくっだらない事、考えてないでさ。あのバカと、それよりも更にバカなオヤジとを仲良くさせる? そんなの余計なお節介でしかないわよ!」
レイ「…」
174: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 19:09:50.45 ID:???
アスカ「だいたいアンタ、あのバカのどこがいい訳? うじうじしてなよなよして、男らしいところなんか一つもないじゃない。その上、優柔不断で責任転嫁ばかりして。いいところなんか一つもない、完全なダメ人間よ、アイツは!」
レイ「私の事は悪く言ってもいいわ。でも、碇君の悪口はやめて。心がズキズキするから」
アスカ「ハッ、気持ち悪い。だいたいバカにバカと言って何が悪いのよ。私がアイツの事をどう言おうが私の勝手でしょ。アンタに指図される筋合いなんかな--」ヒュッ。バシッ!!
アスカ「…」
レイ「…!」
アスカ「アンタのへなちょこビンタなんて食らう私じゃないわよ」フン、スタスタ
レイ「…」
レイ (弐号機パイロットの手、私よりずっと絆創膏多かった…)
レイ (…)
レイ (…)
レイ (…)
レイ (よっぽど料理ベタなのね…)
レイ「私の事は悪く言ってもいいわ。でも、碇君の悪口はやめて。心がズキズキするから」
アスカ「ハッ、気持ち悪い。だいたいバカにバカと言って何が悪いのよ。私がアイツの事をどう言おうが私の勝手でしょ。アンタに指図される筋合いなんかな--」ヒュッ。バシッ!!
アスカ「…」
レイ「…!」
アスカ「アンタのへなちょこビンタなんて食らう私じゃないわよ」フン、スタスタ
レイ「…」
レイ (弐号機パイロットの手、私よりずっと絆創膏多かった…)
レイ (…)
レイ (…)
レイ (…)
レイ (よっぽど料理ベタなのね…)
175: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 19:25:21.80 ID:???
ー 家 その夜 ー
シンジ「明日は食事会かあ。…正直、少し憂鬱なんだよね」
シンジ (綾波の気持ちは嬉しいんだけど、父さんも来ないみたいだし、多分アスカも…)
シンジ (アスカ、あれからずっと喋ってくれないな…)
シンジ (何でだろう…。もういいじゃないか。あれから何日も経ってるんだし…)
シンジ (アスカと喋りたいなあ…。バカにされたり蹴飛ばされてもいいからさ…)
シンジ (アスカ…。さみしいよ、僕…)
シンジ「明日は食事会かあ。…正直、少し憂鬱なんだよね」
シンジ (綾波の気持ちは嬉しいんだけど、父さんも来ないみたいだし、多分アスカも…)
シンジ (アスカ、あれからずっと喋ってくれないな…)
シンジ (何でだろう…。もういいじゃないか。あれから何日も経ってるんだし…)
シンジ (アスカと喋りたいなあ…。バカにされたり蹴飛ばされてもいいからさ…)
シンジ (アスカ…。さみしいよ、僕…)
176: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 19:33:34.33 ID:???
シンジ「…」
シンジ「…」
シンジ「…」ハァ
シンジ (ミサトさんみたいにやけ酒とかしたい気分だな)
シンジ「…」
シンジ「…」
シンジ「…」ソーッ、コソコソ
シンジ「…」
シンジ「…」ハァ
シンジ (ミサトさんみたいにやけ酒とかしたい気分だな)
シンジ「…」
シンジ「…」
シンジ「…」ソーッ、コソコソ
177: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 19:50:25.10 ID:???
ーキッチンー
シンジ (確か、冷蔵庫の中にまだ一本ぐらいビールが残ってたと思ったけど…)カチャ
シンジ (ないか…。昨日、ミサトさん全部飲んじゃったんだ…)ハァ
シンジ (ん…?)
シンジ (肉じゃが…? これ、多分アスカが作ったやつだよね? 和食なんか、アスカ、作ってたっけ…?)
シンジ「…」ヒョイ、パク。モグモグ
シンジ「…これ、僕の味だ」
シンジ「…」
シンジ「…」
シンジ「…でも、隠し味の梅干が入ってないよ、アスカ」ニコ
シンジ (確か、冷蔵庫の中にまだ一本ぐらいビールが残ってたと思ったけど…)カチャ
シンジ (ないか…。昨日、ミサトさん全部飲んじゃったんだ…)ハァ
シンジ (ん…?)
シンジ (肉じゃが…? これ、多分アスカが作ったやつだよね? 和食なんか、アスカ、作ってたっけ…?)
シンジ「…」ヒョイ、パク。モグモグ
シンジ「…これ、僕の味だ」
シンジ「…」
シンジ「…」
シンジ「…でも、隠し味の梅干が入ってないよ、アスカ」ニコ
178: 名無しのアスカ好き 2013/03/24(日) 20:04:15.13 ID:???
ー三号機起動実験、当日ー
ミサト「それにしても、都合が良かったわね、アスカ。起動実験日が丁度食事会の日程と重なったから、仮病を使わなくて済んだわよ」
アスカ「」フン
ミサト「あ~らら、相変わらすご機嫌斜めね。ま、仕方ないか。シンちゃんは出席する訳だしさ」
アスカ「別にアイツの事なんか関係ないわよ。私はただエコヒイキのヘタクソな料理を食べたくなかっただけなんだからさ」
ミサト「そう、ならそういう事にしとくわ」クスッ
アスカ「そういう事じゃなくて、そうなのよ」フン
ミサト「それにしても、都合が良かったわね、アスカ。起動実験日が丁度食事会の日程と重なったから、仮病を使わなくて済んだわよ」
アスカ「」フン
ミサト「あ~らら、相変わらすご機嫌斜めね。ま、仕方ないか。シンちゃんは出席する訳だしさ」
アスカ「別にアイツの事なんか関係ないわよ。私はただエコヒイキのヘタクソな料理を食べたくなかっただけなんだからさ」
ミサト「そう、ならそういう事にしとくわ」クスッ
アスカ「そういう事じゃなくて、そうなのよ」フン
179: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/24(日) 21:14:57.79 ID:nuMqcvX5
シンジがやけ酒したら泣き上戸になりそう
もしかしたら暴れるかも
もしかしたら暴れるかも
184: 名無しのアスカ好き 2013/03/25(月) 07:58:40.04 ID:???
アスカ「」ピッ
ガラケー『一件の新しいメッセージがあります』
リツコ「はい、レイ。話していいわよ」
レイ「…」
レイ「…」
レイ「…」
アスカ「…」フンッ
アスカ「」ピッ
ツー、ツー、ツー。
ミサト「どったの? アスカ」
アスカ「間違い電話。それより、ちゃんと前見て運転してよ、ミサト」
ミサト「?」
ガラケー『一件の新しいメッセージがあります』
リツコ「はい、レイ。話していいわよ」
レイ「…」
レイ「…」
レイ「…」
アスカ「…」フンッ
アスカ「」ピッ
ツー、ツー、ツー。
ミサト「どったの? アスカ」
アスカ「間違い電話。それより、ちゃんと前見て運転してよ、ミサト」
ミサト「?」
185: 名無しのアスカ好き 2013/03/25(月) 08:08:33.67 ID:???
ーEVA参号機起動実験、直前ー
ミサト「…。後はリツコに引き継いでも良さそうね」
ミサト「」トゥルルルル、トゥルルルル
ミサト「守秘回線? アスカから」
ミサト「…。後はリツコに引き継いでも良さそうね」
ミサト「」トゥルルルル、トゥルルルル
ミサト「守秘回線? アスカから」
186: 名無しのアスカ好き 2013/03/25(月) 08:19:20.88 ID:???
ミサト「もしもし。どったの、アスカ? 本番前に」
アスカ「なんだかミサトと二人で話しがしたくってさ」
ミサト「そう。珍しい事もあるものね。雪でも降らなきゃいいけど」フフッ
アスカ「ちゃかさないでよ、ミサト」
ミサト「ゴメン、ゴメン。でも嬉しいわ。最近、アスカ、私に対してもずっと他人行儀だったからさ」
アスカ「うん…。ゴメンね、ミサト」
ミサト「……?」
アスカ「なんだかミサトと二人で話しがしたくってさ」
ミサト「そう。珍しい事もあるものね。雪でも降らなきゃいいけど」フフッ
アスカ「ちゃかさないでよ、ミサト」
ミサト「ゴメン、ゴメン。でも嬉しいわ。最近、アスカ、私に対してもずっと他人行儀だったからさ」
アスカ「うん…。ゴメンね、ミサト」
ミサト「……?」
189: 名無しのアスカ好き 2013/03/25(月) 11:23:40.28 ID:???
アスカ「ダイエットでさ、リバウンドってあるじゃない」
ミサト「何の話?」
アスカ「だから、リバウンドよ、リバウンド。やせた後にまた太りだして、前よりもひどくなるってやつ。ミサトだって一度ぐらいは経験あるでしょ?」
ミサト「う~ん、一度じゃすまないぐらい経験あるわね。でもそれがどうかしたの?」
ミサト「何の話?」
アスカ「だから、リバウンドよ、リバウンド。やせた後にまた太りだして、前よりもひどくなるってやつ。ミサトだって一度ぐらいは経験あるでしょ?」
ミサト「う~ん、一度じゃすまないぐらい経験あるわね。でもそれがどうかしたの?」
190: 名無しのアスカ好き 2013/03/25(月) 11:40:59.81 ID:???
アスカ「今の私がその状態って事。一度無理して素直になっちゃったからさ…。その反動で前よりもずっと意固地になっちゃってるのよね。このままじゃいけないって自分でもわかってるんだけどさ。でも、止められなくて…」
ミサト「…」
アスカ「ミサトにはまだ話してなかったけどさ。あの日の夜、シンジとものすごい大ゲンカをしちゃったのよね…。私はその時ひどい自己嫌悪に陥っていて情緒不安定だったから、それをシンジに知られたくなくってほとんど八つ当たりに近い感じでシンジにあたっちゃったのよ…」
ミサト「…そう」
ミサト「…」
アスカ「ミサトにはまだ話してなかったけどさ。あの日の夜、シンジとものすごい大ゲンカをしちゃったのよね…。私はその時ひどい自己嫌悪に陥っていて情緒不安定だったから、それをシンジに知られたくなくってほとんど八つ当たりに近い感じでシンジにあたっちゃったのよ…」
ミサト「…そう」
191: 名無しのアスカ好き 2013/03/25(月) 12:03:03.13 ID:???
アスカ「それでもアイツはなんだかんだで私の寝るスペースを確保して、部屋の掃除を一人で全部やって、ろくに寝れもしなかったのに私の分の朝食とお弁当まで作って、もちろん怒ってはいただろうけど私に対して一言も文句を言わないのよ」
ミサト「シンちゃんはそういう子よ、良かれ悪しかれね」
アスカ「それはわかってるけど、でも…。言いなさいよ、叩き起こしてムリヤリ手伝わせなさいよ、って私も一晩中思ってたから、多分寝不足だったせいもあってもっと頭にきちゃって…」
ミサト「」クスッ
ミサト「シンちゃんにそこまで女心を読めってのは酷な話ね」
アスカ「だってしょうがないじゃない。そうでもしてもらわないと、私…」
ミサト「そうよね。自分から手伝うなんて言える子じゃないものね、アスカは」
アスカ「…意地悪言わないでよ、ミサト。バカ…」
ミサト「シンちゃんはそういう子よ、良かれ悪しかれね」
アスカ「それはわかってるけど、でも…。言いなさいよ、叩き起こしてムリヤリ手伝わせなさいよ、って私も一晩中思ってたから、多分寝不足だったせいもあってもっと頭にきちゃって…」
ミサト「」クスッ
ミサト「シンちゃんにそこまで女心を読めってのは酷な話ね」
アスカ「だってしょうがないじゃない。そうでもしてもらわないと、私…」
ミサト「そうよね。自分から手伝うなんて言える子じゃないものね、アスカは」
アスカ「…意地悪言わないでよ、ミサト。バカ…」
195: 名無しのアスカ好き 2013/03/25(月) 13:49:16.47 ID:???
アスカ「ねえ、ミサト。私、素直になった方がいいのかな? なったらなったでまたどこかで失敗しそうで怖いんだけど…」
ミサト「そうねえ、今よりはいいと思うんだけど、でも、無理するのも良くないとは思うわよ」
アスカ「結局、どっちなのよ」ブス―
ミサト「素直なアスカも意固地なアスカもどっちもアスカだって事よ。夏にコートを羽織ろうが、冬に半袖を着ようがアスカはアスカでしょ? おんなじなら、自分が楽でいられる格好の方がいいんじゃない?」
アスカ「…でも、素直な時も楽しかったのよ。幸せだったんだ、本当に」
ミサト「そう思うならそうすればいいのよ。深く考えちゃあダメよ。焦らず行きなさい。豆乳を1日何リットルも飲んだところで明日から巨乳に変わる訳ではないんだから。それとおんなじね」
アスカ「ひょっとして、見てたの、ミサト///」
ミサト「へ?」
アスカ「あ…/////」カアーッ
ミサト「そうねえ、今よりはいいと思うんだけど、でも、無理するのも良くないとは思うわよ」
アスカ「結局、どっちなのよ」ブス―
ミサト「素直なアスカも意固地なアスカもどっちもアスカだって事よ。夏にコートを羽織ろうが、冬に半袖を着ようがアスカはアスカでしょ? おんなじなら、自分が楽でいられる格好の方がいいんじゃない?」
アスカ「…でも、素直な時も楽しかったのよ。幸せだったんだ、本当に」
ミサト「そう思うならそうすればいいのよ。深く考えちゃあダメよ。焦らず行きなさい。豆乳を1日何リットルも飲んだところで明日から巨乳に変わる訳ではないんだから。それとおんなじね」
アスカ「ひょっとして、見てたの、ミサト///」
ミサト「へ?」
アスカ「あ…/////」カアーッ
196: 名無しのアスカ好き 2013/03/25(月) 14:01:29.49 ID:???
ミサト「ま、アスカ。背伸びせず行きなさい。あなたの人生はまだまだ長いんだから」
アスカ「そうね。ミサトの言う通りかも知れない。焦らずじっくり行くわ。色々と考え過ぎてたみたいだし」
ミサト「そうね。頑張りなさい」フフッ
アスカ「そうね。ミサトの言う通りかも知れない。焦らずじっくり行くわ。色々と考え過ぎてたみたいだし」
ミサト「そうね。頑張りなさい」フフッ
197: 名無しのアスカ好き 2013/03/25(月) 14:12:52.92 ID:???
アスカ「ね、ミサト。今、思いついたんだけどさ。この起動実験が終わったら、私も食事会を開こうと思うの。もちろん、シンジもファーストも呼んでね」
ミサト「ファースト、ね」フフッ
ミサト「いいんじゃない。きっとシンジ君も喜ぶわ。ここ最近アスカと話してないってないってだいぶ落ち込んでたからね」
アスカ「シンジが? それ、本当?」
ミサト「本当よ。それにアスカが部屋で一人で食事するようになってから、シンジ君、明らかに料理の手を抜いてるんだから。私まで嫉妬しちゃいそうよ」
アスカ「そっか。そうなんだ…//」
ミサト「ファースト、ね」フフッ
ミサト「いいんじゃない。きっとシンジ君も喜ぶわ。ここ最近アスカと話してないってないってだいぶ落ち込んでたからね」
アスカ「シンジが? それ、本当?」
ミサト「本当よ。それにアスカが部屋で一人で食事するようになってから、シンジ君、明らかに料理の手を抜いてるんだから。私まで嫉妬しちゃいそうよ」
アスカ「そっか。そうなんだ…//」
198: 名無しのアスカ好き 2013/03/25(月) 14:25:30.36 ID:???
アスカ「それじゃあなおのこと食事会開いて、アイツの胃袋にどっちの料理の腕が上か教えてやらなくちゃね。ミサト、ありがとう。楽しみが出来たわ」
ミサト「いいのよ。それにしてもシンちゃんモテモテね。羨ましいわ」
アスカ「ちょっ、ミサト/// アイツっていうのはファーストの方よ/// 別にシンジなんかじゃ--」
ミサト「わかってる、わかってる。それよりアスカ、そろそろ時間よ。実験、始めるからね」
アスカ「もうそんな時間かあ。わかった。帰って料理の練習したいからさっさと終わらせてよ」
ミサト「努力するわ。じゃね」ピッ
ミサト「いいのよ。それにしてもシンちゃんモテモテね。羨ましいわ」
アスカ「ちょっ、ミサト/// アイツっていうのはファーストの方よ/// 別にシンジなんかじゃ--」
ミサト「わかってる、わかってる。それよりアスカ、そろそろ時間よ。実験、始めるからね」
アスカ「もうそんな時間かあ。わかった。帰って料理の練習したいからさっさと終わらせてよ」
ミサト「努力するわ。じゃね」ピッ
199: 名無しのアスカ好き 2013/03/25(月) 14:35:16.08 ID:???
ーEVA参号機、エントリープラグ内ー
アスカ「…そっかあ。私、笑えるんだ」
ビュン、ブシュン!
アスカ「え?」
???『フフフ、アハハハ、ハハハハ』
アスカ「え!? ええ…!?」
ビィーー!!! ビィーー!!! ビィーー!!!
アスカ「…そっかあ。私、笑えるんだ」
ビュン、ブシュン!
アスカ「え?」
???『フフフ、アハハハ、ハハハハ』
アスカ「え!? ええ…!?」
ビィーー!!! ビィーー!!! ビィーー!!!
200: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/25(月) 15:06:20.72 ID:???
やっぱ使徒いたんか…
201: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/25(月) 17:41:47.74 ID:???
うわーーーそんなのあんまりだーー
202: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/25(月) 21:28:00.18 ID:???
/(^o^)\
203: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 07:28:35.23 ID:???
オペレーター「プラグ深度100をオーバー」
オペレーター「精神汚染濃度も危険域に突入」
オペレーター「パイロット、安全深度を越えます」
リツコ「引き止めて! このままでは、搭乗員が」
リツコ「人でなくなってしまう!!」
ミサト「実験中止! 回路切断!」
オペレーター「精神汚染濃度も危険域に突入」
オペレーター「パイロット、安全深度を越えます」
リツコ「引き止めて! このままでは、搭乗員が」
リツコ「人でなくなってしまう!!」
ミサト「実験中止! 回路切断!」
204: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 07:33:36.98 ID:???
オペレーター「駄目です! 体内に高エネルギー反応!」
リツコ「まさか!」
ミサト「使徒!!」
参号機『グゥオオオオオオ!!!!』
ヂドーン!!!!!!!!
リツコ「まさか!」
ミサト「使徒!!」
参号機『グゥオオオオオオ!!!!』
ヂドーン!!!!!!!!
205: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 07:39:23.89 ID:???
ー第三新東京市 郊外ー
シンジ「えっ…。松代で…事故…?」
シンジ「アスカ!」
ー第三新東京市 レイの自宅ー
レイ「……!」
シンジ「えっ…。松代で…事故…?」
シンジ「アスカ!」
ー第三新東京市 レイの自宅ー
レイ「……!」
206: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 07:55:43.62 ID:???
ーネルフ本部ー
ゲンドウ「総員第一種戦闘配置」
冬月「碇…」
ゲンドウ「総員第一種戦闘配置だ。修復中の零号機はパイロットと共に待機。初号機はダミープラグに換装後、直ちに出撃させろ」
冬月「…?」
碇「なんだ、冬月」
冬月「…碇、零号機はお前が毎度最優先で修復させているから、すでに修復は終わっているはずでは…?」
碇「冬月先生、余計な事を言わないで下さい。あなたは黙ってそこで立っていればいいんです」キラン
冬月「…」
ゲンドウ「総員第一種戦闘配置」
冬月「碇…」
ゲンドウ「総員第一種戦闘配置だ。修復中の零号機はパイロットと共に待機。初号機はダミープラグに換装後、直ちに出撃させろ」
冬月「…?」
碇「なんだ、冬月」
冬月「…碇、零号機はお前が毎度最優先で修復させているから、すでに修復は終わっているはずでは…?」
碇「冬月先生、余計な事を言わないで下さい。あなたは黙ってそこで立っていればいいんです」キラン
冬月「…」
207: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 08:10:47.47 ID:???
ー ネルフ本部 松代 その中間地点付近 ー
ーEVA初号機、エントリープラグ内ー
シンジ「あの。アスカは!? アスカは無事なんですか!? ついでにミサトさんも!」
日向「」イラッ
青葉「現在、全力をあげて救出作業中だ。心配ない
シンジ「」ホッ
シンジ「でも…。他のEVAもミサトさんもいなくて、僕一人じゃどうしようもないですよ」
日向「…」
青葉「」ハァ
青葉「作戦系統に問題はない。今は碇司令が直接指揮をとってる。心配ない」
シンジ「あのバ--父さんが!? 余計心配じゃないですか!!」
ゲンドウ「」ムカッ
ーEVA初号機、エントリープラグ内ー
シンジ「あの。アスカは!? アスカは無事なんですか!? ついでにミサトさんも!」
日向「」イラッ
青葉「現在、全力をあげて救出作業中だ。心配ない
シンジ「」ホッ
シンジ「でも…。他のEVAもミサトさんもいなくて、僕一人じゃどうしようもないですよ」
日向「…」
青葉「」ハァ
青葉「作戦系統に問題はない。今は碇司令が直接指揮をとってる。心配ない」
シンジ「あのバ--父さんが!? 余計心配じゃないですか!!」
ゲンドウ「」ムカッ
208: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 08:14:38.03 ID:???
青葉「目標の映像を捉えました。主モニターに回します」
EVA参号機「」ドシッ、ドシッ、ドシッ
EVA参号機「」ドシッ、ドシッ、ドシッ
209: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 08:26:32.69 ID:???
冬月「やはりこれか…」
ゲンドウ「活動停止信号を発信。エントリープラグを強制射出」
マヤ「駄目です! 停止信号、及びプラグ排出コード、認識しません!」
日向「分析パターン出ました、使徒です!」
ゲンドウ「エヴァンゲリオン参号機は現時刻をもって破棄。監視対象物を第九使徒と識別する」
ゲンドウ「活動停止信号を発信。エントリープラグを強制射出」
マヤ「駄目です! 停止信号、及びプラグ排出コード、認識しません!」
日向「分析パターン出ました、使徒です!」
ゲンドウ「エヴァンゲリオン参号機は現時刻をもって破棄。監視対象物を第九使徒と識別する」
210: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 08:28:22.79 ID:???
オペレーター「目標、接近!」
シンジ「!?」
シンジ「!?」
212: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/26(火) 12:11:53.34 ID:???
シンジ「まさか…。使徒。これが使徒ですか?」
ゲンドウ「そうだ、目標だ」
シンジ「目標って…。これは…EVAじゃないか」
シンジ「そんな…」
ゲンドウ「目標は接近中だ。お前が倒せ」
シンジ「でも…。目標って言ったって…」
シンジ「アスカが乗ってるんじゃないの…?」
シンジ「アスカが…」
EVA参号機『グゥオオオオ!!!』
ゲンドウ「そうだ、目標だ」
シンジ「目標って…。これは…EVAじゃないか」
シンジ「そんな…」
ゲンドウ「目標は接近中だ。お前が倒せ」
シンジ「でも…。目標って言ったって…」
シンジ「アスカが乗ってるんじゃないの…?」
シンジ「アスカが…」
EVA参号機『グゥオオオオ!!!』
213: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/26(火) 12:19:42.00 ID:???
EVA参号機『!!』ドゲシッ!!!
EVA初号機『!?』ドサッ!!!
シンジ「ぐっ…! クソォ…」ハッ!?
シンジ「エントリープラグ…。やっぱり乗ってるんだ!」
EVA初号機『!?』ドサッ!!!
シンジ「ぐっ…! クソォ…」ハッ!?
シンジ「エントリープラグ…。やっぱり乗ってるんだ!」
214: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/26(火) 12:34:49.43 ID:???
シンジ「アスカッ!!!」
シンジ「うあああぁぁ!!!!」
シンジ「アスカッ! アスカッ!! アスカァッ!!!」
シンジ「うあああぁぁ!!!!」
シンジ「アスカッ! アスカッ!! アスカァッ!!!」
215: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/26(火) 12:45:30.31 ID:???
マヤ「初号機のシンクロ率、上昇!」
冬月「何!?」
マヤ「60…、65…、70…、75…、信じられません! まだまだ上昇していきます!」
冬月「何!?」
マヤ「60…、65…、70…、75…、信じられません! まだまだ上昇していきます!」
216: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/26(火) 12:50:27.57 ID:???
シンジ「アスカッ!! アスカッ!! アスカッ!!」
シンジ「絶対に助ける!! 必ず助ける!! アスカのいない世界なんて僕は嫌なんだ!! だから!!!」
シンジ「アスカッ!!!」
シンジ「絶対に助ける!! 必ず助ける!! アスカのいない世界なんて僕は嫌なんだ!! だから!!!」
シンジ「アスカッ!!!」
217: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 13:10:34.70 ID:???
シンジ「今気がついた。僕はアスカの事が好きなんだ。どんなにひねくれていようが、アスカはアスカなんだ!」
シンジ「わがままで乱暴で素直じゃなくて可愛げがなくて自己中でプライドだけが無駄に高くてそのくせ打たれ弱くてさみしがりで貧乳で短気でおまけに家事も一切出来ないツンデレ女だけど、僕はそんなアスカが大好きなんだ!!」
シンジ「蹴られたっていい。怒ったっていい。どれだけ理不尽なわがままを言ってもいい。だから!!!」
シンジ「わがままで乱暴で素直じゃなくて可愛げがなくて自己中でプライドだけが無駄に高くてそのくせ打たれ弱くてさみしがりで貧乳で短気でおまけに家事も一切出来ないツンデレ女だけど、僕はそんなアスカが大好きなんだ!!」
シンジ「蹴られたっていい。怒ったっていい。どれだけ理不尽なわがままを言ってもいい。だから!!!」
218: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 13:14:35.91 ID:???
シンジ「無事に一緒に家に帰ろう!! アスカッ!!!!!!」
219: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 13:29:23.58 ID:???
EVA初号機『!!』ガシッ
EVA参号機『!!』ググッ!!
ーネルフ本部ー
日向「初号機と目標、互いにおさえあっています!」
冬月「力はほぼ互角か…。しかし」
ゲンドウ「ああ、このままだとパイロットの方が持つまい。いずれは気力の方が焼ききれる。それも時間の問題だ」
EVA参号機『!!』ググッ!!
ーネルフ本部ー
日向「初号機と目標、互いにおさえあっています!」
冬月「力はほぼ互角か…。しかし」
ゲンドウ「ああ、このままだとパイロットの方が持つまい。いずれは気力の方が焼ききれる。それも時間の問題だ」
220: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 13:33:53.18 ID:???
シンジ「父さん! 綾波を!! 零号機をここに!!」
シンジ「僕が使徒をおさえている間に早く!! 背中のエントリープラグを抜きさえすれば、後は僕がなんとかするから!! だから早く!!」
ゲンドウ「…」
シンジ「僕が使徒をおさえている間に早く!! 背中のエントリープラグを抜きさえすれば、後は僕がなんとかするから!! だから早く!!」
ゲンドウ「…」
221: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 13:40:05.33 ID:???
レイ「碇司令、私、行きます。あの人はテストパイロットの役を私の為に引き受けてくれたのだから」
ゲンドウ「…」
冬月「…」チラ…
ゲンドウ「…」
冬月「…」チラ…
222: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 13:56:23.08 ID:???
冬月「碇、私もそれが最善の策だと思うのだが。ここから現場付近まで最速の輸送機を使えば一時間もかかるまい。それぐらいなら初号機パイロットも現状を維持できる可能性がある。悪くはない提案だとは思うが…」
ゲンドウ「…」
冬月「碇、今の状況では時間は金の延べ棒よりも惜しい。決断に迷っている時ではないぞ」
ゲンドウ「私は始めから迷ってなどおらんよ、冬月。目標が侵食タイプの使徒である可能性がある以上、既に結論は出ている。レイをそんな危ないところに行かせる訳にはいかん」
ゲンドウ「…」
冬月「碇、今の状況では時間は金の延べ棒よりも惜しい。決断に迷っている時ではないぞ」
ゲンドウ「私は始めから迷ってなどおらんよ、冬月。目標が侵食タイプの使徒である可能性がある以上、既に結論は出ている。レイをそんな危ないところに行かせる訳にはいかん」
223: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 14:01:09.83 ID:???
冬月「」ハァ
冬月「碇、少しレイにこだわり過ぎてはいまいか。どれだけ過保護な親でもそこまで--」
碇「冬月先生、そんなに実家の京都に帰りたいのですか? 片道用の切符ならすぐに手配させますが」キラン
冬月「…すまん、碇」
冬月「碇、少しレイにこだわり過ぎてはいまいか。どれだけ過保護な親でもそこまで--」
碇「冬月先生、そんなに実家の京都に帰りたいのですか? 片道用の切符ならすぐに手配させますが」キラン
冬月「…すまん、碇」
224: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 14:11:42.62 ID:???
ゲンドウ「シンジ、零号機は修復中で稼働どころかそちらへの輸送自体不可能だ。お前が一人で倒せ!」
シンジ「…そんな!! どうにかならないの、父さん!!! このままだとアスカが!! アスカが!!」
ゲンドウ「構わん。そいつはアスカだ。レイの敵だ。この機会に抹殺しろ」
シンジ「前々から思ってたけど、やっぱり父さんアホだろ!!!!!」
シンジ「…そんな!! どうにかならないの、父さん!!! このままだとアスカが!! アスカが!!」
ゲンドウ「構わん。そいつはアスカだ。レイの敵だ。この機会に抹殺しろ」
シンジ「前々から思ってたけど、やっぱり父さんアホだろ!!!!!」
225: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 14:19:49.66 ID:???
ゲンドウ「…」
ゲンドウ「…」
ゲンドウ「…構わん。パイロットと初号機のシンクロを全面カットだ。制御をダミーシステムに切り替えろ」
マヤ「カットですか? しかし、ダミーシステムにはまだ問題も多く…赤木博士の指示もなく--」
ゲンドウ「構わん。やれ!」
マヤ「はい…」カチャカチャ
ゲンドウ「…」
ゲンドウ「…構わん。パイロットと初号機のシンクロを全面カットだ。制御をダミーシステムに切り替えろ」
マヤ「カットですか? しかし、ダミーシステムにはまだ問題も多く…赤木博士の指示もなく--」
ゲンドウ「構わん。やれ!」
マヤ「はい…」カチャカチャ
226: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 14:32:38.29 ID:???
エヴァ板でやるようなssではなかったと今更後悔…。一応最後まで書ききる
用があるんでしばらくまた外すね。
用があるんでしばらくまた外すね。
227: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/26(火) 16:46:35.82 ID:???
よいものだ
228: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/26(火) 17:24:20.25 ID:???
よい、全てはこれでよい
229: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/26(火) 18:25:47.74 ID:???
むしろエヴァ板で良SSは新鮮
230: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 19:53:57.70 ID:???
>>227
>>228
>>229
ホントにありがとう。素直に嬉しいけど、そういう意味ではないんだよね。
とりあえず最後まで書ききってから、また。
再開っと。
>>228
>>229
ホントにありがとう。素直に嬉しいけど、そういう意味ではないんだよね。
とりあえず最後まで書ききってから、また。
再開っと。
232: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 20:11:09.89 ID:???
ー ネルフ本部 地下 ー
マリ「やれやれ、ワンコ君のお父さんもずいぶんと不粋な事するよね。ま、予想はついてたんだけどさ」ニヤリ
マリ「今、王子様がさ。丁度姫を助けようとしてるとこなんだよ。物語のクライマックスで横槍を入れるものじゃない、にゃっと」ピョン、スタッ
マリ「やれやれ、ワンコ君のお父さんもずいぶんと不粋な事するよね。ま、予想はついてたんだけどさ」ニヤリ
マリ「今、王子様がさ。丁度姫を助けようとしてるとこなんだよ。物語のクライマックスで横槍を入れるものじゃない、にゃっと」ピョン、スタッ
233: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 20:28:34.77 ID:???
加持「終わったか?」
マリ「おかげさまで。手伝ってくれてありがと、加持」
加持「構わないさ。葛木もダミーシステムには反対だったからな。今、この場にいたら同じような事をしただろうよ」
マリ「ま、私にとってはどっちでもいい事なんだけどね。ただこのまま終わるのがつまらないってだけ。せっかくの機会なんだしさあ」
加持「相変わらずだな。ま、安心したよ。それよりもさっさと逃げるぞ。ここまでしてしまった以上、俺もお前もただでは済まないからな」
マリ「加持だけ行きなよ、私はまだやる事があるからさ」ニヤリ
マリ「おかげさまで。手伝ってくれてありがと、加持」
加持「構わないさ。葛木もダミーシステムには反対だったからな。今、この場にいたら同じような事をしただろうよ」
マリ「ま、私にとってはどっちでもいい事なんだけどね。ただこのまま終わるのがつまらないってだけ。せっかくの機会なんだしさあ」
加持「相変わらずだな。ま、安心したよ。それよりもさっさと逃げるぞ。ここまでしてしまった以上、俺もお前もただでは済まないからな」
マリ「加持だけ行きなよ、私はまだやる事があるからさ」ニヤリ
234: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 20:40:46.68 ID:???
加持「凍結中の弐号機の強奪か?」
マリ「そ。よくわかったね、加持」
加持「問題児のお前がこのまま首を突っ込まずに放置しとくとは思えないしな。何より、今回はそっちの方がメインだろう? だから俺を絡ませた。違うのか?」
マリ「何でもお見通しだにゃ、加持は」
マリ「そ。よくわかったね、加持」
加持「問題児のお前がこのまま首を突っ込まずに放置しとくとは思えないしな。何より、今回はそっちの方がメインだろう? だから俺を絡ませた。違うのか?」
マリ「何でもお見通しだにゃ、加持は」
235: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 21:06:59.78 ID:???
マリ「そういう訳でさ、ちょっと手伝ってくれないかな。どっちにしろあのままだと、ワンコ君、姫を救出出来ないだろうしね。もちろん協力してくれるにゃ?」
加持「手間をかけるやつ、っと言いたいとこらだが、今の俺はそれも言えないな。ほらよ」ポイッ
マリ「」パシッ
マリ「これは?」
加持「凍結解除用の偽造パスさ。高速輸送機の手配ももうしてある。俺も葛木の事が心配だから松代までそれで飛ぶが、お前はどうする? 片道で良ければ送ってってやるぞ」
マリ「加持、いい男だにゃ。ミサトにはもったいないにゃ」ニマリ
加持「それは光栄だな。機会があればその内デートでも頼むよ。今回は片道だけのデートだからな」
マリ「それも一時間足らずの、ね。ま、私と加持ならそれぐらいの時間が妥当ってどところかな」
加持「生意気言ってないでさっさと行くぞ、マリ。なにせ、うちの副司令曰く、今の時間は金の延べ棒よりも貴重だそうだからな」スタスタ
マリ「その言い方、お里がしれるねぇ」
加持「お前も人の事は言えないぞ、じゃじゃ馬姫」
マリ「あー、変な呼び方するな、加持。それと、私を置いてくなぁ」タタタタ
加持「手間をかけるやつ、っと言いたいとこらだが、今の俺はそれも言えないな。ほらよ」ポイッ
マリ「」パシッ
マリ「これは?」
加持「凍結解除用の偽造パスさ。高速輸送機の手配ももうしてある。俺も葛木の事が心配だから松代までそれで飛ぶが、お前はどうする? 片道で良ければ送ってってやるぞ」
マリ「加持、いい男だにゃ。ミサトにはもったいないにゃ」ニマリ
加持「それは光栄だな。機会があればその内デートでも頼むよ。今回は片道だけのデートだからな」
マリ「それも一時間足らずの、ね。ま、私と加持ならそれぐらいの時間が妥当ってどところかな」
加持「生意気言ってないでさっさと行くぞ、マリ。なにせ、うちの副司令曰く、今の時間は金の延べ棒よりも貴重だそうだからな」スタスタ
マリ「その言い方、お里がしれるねぇ」
加持「お前も人の事は言えないぞ、じゃじゃ馬姫」
マリ「あー、変な呼び方するな、加持。それと、私を置いてくなぁ」タタタタ
236: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 21:30:11.71 ID:???
ーネルフ本部ー
青葉「凍結中の弐号機のロック解除!」
マヤ「高速輸送機の一機が、管制の許可なく発進しようとしています!」
日向「発進した高速輸送機とEVA弐号機、空中でドッキング。そのまま松代方面へ向かって逃走中です!」
冬月「…してやられたか、あの男に。国際条約違反に管理責任不足。この二つをたてにゼーレはお前の解任も要求してくるかもしれんな。どうする、碇?」
ゲンドウ「ゼーレは私を解任出来んよ。それにアダムは既に私の手の中にある。計画修正の必要はあるが、さして心配する程の問題ではない」
冬月「仮に、このまま弐号機が我々の手に戻らなくても、か?」
ゲンドウ「初号機と零号機さえあればいい。他のEVAは全て不要な消耗品だ。問題ない」
冬月「だが月面のMrk6とそのパイロットの事はどうする? 戦力不足を理由にあれが早期投入されれば、こちらとしては行動を制御出来る範囲がかなり狭まるぞ」
ゲンドウ「既に手は打ってある、問題ない」
冬月「…」
青葉「凍結中の弐号機のロック解除!」
マヤ「高速輸送機の一機が、管制の許可なく発進しようとしています!」
日向「発進した高速輸送機とEVA弐号機、空中でドッキング。そのまま松代方面へ向かって逃走中です!」
冬月「…してやられたか、あの男に。国際条約違反に管理責任不足。この二つをたてにゼーレはお前の解任も要求してくるかもしれんな。どうする、碇?」
ゲンドウ「ゼーレは私を解任出来んよ。それにアダムは既に私の手の中にある。計画修正の必要はあるが、さして心配する程の問題ではない」
冬月「仮に、このまま弐号機が我々の手に戻らなくても、か?」
ゲンドウ「初号機と零号機さえあればいい。他のEVAは全て不要な消耗品だ。問題ない」
冬月「だが月面のMrk6とそのパイロットの事はどうする? 戦力不足を理由にあれが早期投入されれば、こちらとしては行動を制御出来る範囲がかなり狭まるぞ」
ゲンドウ「既に手は打ってある、問題ない」
冬月「…」
237: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 21:43:03.84 ID:???
ー ネルフ本部、松代、その中間地点付近ー
シンジ「ぐぅっ…!!!」
EVA初号機『!!』ググッ!!
EVA参号機『!!』グイッ!! グググイッ!!
シンジ「くっ!! ダメだ!! まだダメだよ!! まだアスカを助けてないんだ!!! だからもう少しだけ力を出してよ、エヴァ!!! お願いだから!!!」
シンジ「ぐぅっ…!!!」
EVA初号機『!!』ググッ!!
EVA参号機『!!』グイッ!! グググイッ!!
シンジ「くっ!! ダメだ!! まだダメだよ!! まだアスカを助けてないんだ!!! だからもう少しだけ力を出してよ、エヴァ!!! お願いだから!!!」
238: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 21:52:38.38 ID:???
冬月「まずいな、押され気味だぞ」
青葉「シンジ君、今、そちらにEVA弐号機が向かってる。目的も誰が乗ってるかも不明だが、恐らく救援として来てるはずだ。だから、もう少しだけ持ちこたえるんだ。この様子だとあと10分程でそちらと接触する」
マヤ「シンジ君、あともう少しだから耐えて!」
日向「シンジ君、目標にはアスカが乗ってるんだ。君がそこで負けたらアスカも助けられない。だから頑張れ!」
青葉「シンジ君、今、そちらにEVA弐号機が向かってる。目的も誰が乗ってるかも不明だが、恐らく救援として来てるはずだ。だから、もう少しだけ持ちこたえるんだ。この様子だとあと10分程でそちらと接触する」
マヤ「シンジ君、あともう少しだから耐えて!」
日向「シンジ君、目標にはアスカが乗ってるんだ。君がそこで負けたらアスカも助けられない。だから頑張れ!」
239: 名無しのアスカ好き 2013/03/26(火) 22:02:32.75 ID:???
しばらくまた外すね。再開する時はageるよ。
248: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/27(水) 05:51:55.63 ID:???
シンジ「わかってる! わかってるよ、でも、もう!!!」
シンジ「アスカ! アスカ! アスカ! 聞いてるの!!! 聞いてたら答えてよ!!!!」
シンジ「お願いだから!!! アスカッ!!!!!!!」
シンジ「アスカ! アスカ! アスカ! 聞いてるの!!! 聞いてたら答えてよ!!!!」
シンジ「お願いだから!!! アスカッ!!!!!!!」
249: 名無しのアスカ好き 2013/03/27(水) 05:53:37.58 ID:???
名前忘れた。改めて再開
250: 名無しのアスカ好き 2013/03/27(水) 05:59:23.04 ID:???
ー EVA参号機 エントリープラグ内 ー
アスカ「どこだろう、ここ…」
アスカ「真っ暗で何にも見えない…」
アスカ「音もないし、匂いも…」
アスカ「体の感覚もないや…。まるで私がここにいないみたい…」
アスカ「どこだろう、ここ…」
アスカ「真っ暗で何にも見えない…」
アスカ「音もないし、匂いも…」
アスカ「体の感覚もないや…。まるで私がここにいないみたい…」
251: 名無しのアスカ好き 2013/03/27(水) 06:21:32.27 ID:???
ヒュン
アスカ「…?」
ヒュン
アスカ「これって子供の頃の私…?」
ヒュン
アスカ「死ぬ前には走馬灯が見えるっていうけど、それかな…。次々と映像が切り替わって…」
ヒュン
アスカ「今度はユーロの頃の私…」
『友達なんかいらないわよ。私は一人で生きてくんだから』フン
ヒュン
『成績のトップスコアさえ守ってれば、それでいいのよ。えっらそうな事、言わないでよ。アンタ、何様のつもり?』
ヒュン
『他の子の訓練指導? めんどくさいからパース。それに私、馴れ合いの関係とか傷のなめあいとか好きじゃないの。見てて腹が立つもの』
アスカ「」クスッ
アスカ「この頃の私、こんなに尖ってたんだ。今見ると信じられないなぁ。こっちに来てずいぶんと丸くなったんだ、私」フフッ
アスカ「…?」
ヒュン
アスカ「これって子供の頃の私…?」
ヒュン
アスカ「死ぬ前には走馬灯が見えるっていうけど、それかな…。次々と映像が切り替わって…」
ヒュン
アスカ「今度はユーロの頃の私…」
『友達なんかいらないわよ。私は一人で生きてくんだから』フン
ヒュン
『成績のトップスコアさえ守ってれば、それでいいのよ。えっらそうな事、言わないでよ。アンタ、何様のつもり?』
ヒュン
『他の子の訓練指導? めんどくさいからパース。それに私、馴れ合いの関係とか傷のなめあいとか好きじゃないの。見てて腹が立つもの』
アスカ「」クスッ
アスカ「この頃の私、こんなに尖ってたんだ。今見ると信じられないなぁ。こっちに来てずいぶんと丸くなったんだ、私」フフッ
252: 名無しのアスカ好き 2013/03/27(水) 06:32:48.91 ID:???
ヒュン
アスカ「…今度は海?」
ヒュン
アスカ「赤い海と青い海…。青い海のは水族館の時の?」
ヒュン
アスカ「シンジとファースト…。あの時は二人の後ろ姿がなんか恋人同士に見えて悔しかったなぁ…」
ヒュン
『なんや、また夫婦喧嘩かいな』
アスカ「そうだった。トウジにもよくからかわれたっけ。アイツにもバレてるようじゃ多分みんなにもバレてたのよね。気付いてなかったのはあのバカぐらいか」クスクス
アスカ「…今度は海?」
ヒュン
アスカ「赤い海と青い海…。青い海のは水族館の時の?」
ヒュン
アスカ「シンジとファースト…。あの時は二人の後ろ姿がなんか恋人同士に見えて悔しかったなぁ…」
ヒュン
『なんや、また夫婦喧嘩かいな』
アスカ「そうだった。トウジにもよくからかわれたっけ。アイツにもバレてるようじゃ多分みんなにもバレてたのよね。気付いてなかったのはあのバカぐらいか」クスクス
253: 名無しのアスカ好き 2013/03/27(水) 06:59:28.07 ID:???
ヒュン
『弐号機、コアを!!』
『アスカッ!! 早く!!!』
アスカ「使徒戦…。私一人じゃ何にも出来なかったのよね…。ファースト、シンジ、あの時はありがとね。特にファースト、ゴメンね。素直になった時もアンタにだけは謝れなかったから…」
ヒュン
『今日…ドサクサに紛れて名前呼んだでしょ』
『特別にアスカでいいわよ。私もバカシンジって呼ぶから』
アスカ「本当に素直じゃないわね、私。なのに、アイツの横に寝っ転がっちゃったりしてさ…/// 行動が支離滅裂じゃない」クスッ
アスカ「ゴメンね、シンジ。驚かせちゃって。さみしかったんだ。許してね」フフッ
『弐号機、コアを!!』
『アスカッ!! 早く!!!』
アスカ「使徒戦…。私一人じゃ何にも出来なかったのよね…。ファースト、シンジ、あの時はありがとね。特にファースト、ゴメンね。素直になった時もアンタにだけは謝れなかったから…」
ヒュン
『今日…ドサクサに紛れて名前呼んだでしょ』
『特別にアスカでいいわよ。私もバカシンジって呼ぶから』
アスカ「本当に素直じゃないわね、私。なのに、アイツの横に寝っ転がっちゃったりしてさ…/// 行動が支離滅裂じゃない」クスッ
アスカ「ゴメンね、シンジ。驚かせちゃって。さみしかったんだ。許してね」フフッ
254: 名無しのアスカ好き 2013/03/27(水) 07:19:59.75 ID:???
ヒュン
『キャーッ!! なな何か、変な生き物がお風呂にいる!!!』
『ペンギンって鳥だよ。名前はペンペン--っ!? あ…////』
アスカ「あ////// ちょっと、やめてよ! 思いだしちゃったじゃない!/////」
ヒュン
『あいつらともちがーう。私は特別。だから、これからも』
『一人でやるしかないのよ、アスカ』
アスカ「ちょっともう!/// これもやめて!/// 私の中ではもう黒歴史なんだから、コレは!!!//// 私を見ないで!!!////」
『キャーッ!! なな何か、変な生き物がお風呂にいる!!!』
『ペンギンって鳥だよ。名前はペンペン--っ!? あ…////』
アスカ「あ////// ちょっと、やめてよ! 思いだしちゃったじゃない!/////」
ヒュン
『あいつらともちがーう。私は特別。だから、これからも』
『一人でやるしかないのよ、アスカ』
アスカ「ちょっともう!/// これもやめて!/// 私の中ではもう黒歴史なんだから、コレは!!!//// 私を見ないで!!!////」
256: 名無しのアスカ好き 2013/03/27(水) 12:25:17.83 ID:???
ヒュン
『ねえ、シンジ♪ 初めて屋上でご飯食べたけど美味しいね♪ ずるいなあ、アンタたち、毎回こんなところで食べてたんだ。教えてくれたら良かったのに』スリスリ
アスカ「あっ…」
ヒュン
『ねぇ…シンジ。キス、したい…///』
アスカ「…」
ヒュン
『シンジ♪』
ヒュン
『バカシンジ♪』
ヒュン
『ホントにバカね♪』
ヒュン
ヒュン
アスカ「シンジ…」
アスカ「こんな時に思い出すのって、アイツの事ばかりなんだ、私…」
『ねえ、シンジ♪ 初めて屋上でご飯食べたけど美味しいね♪ ずるいなあ、アンタたち、毎回こんなところで食べてたんだ。教えてくれたら良かったのに』スリスリ
アスカ「あっ…」
ヒュン
『ねぇ…シンジ。キス、したい…///』
アスカ「…」
ヒュン
『シンジ♪』
ヒュン
『バカシンジ♪』
ヒュン
『ホントにバカね♪』
ヒュン
ヒュン
アスカ「シンジ…」
アスカ「こんな時に思い出すのって、アイツの事ばかりなんだ、私…」
257: 名無しのアスカ好き 2013/03/27(水) 12:33:56.81 ID:???
アスカ「そういえば、ちょっと前にシンジの声を聞いたような気がするなあ…。アイツ、なんて言ってたっけ…」
ヒュン
『絶対に助ける!! 必ず助ける!! アスカのいない世界なんて僕は嫌なんだ!! だから!!!』
アスカ「なに、必死な顔してるのよ、シンジ♪ ちょっとカッコいいじゃない」フフッ
シンジ「アスカッ!!!」
ヒュン
『絶対に助ける!! 必ず助ける!! アスカのいない世界なんて僕は嫌なんだ!! だから!!!』
アスカ「なに、必死な顔してるのよ、シンジ♪ ちょっとカッコいいじゃない」フフッ
シンジ「アスカッ!!!」
258: 名無しのアスカ好き 2013/03/27(水) 12:39:35.25 ID:???
ヒュン
『今気がついた。僕はアスカの事が好きなんだ。どんなにひねくれていようが、アスカはアスカなんだ!』
アスカ「そんなにひねくれて見える、私? でも、嬉しいよ、シンジ♪」
『今気がついた。僕はアスカの事が好きなんだ。どんなにひねくれていようが、アスカはアスカなんだ!』
アスカ「そんなにひねくれて見える、私? でも、嬉しいよ、シンジ♪」
259: 名無しのアスカ好き 2013/03/27(水) 12:51:05.47 ID:???
ヒュン
『わがままで乱暴で素直じゃなくて可愛げがなくて自己中でプライドだけが無駄に高くてそのくせ打たれ弱くてさみしがりで貧乳で短気でおまけに家事も一切出来ないツンデレ女だけど、僕はそんなアスカが大好きなんだ!!』
アスカ「」クスッ
アスカ「アンタの方こそ、弱気でいっつもおどおどしてて周りの目ばっかり気にして、何か嫌な事があるとすぐに逃げ出してちょっと困った事があるとまたすぐに人に頼って自虐的で人見知り、おまけにウルトラバカじゃない」クスクス
アスカ「でもさ、最後のところだけは褒めてあげる…。私もアンタの事が大好きだよ、シンジ♪」
『わがままで乱暴で素直じゃなくて可愛げがなくて自己中でプライドだけが無駄に高くてそのくせ打たれ弱くてさみしがりで貧乳で短気でおまけに家事も一切出来ないツンデレ女だけど、僕はそんなアスカが大好きなんだ!!』
アスカ「」クスッ
アスカ「アンタの方こそ、弱気でいっつもおどおどしてて周りの目ばっかり気にして、何か嫌な事があるとすぐに逃げ出してちょっと困った事があるとまたすぐに人に頼って自虐的で人見知り、おまけにウルトラバカじゃない」クスクス
アスカ「でもさ、最後のところだけは褒めてあげる…。私もアンタの事が大好きだよ、シンジ♪」
260: 名無しのアスカ好き 2013/03/27(水) 12:57:41.99 ID:???
ヒュン
ヒュン
ヒュン
ヒュン
ヒュン
ヒュン
ヒュン
ヒュン
アスカ「あっ…」
アスカ「そっか…。そろそろ、終わりなんだ…」
アスカ「出来る事ならさ…助けて欲しかったな、シンジ」
アスカ「一緒に…家に帰りたかったな…」
アスカ「今度こそさ、素直になる…から…さ…。シン--」
ヒュン
ヒュン
ヒュン
ヒュン
ヒュン
ヒュン
ヒュン
アスカ「あっ…」
アスカ「そっか…。そろそろ、終わりなんだ…」
アスカ「出来る事ならさ…助けて欲しかったな、シンジ」
アスカ「一緒に…家に帰りたかったな…」
アスカ「今度こそさ、素直になる…から…さ…。シン--」
261: 名無しのアスカ好き 2013/03/27(水) 13:01:44.90 ID:???
ー???ー
アスカ「暖かいな…ここ…」
アスカ「空に浮かんでるみたい…」
アスカ「周り中…キラキラ光ってて…」
アスカ「暖かいな…ここ…」
アスカ「空に浮かんでるみたい…」
アスカ「周り中…キラキラ光ってて…」
262: 名無しのアスカ好き 2013/03/27(水) 13:09:34.02 ID:???
???「アスカ…。アスカ…」
アスカ (シンジ…? 違うか…女の人の声だし…)
アスカ (優しい声…。どこかで聞いたような声…)
???「アスカ。アスカ」
アスカ (手が…。私の体を包んで…)
アスカ (なんだろう…。すごく気持ちいい…。このまま寝ちゃいそう…)
アスカ (シンジ…? 違うか…女の人の声だし…)
アスカ (優しい声…。どこかで聞いたような声…)
???「アスカ。アスカ」
アスカ (手が…。私の体を包んで…)
アスカ (なんだろう…。すごく気持ちいい…。このまま寝ちゃいそう…)
263: 名無しのアスカ好き 2013/03/27(水) 13:13:46.69 ID:???
???「アスカ…。大丈夫よ。もう大丈夫」
アスカ (ホンとに…?)
???「ええ。アスカは私が守るもの…」
アスカ「」!?
アスカ「ママ♪」
アスカ (ホンとに…?)
???「ええ。アスカは私が守るもの…」
アスカ「」!?
アスカ「ママ♪」
264: 名無しのアスカ好き 2013/03/27(水) 13:22:07.51 ID:???
ー ネルフ本部、松代、その中間地点付近ー
EVA参号機『!!』キュピ-ン!
シンジ「!?」
EVA初号機『!!』ググッ、ググググッ!!
EVA参号機『!?』グッ…。グッ…。
シンジ「参号機の力が…。弱まった…?」
EVA参号機『!!』キュピ-ン!
シンジ「!?」
EVA初号機『!!』ググッ、ググググッ!!
EVA参号機『!?』グッ…。グッ…。
シンジ「参号機の力が…。弱まった…?」
265: 名無しのアスカ好き 2013/03/27(水) 13:34:42.88 ID:???
ーネルフ本部ー
マヤ「参号機、再起動!」
冬月「バカな! 参号機は完全に使徒に乗っ取られてるんだぞ。動く訳がない!」
マヤ「ですが! 現に再起動しています。ハーモニクスも全て正常、精神汚染濃度も危険域ギリギリですが踏みとどまっています!」
日向「シンクロ率も15%と微弱ですが、安定はしています! 再起動したとしか考えられません!」
マヤ「参号機、再起動!」
冬月「バカな! 参号機は完全に使徒に乗っ取られてるんだぞ。動く訳がない!」
マヤ「ですが! 現に再起動しています。ハーモニクスも全て正常、精神汚染濃度も危険域ギリギリですが踏みとどまっています!」
日向「シンクロ率も15%と微弱ですが、安定はしています! 再起動したとしか考えられません!」
266: 名無しのアスカ好き 2013/03/27(水) 13:57:14.92 ID:???
冬月「碇、参号機はS2機関を搭載していなかったはずだな?」
ゲンドウ「ああ、間違いない」
冬月「となると使徒のを流用--いや、むしろこの場合は…」
ゲンドウ「逆に乗っ取りをかけていると考えた方が正しいだろうな」
冬月「だが、あれは弐号機ではなく参号機だ。弐号機ならまだしも、参号機であの子にそれが可能だとは到底思えないが」
ゲンドウ「…」
冬月「碇、お前、何を隠している? 私にも言えんような事か」
ゲンドウ「…冬月先生、少し落ち着かれたらどうです。でないと血圧が上がって、そのまま病院へ何ヵ月も入院なんて事になりかねませんよ」キラン
冬月「…すまん、碇」
ゲンドウ「ああ、間違いない」
冬月「となると使徒のを流用--いや、むしろこの場合は…」
ゲンドウ「逆に乗っ取りをかけていると考えた方が正しいだろうな」
冬月「だが、あれは弐号機ではなく参号機だ。弐号機ならまだしも、参号機であの子にそれが可能だとは到底思えないが」
ゲンドウ「…」
冬月「碇、お前、何を隠している? 私にも言えんような事か」
ゲンドウ「…冬月先生、少し落ち着かれたらどうです。でないと血圧が上がって、そのまま病院へ何ヵ月も入院なんて事になりかねませんよ」キラン
冬月「…すまん、碇」
267: 名無しのアスカ好き 2013/03/27(水) 14:30:02.82 ID:???
ー 高速輸送機、及び、EVA弐号機内 ー
マリ「わあぉ、なんか面白そうな事になってるね♪」
加持「参号機の再起動か…。確かに面白そうな話ではあるんだが…」
マリ「どうしたの、加持。何か気になる事でもあるの?」
加持「式波・キョウコ・ツェッペリン…。彼女の存在はどうなったのかと思ってな…。ドイツにいた時に調べてみたが、彼女に関する詳しい記録は全て抹消されていた…。今となっては手がかり一つ掴めない」
マリ「~♪♪」
加持「…おい、マリ。その態度…お前、何か知っているな?」
マリ「なんの事かにゃ?」
加持「とぼけるな。折角の機会だから聞かせてもらうぞ。まだ到着まで五分程あるからな」
マリ「加持。女の過去は探らない方が身のためじゃないかな? でないと、思わぬ火傷を負う時もあると思うけどな~」ニヤニヤ
加持「火遊びならこれまで何度もしてきたさ。火傷を負った事は一度もないがな」
マリ「じゃ、きっと今回が初だにゃ。悪い事は言わないけどやめときなよ、加持。私も彼女の事については言う気もないしさ」
加持「…って事は、やっぱりお前、知ってるんだな?」
マリ「知らないにゃ、っと♪」
加持「…」
マリ「わあぉ、なんか面白そうな事になってるね♪」
加持「参号機の再起動か…。確かに面白そうな話ではあるんだが…」
マリ「どうしたの、加持。何か気になる事でもあるの?」
加持「式波・キョウコ・ツェッペリン…。彼女の存在はどうなったのかと思ってな…。ドイツにいた時に調べてみたが、彼女に関する詳しい記録は全て抹消されていた…。今となっては手がかり一つ掴めない」
マリ「~♪♪」
加持「…おい、マリ。その態度…お前、何か知っているな?」
マリ「なんの事かにゃ?」
加持「とぼけるな。折角の機会だから聞かせてもらうぞ。まだ到着まで五分程あるからな」
マリ「加持。女の過去は探らない方が身のためじゃないかな? でないと、思わぬ火傷を負う時もあると思うけどな~」ニヤニヤ
加持「火遊びならこれまで何度もしてきたさ。火傷を負った事は一度もないがな」
マリ「じゃ、きっと今回が初だにゃ。悪い事は言わないけどやめときなよ、加持。私も彼女の事については言う気もないしさ」
加持「…って事は、やっぱりお前、知ってるんだな?」
マリ「知らないにゃ、っと♪」
加持「…」
268: 名無しのアスカ好き 2013/03/27(水) 14:43:46.16 ID:???
多分、今日はここまで。相変わらす書くの遅くてゴメンよ。
277: 名無しのアスカ好き 2013/03/28(木) 11:02:24.37 ID:???
ー ネルフ本部、松代、その中間地点付近 ー
EVA初号機『!!!』グググイッ!! グググイッ!!
EVA参号機『…!! …!!』グッ…。グッ…。
シンジ「やっぱり…。途中で一瞬だけ止まる時が何回かある…」
シンジ「いきなり、どうして…」
ブン、パッ!
SOUNDONLY『…』
シンジ「こんな時に通信? 一体、誰から…」
SOUNDONLY『…シ…ジ』
シンジ「その声…!」
シンジ「 アスカ!? アスカなの!!?」
EVA初号機『!!!』グググイッ!! グググイッ!!
EVA参号機『…!! …!!』グッ…。グッ…。
シンジ「やっぱり…。途中で一瞬だけ止まる時が何回かある…」
シンジ「いきなり、どうして…」
ブン、パッ!
SOUNDONLY『…』
シンジ「こんな時に通信? 一体、誰から…」
SOUNDONLY『…シ…ジ』
シンジ「その声…!」
シンジ「 アスカ!? アスカなの!!?」
278: 名無しのアスカ好き 2013/03/28(木) 11:51:41.71 ID:???
SOUNDONLY『…シンジ』
シンジ「アスカ! アスカ! 良かった、無事だったんだね、アスカ!! 本当に良かった…!!!」
SOUNDONLY『シ…ジ…。聞こえ…る…かな…』
シンジ「大丈夫だよ、聞こえてるよ、アスカ!! すぐに助けるから!! だからもう少しだけ我慢して、アスカ!!」
SOUNDONLY『ね…。シンジ…。聞こ…てる…? …ンジ…』
シンジ「アスカ…? アスカ!!」
SOUNDONLY『聞…えてたら…いいな…。シンジ…。ね…、シ…ジ』
シンジ「聞こえてる! 聞こえてるよ、アスカ!! 大丈夫だよ!!! アスカ!!」
SOUNDONLY『シン…のさ…。声…聞きたいな…。シンジ…♪ 声…聞きた…』ブツッ
シンジ「アスカ!? アスカ!! アスカ!! アスカッ!!!」
シンジ「アスカ! アスカ! 良かった、無事だったんだね、アスカ!! 本当に良かった…!!!」
SOUNDONLY『シ…ジ…。聞こえ…る…かな…』
シンジ「大丈夫だよ、聞こえてるよ、アスカ!! すぐに助けるから!! だからもう少しだけ我慢して、アスカ!!」
SOUNDONLY『ね…。シンジ…。聞こ…てる…? …ンジ…』
シンジ「アスカ…? アスカ!!」
SOUNDONLY『聞…えてたら…いいな…。シンジ…。ね…、シ…ジ』
シンジ「聞こえてる! 聞こえてるよ、アスカ!! 大丈夫だよ!!! アスカ!!」
SOUNDONLY『シン…のさ…。声…聞きたいな…。シンジ…♪ 声…聞きた…』ブツッ
シンジ「アスカ!? アスカ!! アスカ!! アスカッ!!!」
279: 名無しのアスカ好き 2013/03/28(木) 12:00:38.62 ID:???
シンジ「アスカ!! 返事をしてよ、アスカ!! アスカッ!!!!」
EVA参号機『!!』…グググッ!! グググイッ!!
EVA初号機『!?』…ググッ!! …ググッ!!
シンジ「え!? くっ!」
EVA参号機『!!!』ググッ!! ググッ!!
シンジ「ぐぅっ!!! また力が強く…!!」
シンジ「くっ! アスカッ…!! アスカッ…!!」
EVA参号機『!!』…グググッ!! グググイッ!!
EVA初号機『!?』…ググッ!! …ググッ!!
シンジ「え!? くっ!」
EVA参号機『!!!』ググッ!! ググッ!!
シンジ「ぐぅっ!!! また力が強く…!!」
シンジ「くっ! アスカッ…!! アスカッ…!!」
280: 名無しのアスカ好き 2013/03/28(木) 12:31:04.77 ID:???
ー 高速輸送機、及び、EVA弐号機内 ー
加持「マリ、準備は出来てるか? もうすぐ落とすぞ」
マリ「OK♪ いつでもいいよ♪」
加持「ずいぶんと上機嫌だな、マリ。今、シンジ君がピンチになってるっていうのに」
マリ「だからに決まってるじゃない♪ 本当のヒロインってのはさ、王子様に助けられるんじゃなくて、王子様の危機を救うもんなんだよ、加持。知らなかったの?」ニンマリ
加持「悪いがそいつは知らないな。俺がその手の話しで知っているのは、王子を助けた結果、泡となって消えてしまった人魚姫ぐらいだな」
マリ「ありゃ? そう来るか…。ひょっとしてさっきの事、まだ根に持ってるの、加持? しつこい男は嫌われるよ?」
加持「いや、純粋にそれしか思い浮かばなかったってだけさ」
マリ「どーだかね」
加持「すねるなよ。可愛い顔が台無しだぞ?」
マリ「それはそれは、お誉めに預かり光栄です、っと」
加持「マリ、準備は出来てるか? もうすぐ落とすぞ」
マリ「OK♪ いつでもいいよ♪」
加持「ずいぶんと上機嫌だな、マリ。今、シンジ君がピンチになってるっていうのに」
マリ「だからに決まってるじゃない♪ 本当のヒロインってのはさ、王子様に助けられるんじゃなくて、王子様の危機を救うもんなんだよ、加持。知らなかったの?」ニンマリ
加持「悪いがそいつは知らないな。俺がその手の話しで知っているのは、王子を助けた結果、泡となって消えてしまった人魚姫ぐらいだな」
マリ「ありゃ? そう来るか…。ひょっとしてさっきの事、まだ根に持ってるの、加持? しつこい男は嫌われるよ?」
加持「いや、純粋にそれしか思い浮かばなかったってだけさ」
マリ「どーだかね」
加持「すねるなよ。可愛い顔が台無しだぞ?」
マリ「それはそれは、お誉めに預かり光栄です、っと」
281: 名無しのアスカ好き 2013/03/28(木) 13:09:06.62 ID:???
加持「おっと。そんな事を言ってたらいつの間にか目標上空付近か。マリ、あと42秒程で落とすぞ。カウントダウンは自分でしろよ」
マリ「了解、了解。ん~、それにしても楽しみだなあ♪ ワクワクするなあ♪ 正式タイプのエヴァンゲリヲンで思う存分戦えるなんてさあ♪」
加持「マリ、ちゃんと数えてるか? あと35秒程だぞ。ケーブルは初号機の予備があるだろうからそれを使えよ」
マリ「折角のアドバイスだけど、それは必要ないかにゃ。5分以内でカタをつけるからさ」
加持「そいつは頼もしい事だな、だが過信はするなよ」
マリ「わかってる。それより、加持、自分の方こそ気を付けなよ。後ろから追っ手が来てるみたいだから、さ」
加持「男に追われる趣味はないんだがねぇ。どうせ追われるなら俺は葛木に追われたいよ」
マリ「」フッ
マリ「じゃあね、加持。送ってくれてサンキュー。生きてたらまたどっかで会おう、にゃ!」
マリ「了解、了解。ん~、それにしても楽しみだなあ♪ ワクワクするなあ♪ 正式タイプのエヴァンゲリヲンで思う存分戦えるなんてさあ♪」
加持「マリ、ちゃんと数えてるか? あと35秒程だぞ。ケーブルは初号機の予備があるだろうからそれを使えよ」
マリ「折角のアドバイスだけど、それは必要ないかにゃ。5分以内でカタをつけるからさ」
加持「そいつは頼もしい事だな、だが過信はするなよ」
マリ「わかってる。それより、加持、自分の方こそ気を付けなよ。後ろから追っ手が来てるみたいだから、さ」
加持「男に追われる趣味はないんだがねぇ。どうせ追われるなら俺は葛木に追われたいよ」
マリ「」フッ
マリ「じゃあね、加持。送ってくれてサンキュー。生きてたらまたどっかで会おう、にゃ!」
282: 名無しのアスカ好き 2013/03/28(木) 13:26:26.64 ID:???
EVA弐号機『!』フワァ…ヒュルルルル…。
加持「行ったか…」
加持「アスカを救ってくれよ、シンジ君、マリ。頼んだぞ」
高速輸送機『』ヒュッ
戦闘機『』ヒヒュッ
加持「おっと、ついに追い付かれたか…」
戦闘機『!!』ダダダダッ!! ダダダダッ!!
加持「やれやれ、警告もなしに撃ってくるとは、ずいぶんとせっかちなパイロットもいたもんだ…」
戦闘機『』ヒヒュッ
戦闘機『』ヒヒュッ
加持「今度は戦自のお出ましか…。葛木、そっちに行くのは少し遅くなりそうだが必ず行くよ。会えるのはこれが最後になるかも知れないしな…」
加持「行ったか…」
加持「アスカを救ってくれよ、シンジ君、マリ。頼んだぞ」
高速輸送機『』ヒュッ
戦闘機『』ヒヒュッ
加持「おっと、ついに追い付かれたか…」
戦闘機『!!』ダダダダッ!! ダダダダッ!!
加持「やれやれ、警告もなしに撃ってくるとは、ずいぶんとせっかちなパイロットもいたもんだ…」
戦闘機『』ヒヒュッ
戦闘機『』ヒヒュッ
加持「今度は戦自のお出ましか…。葛木、そっちに行くのは少し遅くなりそうだが必ず行くよ。会えるのはこれが最後になるかも知れないしな…」
283: 名無しのアスカ好き 2013/03/28(木) 13:48:11.67 ID:???
ー ネルフ本部、松代、その中間地点付近 ー
シンジ「あれは…? 弐号機!!」
EVA弐号機『!!』ドシッ!!! ズサァッ…!!
マリ「や、ネルフのおしどりさん達、久しぶり♪」
シンジ「その言い方…。ひょっとして屋上の…」
マリ「そ。そういやまだ自己紹介もしてなかったね。ゆっくりお茶でも飲みながらって言いたいところだけど、二人とも、今、ずいぶんと楽しそうな事してるじゃん? とりあえずマリって呼んでもらえばいいよ」
シンジ「マリ…さん?」
マリ「気に食わないなあ、その言い方。姫と同じで呼び捨てにしてもらってもいいんだけど、今は時間もない事だし、まあ、いっか。ワンコ君、そのまましっかり姫を押さえとくんだよ。いい?」
シンジ「えっ…? あっ、はい!」コク
マリ「それじゃあ行くよ、弐号機! 姫を助けに!!」
シンジ「あれは…? 弐号機!!」
EVA弐号機『!!』ドシッ!!! ズサァッ…!!
マリ「や、ネルフのおしどりさん達、久しぶり♪」
シンジ「その言い方…。ひょっとして屋上の…」
マリ「そ。そういやまだ自己紹介もしてなかったね。ゆっくりお茶でも飲みながらって言いたいところだけど、二人とも、今、ずいぶんと楽しそうな事してるじゃん? とりあえずマリって呼んでもらえばいいよ」
シンジ「マリ…さん?」
マリ「気に食わないなあ、その言い方。姫と同じで呼び捨てにしてもらってもいいんだけど、今は時間もない事だし、まあ、いっか。ワンコ君、そのまましっかり姫を押さえとくんだよ。いい?」
シンジ「えっ…? あっ、はい!」コク
マリ「それじゃあ行くよ、弐号機! 姫を助けに!!」
292: 名無しのアスカ好き 2013/03/29(金) 08:04:53.98 ID:???
みんな、ありがとう!
前にも書いたけど、こっちの都合で不定期でいなくなるから、次からはなんか残してから外す事にするよ。
ホントゆっくりだけど、最後まで必ず書ききるんで、相変わらず生あたたかい目で見てて。
それにしても、みんな優しいなあ、嬉しいよ。
じゃ、再開してくよー。
前にも書いたけど、こっちの都合で不定期でいなくなるから、次からはなんか残してから外す事にするよ。
ホントゆっくりだけど、最後まで必ず書ききるんで、相変わらず生あたたかい目で見てて。
それにしても、みんな優しいなあ、嬉しいよ。
じゃ、再開してくよー。
293: 名無しのアスカ好き 2013/03/29(金) 08:29:34.18 ID:???
EVA弐号機『!!』ダダダダッ!!
プログレッシブナイフ『』スチャッ!
マリ「いっけぇぇぇー!!!!」
EVA弐号機『!!』ダンッ! ズサッ!!
EVA参号機『!?』ギチッ!!
マリ「蜘蛛の巣みたいにネバネバとエントリープラグを包みやがってさあっ! 姫を返せぇー!!!」
プログレッシブナイフ『』ギュイーン!! ギリギリ!!! ギリギリ!!!
EVA参号機『グウォオオオ!!!』ビュン!!
EVA弐号機『!!』ピシュ!
マリ「痛ぅ…! ワンコ君、きちんと押さえときなよ!! 姫を助けられなくてもいいの!!!」
シンジ「よくない! いい訳ないよっ!! でも、すごい暴れだしたし…! もうそろそろ僕も限界が…!! 早くっ!!!」
プログレッシブナイフ『』スチャッ!
マリ「いっけぇぇぇー!!!!」
EVA弐号機『!!』ダンッ! ズサッ!!
EVA参号機『!?』ギチッ!!
マリ「蜘蛛の巣みたいにネバネバとエントリープラグを包みやがってさあっ! 姫を返せぇー!!!」
プログレッシブナイフ『』ギュイーン!! ギリギリ!!! ギリギリ!!!
EVA参号機『グウォオオオ!!!』ビュン!!
EVA弐号機『!!』ピシュ!
マリ「痛ぅ…! ワンコ君、きちんと押さえときなよ!! 姫を助けられなくてもいいの!!!」
シンジ「よくない! いい訳ないよっ!! でも、すごい暴れだしたし…! もうそろそろ僕も限界が…!! 早くっ!!!」
294: 名無しのアスカ好き 2013/03/29(金) 08:53:34.58 ID:???
マリ「わかってる!!」
EVA弐号機『』ガシッ!
マリ「くらえぇぇー!!!」
プログレッシブナイフ『』ギュイン! ギュイイイイイイイ!!
EVA参号機『グウォオオオオッ!!!!!』プツッ…。ブチブチブチッ!
マリ「きたあっ!!」
マリ「ワンコ君、エントリープラグが今なら外れるよ!!」
シンジ「マヤさん!!」
マヤ「えっ」ビクッ!
シンジ「エントリープラグの強制射出を!! 急いでっ!!」
マヤ「」ハッ!
マヤ「!!」カチャカチャ!!
エントリープラグ『』バシュッ!!!
EVA弐号機『』ガシッ!
マリ「くらえぇぇー!!!」
プログレッシブナイフ『』ギュイン! ギュイイイイイイイ!!
EVA参号機『グウォオオオオッ!!!!!』プツッ…。ブチブチブチッ!
マリ「きたあっ!!」
マリ「ワンコ君、エントリープラグが今なら外れるよ!!」
シンジ「マヤさん!!」
マヤ「えっ」ビクッ!
シンジ「エントリープラグの強制射出を!! 急いでっ!!」
マヤ「」ハッ!
マヤ「!!」カチャカチャ!!
エントリープラグ『』バシュッ!!!
295: 名無しのアスカ好き 2013/03/29(金) 09:08:18.95 ID:???
マリ「やったぁ!! ワンコ君、ナイ--」
エントリープラグ『』ヒューーン…。
マリ「あ…」
マリ「お空の彼方へ飛んでちった…」
シンジ「マリさん!! 何で途中でとめてくれなかったのさ!?」
マリ「すっかり忘れてたにゃ」テヘペロ
シンジ「何でアホばっかりなんだよ、ここは!!」ダンッ!!
エントリープラグ『』ヒューーン…。
マリ「あ…」
マリ「お空の彼方へ飛んでちった…」
シンジ「マリさん!! 何で途中でとめてくれなかったのさ!?」
マリ「すっかり忘れてたにゃ」テヘペロ
シンジ「何でアホばっかりなんだよ、ここは!!」ダンッ!!
296: 名無しのアスカ好き 2013/03/29(金) 09:29:07.73 ID:???
シンジ「アスカッ!!」
EVA初号機『』ダダダッ!! …ビュン!!
マリ「やれやれ、怒られちゃったかあ…。とはいえ、初号機の速度なら問題なく追いつける事だしさあ」
マリ「それにさ、ワンコ君。いつかはきっと私に感謝する事になるよ。なにせ、姫と二人っきりにしてあげたんだからさ♪」
マリ「頑張りなよ、ワンコ君。言っとくけど、君だってたいがい素直じゃないんだからね」ニマリ
EVA初号機『』ダダダッ!! …ビュン!!
マリ「やれやれ、怒られちゃったかあ…。とはいえ、初号機の速度なら問題なく追いつける事だしさあ」
マリ「それにさ、ワンコ君。いつかはきっと私に感謝する事になるよ。なにせ、姫と二人っきりにしてあげたんだからさ♪」
マリ「頑張りなよ、ワンコ君。言っとくけど、君だってたいがい素直じゃないんだからね」ニマリ
297: 名無しのアスカ好き 2013/03/29(金) 09:32:16.28 ID:???
しばらく外すよー。今日は多分もう一回戻ってこれるかな。
301: 名無しのアスカ好き 2013/03/29(金) 17:44:53.93 ID:???
マリ「ん?」
EVA参号機『グウォオオオオ!!!!!』ビュン!!
マリ「おっと!」
EVA弐号機『』ヒョイッ!
マリ「ゴメン、ゴメン。すっかり君の事忘れてたよ。背中にナイフが刺さったままでもまだ元気そうだね、女王さん。少し距離を取るかにゃ」
EVA参号機『!!』ビュン!! ビュン!!
マリ「よっ、ほっ、はっ、と」
EVA弐号機『』ピョン、クルッ、スタッ!
マリ「さて、距離をとったはいいけれど…」チラッ
マリ「活動限界まで残り2分27秒かあ…」
マリ「時間もあまりない事だしさ、ちょっと試させてもらうよ」スクッ
マリ「人を捨てたエヴァの力、見せてもらうわ」
マリ「モード反転、裏コード。ザ・ビースト!!」
EVA参号機『グウォオオオオ!!!!!』ビュン!!
マリ「おっと!」
EVA弐号機『』ヒョイッ!
マリ「ゴメン、ゴメン。すっかり君の事忘れてたよ。背中にナイフが刺さったままでもまだ元気そうだね、女王さん。少し距離を取るかにゃ」
EVA参号機『!!』ビュン!! ビュン!!
マリ「よっ、ほっ、はっ、と」
EVA弐号機『』ピョン、クルッ、スタッ!
マリ「さて、距離をとったはいいけれど…」チラッ
マリ「活動限界まで残り2分27秒かあ…」
マリ「時間もあまりない事だしさ、ちょっと試させてもらうよ」スクッ
マリ「人を捨てたエヴァの力、見せてもらうわ」
マリ「モード反転、裏コード。ザ・ビースト!!」
302: 名無しのアスカ好き 2013/03/29(金) 17:54:22.78 ID:???
EVA弐号機『!』バッキン! パラ…パラ…。
マリ「くっう…!」
EVA弐号機『!!』ニョキ…! ニョキ…!
マリ「我慢してよぉ、EVA弐号機…! 私も我慢する…!!」
EVA弐号機『!!!』ドッドッドッドッド!!!
マリ「くっう…!」
EVA弐号機『!!』ニョキ…! ニョキ…!
マリ「我慢してよぉ、EVA弐号機…! 私も我慢する…!!」
EVA弐号機『!!!』ドッドッドッドッド!!!
303: 名無しのアスカ好き 2013/03/29(金) 18:05:43.27 ID:???
ーネルフ本部ー
日向「エヴァにこんな機能が…!」
マヤ「リミッター外されていきます! 全て規格外です!」
冬月「…」
ゲンドウ「…」
冬月「碇、私はあの機能を知らないぞ?」
碇「…少し黙っててもらえませんか、冬月先生。あなたは老後の心配だけしてればそれでいいんです」キラン
冬月「…」
日向「エヴァにこんな機能が…!」
マヤ「リミッター外されていきます! 全て規格外です!」
冬月「…」
ゲンドウ「…」
冬月「碇、私はあの機能を知らないぞ?」
碇「…少し黙っててもらえませんか、冬月先生。あなたは老後の心配だけしてればそれでいいんです」キラン
冬月「…」
304: 名無しのアスカ好き 2013/03/29(金) 18:21:33.87 ID:???
ー ネルフ本部、松代、その中間地点 ー
マリ「さ、あ…! い、く、よ…弐、号、機…!! ちょ、っ、と、だけ…手、荒、に、な、る、け、ど、さ…!! 耐、え、て、よ…女、王、さんっ!!!」
EVA弐号機『グウゥアアアアア!!!!』グパッ!!
EVA弐号機『!!!!』ドギュッ!!!
マリ「さ、あ…! い、く、よ…弐、号、機…!! ちょ、っ、と、だけ…手、荒、に、な、る、け、ど、さ…!! 耐、え、て、よ…女、王、さんっ!!!」
EVA弐号機『グウゥアアアアア!!!!』グパッ!!
EVA弐号機『!!!!』ドギュッ!!!
305: 名無しのアスカ好き 2013/03/29(金) 18:38:17.95 ID:???
EVA弐号機『!!!』バキイッ!!!
EVA参号機『!!?』ドサッ!!
マリ「ウラァァァッ!!!」
EVA弐号機『!!!!』ベキッ!! ガシ! バキバキッ!!
EVA参号機『グウォオオオ!!!!!?』メリメリッ!!!
ーネルフ本部ー
青葉「あれは…!」
日向「コア!?」
マヤ「弐号機、参号機のコアを引き剥がしにかかってます!!」
冬月「何をするつもりだ、いったい!?」
EVA参号機『!!?』ドサッ!!
マリ「ウラァァァッ!!!」
EVA弐号機『!!!!』ベキッ!! ガシ! バキバキッ!!
EVA参号機『グウォオオオ!!!!!?』メリメリッ!!!
ーネルフ本部ー
青葉「あれは…!」
日向「コア!?」
マヤ「弐号機、参号機のコアを引き剥がしにかかってます!!」
冬月「何をするつもりだ、いったい!?」
306: 名無しのアスカ好き 2013/03/29(金) 18:44:55.71 ID:???
マリ「ドォリャァァァァ!!!」
EVA参号機『!!!!!』ググッ! バキィッッ!!!
ーネルフ本部ー
マヤ「コア、完全に引き剥がされました!!」
EVA参号機『!!!!!』ググッ! バキィッッ!!!
ーネルフ本部ー
マヤ「コア、完全に引き剥がされました!!」
308: 名無しのアスカ好き 2013/03/29(金) 19:22:11.14 ID:???
マリ「女王、さ、ん…!! ちょっ、と、そっ、ち、で、待っ、てて、よぉ!!!」ポイッ、ゴロン…。
マリ「ヌリァァァァァァッ!!!」
EVA弐号機『!!!』バキィャッッ!
EVA参号機『!!!!!!』
EVA参号機『…』
ーネルフ本部ー
青葉「あっ…」
日向「目標、完全に沈黙しました…。使徒、殲滅です…」
マリ「ヌリァァァァァァッ!!!」
EVA弐号機『!!!』バキィャッッ!
EVA参号機『!!!!!!』
EVA参号機『…』
ーネルフ本部ー
青葉「あっ…」
日向「目標、完全に沈黙しました…。使徒、殲滅です…」
316: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 02:55:21.70 ID:???
マリ「さ、あ、て…! こ、こ、か、ら、が…! お、楽、し、み、タ、イ、ム、だ…にゃあ!!」
317: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 03:03:12.69 ID:???
EVA弐号機『グウォアアアア!!!』グパァッ!!
EVA弐号機『!!』ガプッ!! ガブガブ
EVA弐号機『!!』クチャクチャ… モグモグ…
ーネルフ本部ー
青葉「嘘だろ…」
マヤ「使徒を…」
日向「食ってる…!」
EVA弐号機『!!』ガプッ!! ガブガブ
EVA弐号機『!!』クチャクチャ… モグモグ…
ーネルフ本部ー
青葉「嘘だろ…」
マヤ「使徒を…」
日向「食ってる…!」
318: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 03:17:57.40 ID:???
冬月「そうか…! 自らの手でS2機関を取り込む気か!」
ゲンドウ「…」
冬月「碇、これはまずくないか。そのまま弐号機ごと逃げられてしまうぞ。早急に初号機を戻して確保させた方が…」
ゲンドウ「構わん。むしろ好都合だ。それよりも冬月、高速輸送機の追跡を今すぐ中止させろ」
冬月「あの男を逃がすというのか」
ゲンドウ「そうだ」
冬月「しかし、それは後日災いの種とならないか。あの男には色々とコネクションがある。弐号機と合流されると厄介な事になるぞ」
ゲンドウ「構わん。急げ」
冬月「…。わかった」
ゲンドウ「…」
冬月「碇、これはまずくないか。そのまま弐号機ごと逃げられてしまうぞ。早急に初号機を戻して確保させた方が…」
ゲンドウ「構わん。むしろ好都合だ。それよりも冬月、高速輸送機の追跡を今すぐ中止させろ」
冬月「あの男を逃がすというのか」
ゲンドウ「そうだ」
冬月「しかし、それは後日災いの種とならないか。あの男には色々とコネクションがある。弐号機と合流されると厄介な事になるぞ」
ゲンドウ「構わん。急げ」
冬月「…。わかった」
319: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 03:38:04.76 ID:???
冬月「」スタスタ、ガチャ
冬月「私だ。現在追跡中の高速輸送機の撃墜を至急中止させろ。戦自には気付かれないよう上手く偽装してな。可能であれば事故に見せかけて戦自の戦闘機を撃ち落としてしまってもよい。少なくとも妨害はしておけ。以上だ」ガチャ…
冬月 (…碇、何を考えている? これではこちらが不利になるばかりだぞ)
ゲンドウ「…」
ゲンドウ「…」
ゲンドウ「…進んでしまった時計の針はもう元に戻す事は出来ない。だが、自らの手で進める事は出来る」
レイ「碇司令、私の出番は…」
ゲンドウ「レイはお茶でも飲んで、ゆっくりしていろ。茶菓子が欲しければ私が用意する」
レイ「…」
レイ「…」
レイ「…」コクコク
冬月「私だ。現在追跡中の高速輸送機の撃墜を至急中止させろ。戦自には気付かれないよう上手く偽装してな。可能であれば事故に見せかけて戦自の戦闘機を撃ち落としてしまってもよい。少なくとも妨害はしておけ。以上だ」ガチャ…
冬月 (…碇、何を考えている? これではこちらが不利になるばかりだぞ)
ゲンドウ「…」
ゲンドウ「…」
ゲンドウ「…進んでしまった時計の針はもう元に戻す事は出来ない。だが、自らの手で進める事は出来る」
レイ「碇司令、私の出番は…」
ゲンドウ「レイはお茶でも飲んで、ゆっくりしていろ。茶菓子が欲しければ私が用意する」
レイ「…」
レイ「…」
レイ「…」コクコク
320: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 03:46:23.91 ID:???
ー ネルフ本部、松代、その中間地点付近 ー
EVA弐号機『グウォアア!!!』グパァッ
EVA弐号機『!!』ガプッ、ガプガプ…
EVA弐号機『!!』ガブリッ!
EVA弐号機『!!』ガプガプ…
EVA弐号機『!!』モグモグ、ゴクン。
EVA弐号機『~♪♪』
EVA弐号機『グウォアア!!!』グパァッ
EVA弐号機『!!』ガプッ、ガプガプ…
EVA弐号機『!!』ガブリッ!
EVA弐号機『!!』ガプガプ…
EVA弐号機『!!』モグモグ、ゴクン。
EVA弐号機『~♪♪』
321: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 03:54:07.94 ID:???
ーネルフ本部ー
マヤ「EVA弐号機…。幸せそう…」
青葉「使徒って美味しいのかな?」
日向「さあ…。美味しそうに食べてはいるけど…」
ー 主モニター ー
EVA弐号機『ニャアアアアアア!!!!』
マヤ「あっ、鳴いた」
青葉「EVAってあんな鳴き方してたか?」
日向「あれじゃあまるで…」
マヤ「EVA弐号機…。幸せそう…」
青葉「使徒って美味しいのかな?」
日向「さあ…。美味しそうに食べてはいるけど…」
ー 主モニター ー
EVA弐号機『ニャアアアアアア!!!!』
マヤ「あっ、鳴いた」
青葉「EVAってあんな鳴き方してたか?」
日向「あれじゃあまるで…」
322: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 04:03:39.93 ID:???
冬月「ビーストモード…。そうか、猫か!!」
ゲンドウ「…」
ゲンドウ「…」
ゲンドウ「ああ、猫だな」
ー 主モニター ー
EVA弐号機『ウニャァアアアアア♪♪♪』
マヤ「リツコ先輩がいたら、大はしゃぎしてそう…」
青葉「あの人、猫好きだからな…」
ー 主モニター ー
EVA弐号機『ニャアアアアア!!!!』ダッシュ
マヤ「あっ、さっき放り出したコアくわえて逃げた」
日向「コア、ボールみたいだしな…。気に入ったのかな…」
ゲンドウ「…」
ゲンドウ「…」
ゲンドウ「ああ、猫だな」
ー 主モニター ー
EVA弐号機『ウニャァアアアアア♪♪♪』
マヤ「リツコ先輩がいたら、大はしゃぎしてそう…」
青葉「あの人、猫好きだからな…」
ー 主モニター ー
EVA弐号機『ニャアアアアア!!!!』ダッシュ
マヤ「あっ、さっき放り出したコアくわえて逃げた」
日向「コア、ボールみたいだしな…。気に入ったのかな…」
323: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 04:27:13.62 ID:???
ーネルフ本部、松代、その中間地点付近ー
ーEVA弐号機、逃走中ー
マリ「うーん、満足、満足。弐号機も手に入ったし、予定通りS2機関も取り込めたし、参号機のコアも持ち帰れたし、オマケにお腹一杯だしさぁ♪」
マリ「あとはこのまま逃げて、『ノア』に合流するだけだにゃ」ニマリ
マリ「…」
マリ「…」
マリ「加持、無事だといいけどなぁ…」
マリ「ま、なかなか死にそうにない男だけれど、さ」ニヤリ
ーEVA弐号機、逃走中ー
マリ「うーん、満足、満足。弐号機も手に入ったし、予定通りS2機関も取り込めたし、参号機のコアも持ち帰れたし、オマケにお腹一杯だしさぁ♪」
マリ「あとはこのまま逃げて、『ノア』に合流するだけだにゃ」ニマリ
マリ「…」
マリ「…」
マリ「加持、無事だといいけどなぁ…」
マリ「ま、なかなか死にそうにない男だけれど、さ」ニヤリ
324: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 04:37:27.09 ID:???
ーEVA参号機、エントリープラグ落下地点付近ー
シンジ「良かった! 無事にキャッチ出来て。途中、ケーブルを外したから、エヴァはもう動けれないけど」
シンジ「アスカ! 今、プラグを開けるよ!」グッ…
シンジ「!」ジュッ…!!
シンジ「ぐっ…! くそぉぉ…!!」ギリギリ…。ガコッ!
シンジ「アスカッ!!」ダッ!
シンジ「良かった! 無事にキャッチ出来て。途中、ケーブルを外したから、エヴァはもう動けれないけど」
シンジ「アスカ! 今、プラグを開けるよ!」グッ…
シンジ「!」ジュッ…!!
シンジ「ぐっ…! くそぉぉ…!!」ギリギリ…。ガコッ!
シンジ「アスカッ!!」ダッ!
325: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 04:44:18.74 ID:???
ーEVA参号機、エントリープラグ内ー
シンジ「アスカ!」
アスカ「…シ…ンジ…?」
シンジ「アスカ! 良かった、無事だったんだ!! 本当に良かった…!!」ウル…
シンジ「良かった…! 本当にアスカが無事で…! 良かった…」グスッ、グスッ…、ヒック…。
シンジ「アスカ!」
アスカ「…シ…ンジ…?」
シンジ「アスカ! 良かった、無事だったんだ!! 本当に良かった…!!」ウル…
シンジ「良かった…! 本当にアスカが無事で…! 良かった…」グスッ、グスッ…、ヒック…。
327: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 05:14:06.13 ID:???
アスカ「シンジ…」
アスカ「」クスッ…
アスカ「アンタ、なに泣いてるのよ…男でしょ…」ソッ…
アスカ「泣かないでよ…。シンジ…♪」ナデナデ…
シンジ「だって、だって…。アスカが無事だったから…。嬉しくって…」グスッ…グスッ…
アスカ「私はさ…無事だったんだからさ…」ナデナデ…
アスカ「こんな時ぐらいさ…。笑顔を見せなさいよ、シンジ…♪」ニコリ…
シンジ「」ハッ!
アスカ「ね…シンジ♪」ニコリ…。
シンジ「…」
シンジ「…」
シンジ「…」ゴシゴシ、ゴシゴシ…。
シンジ「うん…」ニコリ…。
アスカ「」クスッ…
アスカ「アンタ、なに泣いてるのよ…男でしょ…」ソッ…
アスカ「泣かないでよ…。シンジ…♪」ナデナデ…
シンジ「だって、だって…。アスカが無事だったから…。嬉しくって…」グスッ…グスッ…
アスカ「私はさ…無事だったんだからさ…」ナデナデ…
アスカ「こんな時ぐらいさ…。笑顔を見せなさいよ、シンジ…♪」ニコリ…
シンジ「」ハッ!
アスカ「ね…シンジ♪」ニコリ…。
シンジ「…」
シンジ「…」
シンジ「…」ゴシゴシ、ゴシゴシ…。
シンジ「うん…」ニコリ…。
328: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 05:21:22.28 ID:???
シンジ「アスカ…。立てる…?」スッ
アスカ「黙ってさ…おぶいなさいよ…。バカ…♪」
シンジ「」クスッ
シンジ「ゴメン…」ソッ…。クイッ…
シンジ「これでいい、アスカ…?」
アスカ「うん…♪」ギュッ…
アスカ「黙ってさ…おぶいなさいよ…。バカ…♪」
シンジ「」クスッ
シンジ「ゴメン…」ソッ…。クイッ…
シンジ「これでいい、アスカ…?」
アスカ「うん…♪」ギュッ…
329: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 05:26:23.88 ID:???
シンジ「…」テクテク…
アスカ「…」
シンジ「…」テクテク…
アスカ「…」
シンジ「…」テクテク…
アスカ「ねぇ、シンジ…」
シンジ「何?」
アスカ「私さ…今、これまで生きてきた中で一番幸せ…♪」ギュッ…
シンジ「うん…。僕も…」
アスカ「…」
シンジ「…」テクテク…
アスカ「…」
シンジ「…」テクテク…
アスカ「ねぇ、シンジ…」
シンジ「何?」
アスカ「私さ…今、これまで生きてきた中で一番幸せ…♪」ギュッ…
シンジ「うん…。僕も…」
331: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 05:41:45.54 ID:???
シンジ「…」テクテク…
アスカ「…」
シンジ「…」テクテク…
アスカ「…」
シンジ「…」テクテク…
アスカ「ね、シンジ…」
シンジ「何?」
アスカ「前にさ、約束した映画…。絶対連れてきなさいよ…」ギュッ…
シンジ「うん…。わかってるよ、アスカ」
アスカ「ロマンチックなの…選びなさいよ…。アクションとかじゃ…やだからね…」ギュッ…
シンジ「うん…。そうするよ、アスカ」
アスカ「それでさ…。映画が終わった後に二人でご飯食べてさ…」
シンジ「うん…」
アスカ「家に帰るまでにはさ…どこかでキスしなさいよ…。待ってるから…///」ギュー…!!
シンジ「うん…/// わかったよ…アスカ…///」
アスカ「期待してるからね…/// シンジ…♪」ギュッ…
アスカ「…」
シンジ「…」テクテク…
アスカ「…」
シンジ「…」テクテク…
アスカ「ね、シンジ…」
シンジ「何?」
アスカ「前にさ、約束した映画…。絶対連れてきなさいよ…」ギュッ…
シンジ「うん…。わかってるよ、アスカ」
アスカ「ロマンチックなの…選びなさいよ…。アクションとかじゃ…やだからね…」ギュッ…
シンジ「うん…。そうするよ、アスカ」
アスカ「それでさ…。映画が終わった後に二人でご飯食べてさ…」
シンジ「うん…」
アスカ「家に帰るまでにはさ…どこかでキスしなさいよ…。待ってるから…///」ギュー…!!
シンジ「うん…/// わかったよ…アスカ…///」
アスカ「期待してるからね…/// シンジ…♪」ギュッ…
332: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 05:46:56.50 ID:???
アスカSSとしては、とりあえずここでおしまい。
この後、アスカの出番は途中で気が変わらない限りはないから、寝てくれw
あとは風呂敷広げた分をたたんでくよー
この後、アスカの出番は途中で気が変わらない限りはないから、寝てくれw
あとは風呂敷広げた分をたたんでくよー
333: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 05:59:28.98 ID:???
ー数時間後ー
ー松代、爆発現場付近ー
ミサト「…んっ」ハッ
リツコ「気がついた?」
ミサト「ここは…?」
リツコ「動かないで、そのまま病院へ搬送する途中だから」
ミサト「そっか…。確か使徒が来て…爆発が…」
リツコ「ええ、そうよ。あなたが一番重傷だから、恐らくそのまま何日かは入院する事になるわ。私は幸い軽傷で済んだから、もう少しここに残るけど」
ー松代、爆発現場付近ー
ミサト「…んっ」ハッ
リツコ「気がついた?」
ミサト「ここは…?」
リツコ「動かないで、そのまま病院へ搬送する途中だから」
ミサト「そっか…。確か使徒が来て…爆発が…」
リツコ「ええ、そうよ。あなたが一番重傷だから、恐らくそのまま何日かは入院する事になるわ。私は幸い軽傷で済んだから、もう少しここに残るけど」
334: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 06:10:32.30 ID:???
ミサト「そっか…」
ミサト「リツコ。アスカは…? 使徒はどうなったの…?」
リツコ「使徒は殲滅されたわ。ただし、弐号機と引き換えにね。詳しく話すと長くなるから、あとは入院先で聞いて」
ミサト「弐号機…? どういう事…? それより、アスカは…? まさか…」
リツコ「安心しなさい、ミサト。アスカは無事よ、ピンピンしてるわ。精神汚染の可能性があるから、ネルフ本部で精密検査をさせる事にしたけど、ブーブー文句を言ってうるさかったぐらいにね。あの様子だと汚染の可能性はまずないわね」
ミサト「そっか…。良かった…」
ミサト「リツコ。アスカは…? 使徒はどうなったの…?」
リツコ「使徒は殲滅されたわ。ただし、弐号機と引き換えにね。詳しく話すと長くなるから、あとは入院先で聞いて」
ミサト「弐号機…? どういう事…? それより、アスカは…? まさか…」
リツコ「安心しなさい、ミサト。アスカは無事よ、ピンピンしてるわ。精神汚染の可能性があるから、ネルフ本部で精密検査をさせる事にしたけど、ブーブー文句を言ってうるさかったぐらいにね。あの様子だと汚染の可能性はまずないわね」
ミサト「そっか…。良かった…」
336: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 06:17:26.31 ID:???
ミサト「シンジ君やレイは…? 食事会出来なくなって残念がってたかな…」
シンジ「ミサトさん、僕ならここにいますよ。綾波も」
レイ「…」
ミサト「アンタたち…」ニコッ…
リツコ「だからアスカがブーブー言ってたって言ったでしょ」
ミサト「そう…。良かった…」クスッ
シンジ「ミサトさん、僕ならここにいますよ。綾波も」
レイ「…」
ミサト「アンタたち…」ニコッ…
リツコ「だからアスカがブーブー言ってたって言ったでしょ」
ミサト「そう…。良かった…」クスッ
339: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 15:21:05.37 ID:???
リツコ「ミサト、そろそろ…」
ミサト「あっ、うん…。ええと、リツコ…。加持は…? アイツ、来てないの…?」
リツコ「加持君なら来たわよ。ミサトが無事だってわかったら、帰ってったけど」
ミサト「なんだ…。冷たいやつ…」
リツコ「仕方なくよ、それも詳しくは病院で聞いて」
ミサト「…?」
リツコ「さ、ミサト」
ミサト「うん…。じゃ、悪いけど、リツコ…。後の事…」
リツコ「…ええ」
ミサト「あっ、うん…。ええと、リツコ…。加持は…? アイツ、来てないの…?」
リツコ「加持君なら来たわよ。ミサトが無事だってわかったら、帰ってったけど」
ミサト「なんだ…。冷たいやつ…」
リツコ「仕方なくよ、それも詳しくは病院で聞いて」
ミサト「…?」
リツコ「さ、ミサト」
ミサト「うん…。じゃ、悪いけど、リツコ…。後の事…」
リツコ「…ええ」
340: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 15:30:24.01 ID:???
シンジ「リツコさん、加持さんって…」
リツコ「…」
ネルフ諜報部員「」ザッザッザッ、ピタッ
ネルフ諜報部員「赤木リツコ博士ですね? 申し訳ありませんが、本部までご同行願います」
リツコ「それはどういった理由で? 私が加持君を見逃したから?」
ネルフ諜報部員「質問にはお答えする事が出来ません。ご同行、お願いします」
リツコ「…わかったわ」
リツコ「…」
ネルフ諜報部員「」ザッザッザッ、ピタッ
ネルフ諜報部員「赤木リツコ博士ですね? 申し訳ありませんが、本部までご同行願います」
リツコ「それはどういった理由で? 私が加持君を見逃したから?」
ネルフ諜報部員「質問にはお答えする事が出来ません。ご同行、お願いします」
リツコ「…わかったわ」
341: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 15:39:40.80 ID:???
シンジ「あの…リツコさん!」
リツコ「大丈夫よ、シンジ君。すぐに、とは言えないかもしれないけど、また戻って来るから」
シンジ「…」
ネルフ諜報部員「では、ご同行を」
リツコ「ええ」テクテク…
リツコ「」ピタッ、クルッ
リツコ「シンジ君、悪いけど私の家に猫が2匹いるの。私が戻って来るまで、そのこたちにエサをあげてくれる?」
シンジ「あ、はい…」
リツコ「頼んだわよ」ニコッ…。クルッ、スタスタ…
シンジ「リツコさん…」
レイ「…」
リツコ「大丈夫よ、シンジ君。すぐに、とは言えないかもしれないけど、また戻って来るから」
シンジ「…」
ネルフ諜報部員「では、ご同行を」
リツコ「ええ」テクテク…
リツコ「」ピタッ、クルッ
リツコ「シンジ君、悪いけど私の家に猫が2匹いるの。私が戻って来るまで、そのこたちにエサをあげてくれる?」
シンジ「あ、はい…」
リツコ「頼んだわよ」ニコッ…。クルッ、スタスタ…
シンジ「リツコさん…」
レイ「…」
342: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 16:03:56.68 ID:???
ー数日後ー
ーネルフ本部ー
冬月「やれやれ、今日もまたゼーレのご老人の相手か…。こうも連日では流石に気が滅入るな」
ゲンドウ「老人たちには何も出来んよ。ただ、喋らせておけばいい」
冬月「確かにな。弐号機が未だ見つかっていない以上、お前の解任もしにくい。老人たちの拠点は月面だ。唯一の切り札であるmark6もそこにある。地上には疎い連中だよ。何か行動を起こすとしたら、少なくとも弐号機が見つかってからだろうな」
ーネルフ本部ー
冬月「やれやれ、今日もまたゼーレのご老人の相手か…。こうも連日では流石に気が滅入るな」
ゲンドウ「老人たちには何も出来んよ。ただ、喋らせておけばいい」
冬月「確かにな。弐号機が未だ見つかっていない以上、お前の解任もしにくい。老人たちの拠点は月面だ。唯一の切り札であるmark6もそこにある。地上には疎い連中だよ。何か行動を起こすとしたら、少なくとも弐号機が見つかってからだろうな」
343: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 16:13:16.50 ID:???
冬月「で、碇。実際のところ、弐号機は見つかっているのか?」
ゲンドウ「未だ行方は不明のままだ。あれだけの大きさのものを隠し通そうとするなら、個人では恐らく無理だろう。どこかの組織とつながっていると考えて間違いない」
冬月「」フッ…
冬月「つまりは見つかっているという訳か。だが、あそこが相手ではこちらも迂闊に手出しは出来ん。しばらくは三者で綱の引き合いになりそうだな」
ゲンドウ「未だ行方は不明のままだ。あれだけの大きさのものを隠し通そうとするなら、個人では恐らく無理だろう。どこかの組織とつながっていると考えて間違いない」
冬月「」フッ…
冬月「つまりは見つかっているという訳か。だが、あそこが相手ではこちらも迂闊に手出しは出来ん。しばらくは三者で綱の引き合いになりそうだな」
344: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 16:41:03.39 ID:???
加持「ノア…。ネルフに敵対する非公式な組織の1つ。その中でも最も大きな組織か…」
内務省連絡員「主にエヴァ建造に参加してない国の上層部によって動かされている。使徒の数も残り少なくなった今、強硬策に出ても少しも不思議ではない」
加持「エヴァは今、核兵器とほぼ同等の扱いですからね。汎用性や国土への影響、人道的な見地から見れば、核兵器よりもよっぽど有用だ。エヴァが一機あれば小国ぐらい滅ぼすのも訳ない。いやはや、厄介なものを作りだしたものだ、というところですかね?」
内務省連絡員「余分なお喋りはいい。それで今回の件、引き受けるか引き受けないか、どちらだ」
加持「断れば、僕には死が待っているんでしょう? 引き受けざるを得ないですよ。仮に気が進まなくても、ね」
内務省連絡員「では、上にはそう伝えておく。健闘を祈る」スッ、スタスタ…
加持「…」
加持「…」
加持「やれやれ…。ネルフのスパイの後は、別の組織のスパイとはね…。これも運命の1つというものかな…」
内務省連絡員「主にエヴァ建造に参加してない国の上層部によって動かされている。使徒の数も残り少なくなった今、強硬策に出ても少しも不思議ではない」
加持「エヴァは今、核兵器とほぼ同等の扱いですからね。汎用性や国土への影響、人道的な見地から見れば、核兵器よりもよっぽど有用だ。エヴァが一機あれば小国ぐらい滅ぼすのも訳ない。いやはや、厄介なものを作りだしたものだ、というところですかね?」
内務省連絡員「余分なお喋りはいい。それで今回の件、引き受けるか引き受けないか、どちらだ」
加持「断れば、僕には死が待っているんでしょう? 引き受けざるを得ないですよ。仮に気が進まなくても、ね」
内務省連絡員「では、上にはそう伝えておく。健闘を祈る」スッ、スタスタ…
加持「…」
加持「…」
加持「やれやれ…。ネルフのスパイの後は、別の組織のスパイとはね…。これも運命の1つというものかな…」
345: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 17:43:07.94 ID:???
ー病院ー
ミサト「そう…。加持の行方、まだ掴めてないんだ…」
マヤ「はい…。それに先輩もずっと幽閉されたままですし…」
ミサト「その様子だと、私もここを退院したらすぐに幽閉されそうね。怪我が思ったよりも深かったのは、不幸中の幸いと言うところかしら」
マヤ「先輩、いつになったら幽閉が解けるんでしょうか…。私、もう心配で心配で…」グスン…
ミサト「大丈夫よ、って言いたいところだけど、今回ばかりは気休めを言いにくい状況ね。エヴァの新たな建造計画がない今、リツコの存在はそれほど重要視されないでしょうし…」
マヤ「私、どうすれば…」
ミサト「私の方でもちょっと考えてみるわ。とりあえずあなたはそのままでいて。それで何か新しい情報が入ったら教えて。頼んだわよ」
マヤ「はい…」では、私は仕事があるのでこれで…。失礼します」ガチャ、バタン…
ミサト「…」
ミサト「…」
ミサト「最悪、ネルフから離れる決断も必要になってくるかもしれないわね」
ミサト「そう…。加持の行方、まだ掴めてないんだ…」
マヤ「はい…。それに先輩もずっと幽閉されたままですし…」
ミサト「その様子だと、私もここを退院したらすぐに幽閉されそうね。怪我が思ったよりも深かったのは、不幸中の幸いと言うところかしら」
マヤ「先輩、いつになったら幽閉が解けるんでしょうか…。私、もう心配で心配で…」グスン…
ミサト「大丈夫よ、って言いたいところだけど、今回ばかりは気休めを言いにくい状況ね。エヴァの新たな建造計画がない今、リツコの存在はそれほど重要視されないでしょうし…」
マヤ「私、どうすれば…」
ミサト「私の方でもちょっと考えてみるわ。とりあえずあなたはそのままでいて。それで何か新しい情報が入ったら教えて。頼んだわよ」
マヤ「はい…」では、私は仕事があるのでこれで…。失礼します」ガチャ、バタン…
ミサト「…」
ミサト「…」
ミサト「最悪、ネルフから離れる決断も必要になってくるかもしれないわね」
346: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 17:45:09.70 ID:???
ー翌日ー
ーネルフ本部ー
ビィーー!! ビィーー!! ビィーー!!
日向「パターン、青! 使徒です!!」
ーネルフ本部ー
ビィーー!! ビィーー!! ビィーー!!
日向「パターン、青! 使徒です!!」
347: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 17:59:58.05 ID:???
冬月「当たり前の事だが、向こうはこちらの都合など構ってくれんか…。すぐに初号機と零号機を発進させろ! 総員第一種戦闘配置だ!!」
ゲンドウ「待て!」
冬月「碇?」
ゲンドウ「総員第二種戦闘配置だ。初号機はジオフロント内ではなく外に配置してそのまま待機。零号機は発進の必要性はない」
冬月「何故だ、使徒が来てい――」
青葉「使徒の位置、判明しました! ですが、これは…!!」
冬月「どうした! どこに現れた!」
青葉「月面です!! 月面のタブバベースです!!!」
冬月「何だと!?」
ゲンドウ「…」
冬月「碇、お前、まさか…!」
ゲンドウ「…」ニヤリ
ゲンドウ「待て!」
冬月「碇?」
ゲンドウ「総員第二種戦闘配置だ。初号機はジオフロント内ではなく外に配置してそのまま待機。零号機は発進の必要性はない」
冬月「何故だ、使徒が来てい――」
青葉「使徒の位置、判明しました! ですが、これは…!!」
冬月「どうした! どこに現れた!」
青葉「月面です!! 月面のタブバベースです!!!」
冬月「何だと!?」
ゲンドウ「…」
冬月「碇、お前、まさか…!」
ゲンドウ「…」ニヤリ
348: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 18:09:49.22 ID:???
ー月面ー
ピカッ!!
ヂュドォーン!!!!!
月面基地員「バカな! 16層もある装甲板が一瞬で!?」
月面基地員「なんて力だ…」
第十使徒『…』
ピカッ!!
ヂュドドドドドドーン!!!!!
月面基地員「駄目だ!! この基地はもう持たない!!!」
ピカッ!!
ヂュドォーン!!!!!
月面基地員「バカな! 16層もある装甲板が一瞬で!?」
月面基地員「なんて力だ…」
第十使徒『…』
ピカッ!!
ヂュドドドドドドーン!!!!!
月面基地員「駄目だ!! この基地はもう持たない!!!」
349: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 18:28:20.54 ID:???
ーEVA mark6、エントリープラグ内ー
カヲル「…流石はお父さんだね、まさか零号機のコアをいつの間にか月面衛星軌道上に打ち上げてたとは…。零号機の修復を急がせてたのは、それを気付かさせない為のフェイク…。今、地上にあるのは魂の入っていない抜け殻か…」
カヲル「こうなってくると、先の月面視察もこちらが本命のようだね。第十使徒がジオフロント侵入を最優先の目的としている以上、無防備なコアのみがあればそちらを狙うのは自明の理…。新しい死海文書はやはりお父さんの手の中にある、か…」
カヲル「碇シンジ君。やはり、君のお父さんは人間の王だね。目的の為には手段を選ばないどころか自ら罪を背負う事もいとわないとは…」
カヲル「…流石はお父さんだね、まさか零号機のコアをいつの間にか月面衛星軌道上に打ち上げてたとは…。零号機の修復を急がせてたのは、それを気付かさせない為のフェイク…。今、地上にあるのは魂の入っていない抜け殻か…」
カヲル「こうなってくると、先の月面視察もこちらが本命のようだね。第十使徒がジオフロント侵入を最優先の目的としている以上、無防備なコアのみがあればそちらを狙うのは自明の理…。新しい死海文書はやはりお父さんの手の中にある、か…」
カヲル「碇シンジ君。やはり、君のお父さんは人間の王だね。目的の為には手段を選ばないどころか自ら罪を背負う事もいとわないとは…」
350: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 18:38:54.23 ID:???
カヲル「」フッ…
カヲル「まあいいさ。僕も老人たちの掌の中で踊り続けるのもいい加減飽きてきたところだしね。僕は僕で好きなようにやらせてもらうよ」
カヲル「それにしても、シンジ君。君は四度目の世界でようやくお姫様を選んだんだね。嬉しいよ」
カヲル「僕はいつでも君の幸せを願ってるよ。例えこの身が別のものに変わろうともね」
カヲル「まあいいさ。僕も老人たちの掌の中で踊り続けるのもいい加減飽きてきたところだしね。僕は僕で好きなようにやらせてもらうよ」
カヲル「それにしても、シンジ君。君は四度目の世界でようやくお姫様を選んだんだね。嬉しいよ」
カヲル「僕はいつでも君の幸せを願ってるよ。例えこの身が別のものに変わろうともね」
351: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 18:56:08.92 ID:???
カヲル「さあ、それじゃあ行こうか。アダムの分身、そしてリリンのしもべ。新しい世界の扉を開けに」
EVA mark6『!!』キュピーン!
カヲル「シンジ君。今度こそ君を幸せにしてみせるよ」
ロンギヌスの槍『』ガシッ
EVA mark6『!』グッ…。ググッ…
EVA mark6『!!』ブンッ!!!!!
ロンギヌスの槍『!!!』ビュンッ!!!
第十使徒『!!!!』
ズサッ…!!!!!
第十使徒『!!!!!』
ピカッ…
第十使徒『………』ヂュドォーン!!!!
カヲル「さようなら、第十使徒…」
続く
EVA mark6『!!』キュピーン!
カヲル「シンジ君。今度こそ君を幸せにしてみせるよ」
ロンギヌスの槍『』ガシッ
EVA mark6『!』グッ…。ググッ…
EVA mark6『!!』ブンッ!!!!!
ロンギヌスの槍『!!!』ビュンッ!!!
第十使徒『!!!!』
ズサッ…!!!!!
第十使徒『!!!!!』
ピカッ…
第十使徒『………』ヂュドォーン!!!!
カヲル「さようなら、第十使徒…」
続く
352: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 19:06:29.17 ID:???
ー次回予告ー
壊滅し、その機能を果たさなくなった月面のタブバベース
EVA mark6と共にいづこかへと去っていったそのパイロット
依然として見つからないままのEVA弐号機
ネルフ接収を試みるも失敗に終わったゼーレ
人類という希望をのせた舟は一体どの方角へと向かおうとしているのか
次回、新劇場版エヴァンゲリヲン『Q』ではなく『急』!
この次も、サービス、サービスゥ!
壊滅し、その機能を果たさなくなった月面のタブバベース
EVA mark6と共にいづこかへと去っていったそのパイロット
依然として見つからないままのEVA弐号機
ネルフ接収を試みるも失敗に終わったゼーレ
人類という希望をのせた舟は一体どの方角へと向かおうとしているのか
次回、新劇場版エヴァンゲリヲン『Q』ではなく『急』!
この次も、サービス、サービスゥ!
353: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 19:11:08.78 ID:???
って書いたはいいけど、ここで本当におしまい。
これ以上はもう本当に書かないし、書けないw
最後に少し駄文を書きたいんで、ちょっとの間、使わせてもらうね
これ以上はもう本当に書かないし、書けないw
最後に少し駄文を書きたいんで、ちょっとの間、使わせてもらうね
354: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 19:24:44.34 ID:???
まずは、相変わらず消化不良のまま終わってしまった事を謝るね。二回目のやり直しの時にここまで書こうと思って決めてたんで、そこは許してほしい。
最初は完全にネタSSのつもりで、二回目の続き以降はアスカがあの日1日素直になった事によって、世界がもう少し変わってもいいんじゃないかと思って書かせてもらったよ。
結果、シンジは参号機との戦いの時に、「アスカと戦わない」じゃなくて「アスカを救いたい」を選択した事によって、もう1つの世界が出来上がったって考えてもらえばいいかな。
Qでは幸せになれなかったアスカだけど、こっちの急では多分幸せになってくれると思う。続きは脳内補完してもらえればいいかと。
最初は完全にネタSSのつもりで、二回目の続き以降はアスカがあの日1日素直になった事によって、世界がもう少し変わってもいいんじゃないかと思って書かせてもらったよ。
結果、シンジは参号機との戦いの時に、「アスカと戦わない」じゃなくて「アスカを救いたい」を選択した事によって、もう1つの世界が出来上がったって考えてもらえばいいかな。
Qでは幸せになれなかったアスカだけど、こっちの急では多分幸せになってくれると思う。続きは脳内補完してもらえればいいかと。
355: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 19:31:52.85 ID:???
途中、エヴァ板で書くんじゃなかったな、って思ったのは、設定やら世界を色々と無視してしまった事なんだよね…。まあ、そこはSSって事で許してほしい。ごめんよー。
あと、マリのセリフが違和感ありまくりで…。加持さんの呼び方もわからなかったので悩んだ挙げ句呼び捨てにしてまったよ…。それが一番違和感なく思ったんだけど、実際なんて呼んでるんだろう? 知っている人がいたら教えて。
あと、マリのセリフが違和感ありまくりで…。加持さんの呼び方もわからなかったので悩んだ挙げ句呼び捨てにしてまったよ…。それが一番違和感なく思ったんだけど、実際なんて呼んでるんだろう? 知っている人がいたら教えて。
356: 名無しのアスカ好き 2013/03/30(土) 19:39:35.50 ID:???
長文、駄文、申し訳ない。
ここで本当に終劇。最後まで付き合ってくれた人、本当にありがとう! これしか言葉が出ないんだよ。本当に嬉しかったし、書いてて楽しかった。
またSSを書くかはわからないけど、しばらくはこの板にいつかせてもらうつもりなんで、見かけたらなまあたたかい目で見てあげてww
このスレは落とすなり、雑談スレとして使うなり、お好きに使って。
残ってるようだったらまた遊びにくるよ。
みんな、本当にありがとね!!
ここで本当に終劇。最後まで付き合ってくれた人、本当にありがとう! これしか言葉が出ないんだよ。本当に嬉しかったし、書いてて楽しかった。
またSSを書くかはわからないけど、しばらくはこの板にいつかせてもらうつもりなんで、見かけたらなまあたたかい目で見てあげてww
このスレは落とすなり、雑談スレとして使うなり、お好きに使って。
残ってるようだったらまた遊びにくるよ。
みんな、本当にありがとね!!
357: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/30(土) 20:09:01.37 ID:???
おつおつ
358: 名無しが氏んでも代わりはいるもの 2013/03/30(土) 20:15:00.48 ID:???
乙です
1001: 名無しネルフ 2012/11/12(月)00:00:00.00ID:eva